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【意識高い系でしょ?】Apple嫌いだった私がなぜApple信者となったのか

「はいはい、意識高い系ね」

私は当時、Macユーザーのことをそう見ていました。

なんでわざわざ大多数が使ってるWindowsではなく互換性に問題のあるMacを選ぶんだよと。
お前みたいな奴がチームにいると迷惑だろがと。


特にスタバです。
スタバでMacBookを広げてる奴。特に『背面のリンゴ』を光らせているヤツ。


「どーせろくな仕事してねーだろ笑」と。
そもそも、なぜわざわざスタバで、なぜわざわざMacを、なぜわざわざ人前で、なぜわざわざリンゴを光らせる必要があるのか。
私には到底理解できませんでした。


「宗教かよ。」
「まず光らせんな。イタすぎ。」
「俺はあんな意識高い系には絶対ならねー。」
Windowsでいーじゃん、何も困ってねぇんだから。」
「一生、Macなんて購入しねー。」



本気でそう思っていました。

転機『Macタダであげる事件』

しかし、ひょんなことから、
Macを手に入れてしまうことになりました。


ある日、いきなり私の使っているWindowsのPCが壊れたのです。

しかもそのタイミングで、友人から「買い替えのため、型落ちのMac(MacBook Pro)を譲ってくれる」という話が舞い込んだのです。


壊れてしまった今、PCは無いと困ります。
そして当時は貯金も少なかったので「まぁタダならいいか」と。

若干の嫌悪感はありましたが、友人に譲ってくれと頼みました。
#焼肉をおごりました



そんなこんなで、
MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)が目の前に運ばれてきたのです。
#よりによって背面のリンゴが光るやつ

出会って3秒で...

「なんか恥ずかしーな」と思いつつ、箱を開けます。


しかし、現物を初めて見た瞬間、



「かっこいいな」



と思いました。


これが私がMacと出会った瞬間でした。




予算を度外視したアルミ削り出しの流動的なデザイン。
当時のWindowsノートPCラインナップにはまず並ばないでしょう。


シンプルに美しいなと思いました。

起動させた。すると...

起動ボタンを押しました。


すると、
突然「背面のリンゴ」が光りました。








「かわいいな・・・///




と思いました。




そうです。
あんなにMac嫌いだった私ですが、
『起動した瞬間、恋に落ちてしまっていた』のです。
#ちょちょちょ、
#
どんだけ~〜!
#
アンチどこ行った
#
バカと呼んでください
#
好きになるのに理由はいらない



※後に筆者は当時の出来事を「リンゴの光の洗礼を受けた」と語っています。


iPhoneとの連携機能に感動。そして...

そこからは早かった。

MacBookが日常生活に溶け込み始めてまず思ったのは、iPhoneとの連携機能がすごく便利だな」ということです。


まずAppleデバイス間のワンタッチ高速データ転送機能である「AirDrop」。
これが本当に便利。
スマホとPCで「高速かつ無線でのデータやりとり」が可能となり、革命が起きました。


Windows PCの時は「USBケーブル」を使っていたのですが、「ケーブルを使ってデータのやり取り」していた常識を打ち壊された瞬間でした。
しかもワンタッチ!操作がシンプル。うーん、マンダム。


その他、
「写真アプリ」や「メモ帳」そして「リマインダー」「連絡先の同期」「iCloud」など。
『データの一括管理』とでもいいましょうか
Appleの標準機能だけで、ありとあらゆるiPhoneで入力した情報や写真が全てMacBookに共有されているという。

しかも自動で!




「めちゃくちゃ便利やないかい」と。




当時の自分にとっては「音を立てて人生が変わる日々」が続きました。

ソフトウェアのシンプルさよ

特に私が驚いたのは”GarageBand”です。

筆者は趣味で楽器のレコーディングや作曲をやるのですが、アップルの音楽制作ソフトウェアである『GarageBand』が本当に使いやすい。

なんと、初めて使ったその日に曲が形になってしまったのです。


今までのイメージだと、楽曲ソフトウェアはとても操作が難解で高額。
敷居が高く、初心者殺しもいいとこです。



「何て使いやすいんだ。」
「しかもこれが無料で使えるなんて・・・」
と感動したのを覚えています。



Windowsを見る景色が変わった

しばらくMacを使ってからWindowsを使う機会があったのですが、こう思いました。

「あれ、使いづらい・・・。」
「かゆいところに手が届かないな・・・」と。

連携機能が...

特にiPhoneユーザーの方なら間違いなくそう思うかと。
『とにかく連携してくれない』のです。

例えばスマホで作成した文章をPCで確認したいとき。
PCで作成したユーザー辞書単語をスマホで使いたいとき。
スマホで撮った写真をPCで使いたいとき。

いちいち操作が必要です。
スマホとPC、どちらも2重でデータを入れておかなければなりません。


アップルの『データの一括管理』に感動した反動がここで出るようになります。

カスタマイズ性という名の...

ソフトウェアが複雑と言う問題も顕在化しました。

分かります。
「機能が豊富でカスタマイズ性が高い」のがWindowsやアンドロイドの魅力であることは知っています。

がしかし、
アップルのシンプルで洗練されたユーザーインターフェースを体験してしまった今、こう思ってしまう自分がいました。


「あれ、windwosとかアンドロイドって、カスタマイズ性が高いを謳っているけど、
自由度が高いという名の『ユーザーへのデザイン丸投げ』じゃね??」と。。。



メリットであったはずの「機能の豊富さとカスタマイズ性の高さ」が逆にデメリットと感じるようになってしまったのです。


理由もなくアップルを毛嫌いするのはもったいなかった

これらの理由から、
過去の私は「とてももったいない時間を過ごしたな」と後悔しています。


アップル毛嫌いする気持ちも分かります。
なんか嫌な感じがするんですよね。
以前の私もそうでした。

しかし、いきなり「意識高い系」とレッテルを貼り、
使ったこともないのにアレコレ勝手な意見を言うのは不毛な時間だったなと。
また、純粋にMacユーザーに対しても失礼だったなと。



ラインナップが多すぎてどのPCが良いかわかりづらいWindowsと違い、Apple製品は選び方さえシンプル。
そしてサポートも丁寧です。

逆にパソコンに詳しくなければないほど、Apple製品を使うべきとすら思います。


Appleはデバイスではなく「感動体験」を売っている

アップルは「顧客がどんな商品をほしがっているか?」を考えるのではなく、
「どんな製品だったら顧客は圧倒的に感動するだろうか?」といった視点で製品の開発を進めていると言います。


アップルが昔から最重視していたものは、
iPhoneやMacなどのデバイスそのものではなく「ユーザーエクスペリエンス」

アップルはデバイスではなく「感動体験」を売っていたのです。


どうすれば我々が感動するか、徹底的にデザインしてくれているんですね。




これは「スターバックス」の経営理念も一緒です。
スタバはコーヒーを売るのではなく、「心地よく過ごしてもらう第三の居場所」を売っています。

だからMacユーザーはスタバに集まるんですね。
理念にも共感出来るし、何よりも居心地がよい。


ある種の魔法

Macは一度使ってしまえばファンがどんどん増えてしまうのも頷けます。

私自身、いつも新しいアップル製品のテクノロジーには感動させられっぱなしですし、
なによりもアップルのデバイスを使っていると日々が本当に楽しい。

ここには書ききれないほどのまさに魔法のような体験をすることができます。



その結果が、「時価総額世界最大の企業」という大きな成果に現れているのでしょう。


まとめ『言いたいことはこれだけ』

今の私から言いたいことはこれだけです。


まずは「実物を使ってみてほしい」


きっかけはなんでもいい、
とにかく「実物を使ってみてほしい」
です。




以上です。

この記事があなたの『感動体験』に少しでも寄与できれば幸いです。




最後までご覧いただきありがとうございました。
ステキな一日をお過ごしください💡



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