マガジンのカバー画像

食 エッセイ🍞

29
食べ物に関するエッセイのまとめです。
運営しているクリエイター

記事一覧

言葉通りの優しい甘み(エッセイ)

言葉通りの優しい甘み(エッセイ)

絵本の原画展からの帰り、スリーコインズに寄ってみた。

沢山の商品が優しく並べられている中にお菓子のコーナーはあった。

シンプルなパッケージデザインで、お値段もリーズナブルに感じるお菓子のラインナップに、私の気分は少し上昇。

どれも惹かれるお菓子の中で、私の目を1番に惹いたのがこちらのお菓子。

量も55g入っていてお値段税別150円。

グッジョブ( ̄ー ̄)b!

私は大人でありながら、卵ボ

もっとみる
味覚の鈍りを頼りに、鉄分を摂取する(エッセイ)

味覚の鈍りを頼りに、鉄分を摂取する(エッセイ)

どうしても苦手だった食べ物がある。

頑張って!体の為。と思っても、一口食べた瞬間に、口に入れた事を後悔してしまう。

そんな食べ物。

……その名は『レバー』

肝臓である。

私はどうしてもレバーを食べられなかった。

食べた瞬間の独特の香り、そして、何より嫌だったのが、レバーを噛んだ時に伝わるあの食感…っ!

ねと〜っとした、ベタ〜っとしたようなあの食感……。

あれは……本当に無理だった。

もっとみる
魚の食べ方事情(エッセイ)

魚の食べ方事情(エッセイ)

単刀直入に言おうと思う。

『私は、焼き魚があまり好きではない』

魚と肉だったら肉を選ぶし、お刺し身や煮魚は好きだけれど、焼き魚だけは……得意ではない。

そしてつい最近にも、私の魚嫌いをレベルアップさせてくれた出来事があったが…割愛。

いつから嫌いだな〜と思う様になったのか覚えていないが、とにかく『魚の骨』が嫌い。『食べ辛い』のが嫌い。
『焼き方』が難しいのが嫌い。『調理の仕方』が難しいから

もっとみる
食パンでジャンキーに(エッセイ)

食パンでジャンキーに(エッセイ)

「ん、ま〜〜〜いっ!!!」

ジャンキーシリーズ再び!

リターンズ!!

小腹が空いた。けれど、食べられるお菓子はなく、あるのは冷凍の食パン。

食パンを見ると思う、あの誘惑。

美味しく魅惑な誘惑。

好きな給食ランキングで、必ず上位に食い込んでくるあの食べ物。

そう……。揚げパンっ!!!!

それを食パンでラスクみたいにして食べたいという私の欲求が頭に満たされていく。

でも………パンと一

もっとみる
お手本になる給食室で(エッセイ)

お手本になる給食室で(エッセイ)

少し前に話題になっていた『給食人気メニュー』

世代ごとの人気メニューだった給食を、イメージで政府がSNSで紹介していたものだ。

私はニュースでその事を知ったのだが、世間の反応はあまり好ましいモノではなかった様に思うし、今の小学生が実際に提供されている給食の画像を見て、「えっ!?少ない!」と衝撃を受けたのも事実。

そして思った。

私が食べていた給食って、嫌いなメニューや苦手なメニューはあった

もっとみる
常備菜にしておきたいっ!(エッセイ)

常備菜にしておきたいっ!(エッセイ)

いつもの様に、使う野菜は切る前に水洗い。水を滴らせた茄子は、瑞々しさに拍車がかかった様に、水の雫が輝いている。

私は、そんな茄子の料理で、これなら常備菜にしたいっ!我ながら美味しい!!と感じた料理を作れた。

と、言いつつ、『揚げ浸しもどき』なんですけれど(笑)

茄子を半月状に切り、少し多めにひいた油が入っているフライパンに入れる。

焼き色を付けてから少し蓋をして蒸してクタクタにしたら、予め

もっとみる
勝手なイメージなんだけど(エッセイ)

勝手なイメージなんだけど(エッセイ)

最近、夏に旬を迎えている夏野菜が、グングン元気に並ぶようになってきた。

そんな夏野菜を見て、私はこんな事を思った。

「夏野菜って、何か、瑞々しくて元気!ハツラツ!!って感じ」

(ここからは、独断と偏見です)

夏という季節のイメージがそう思わせているのかもしれないが、夏野菜の代表格
「ナス」「トマト」「きゅうり」「ピーマン」は、何処か収穫されてもなお、 瑞々しさを感じるし、元気に見える。

もっとみる
出会ってはいけなかった(エッセイ)

出会ってはいけなかった(エッセイ)

もう戻れない。
私は…もう戻れない。

もう、お手軽なお値段の『そうめん』に、私は戻れない!!(笑)

何故って……?

………絶対的なそうめんの王様(私の中で)の『揖保乃糸』に出会い、その味を知ってしまったから……つ!!!

何なのだ!あの!揖保乃糸の美味しさは!!

始めて食べた時の私が、雷の様な衝撃を受けた事は言うまでもない。

茹で上がった麺を水で締める。

水に触れさせている時のそうめん

もっとみる
作ってる時のお楽しみ♪(エッセイ)

作ってる時のお楽しみ♪(エッセイ)

私はクリスマスになると、スーパーなどでケーキは買わず、デザート商品を販売しているお店の直売所で、不揃いのスポンジを購入し、他の材料をスーパーなどで揃えてケーキもどきを作っている。

『質より量』の私は、自分が作るケーキで充分満足する。

材料費は多く見積もって2000円弱。

とってもリーズナブルである。

🧁🧁🧁
そんな私、ケーキを作っている、といっても、スポンジの切れ端をケーキに形成して

もっとみる
絶品だった夏の足音(エッセイ)

絶品だった夏の足音(エッセイ)

祖母の赤紫蘇ジュースは絶品だった。

けれど、そんな絶品だった祖母の赤紫蘇ジュースは、もう二度と飲む事は出来ない。

赤紫蘇ジュース飲みたいな〜なんて思った私がそんな気分になった時に作り始めるのが、自分で作る赤紫蘇ジュースだ。

 私が祖母の赤紫蘇ジュースと出会ったのは、小学生くらいの頃だったと思う。どんな経緯で赤紫蘇ジュースを飲む事になったのかは覚えていないものの、祖母の赤紫蘇ジュースは本当に美

もっとみる
小ネギ自家栽培(エッセイ)

小ネギ自家栽培(エッセイ)

自家栽培と言っても、種からとか、そんな大層なものではなく…スーパーで小ネギを買って包丁で切っていくと根本の部分が残る為、この残った根本の部分を土に植えいき、頭が少し出てる状態で暫く置く。

すると、また少しずつネギの青い部分が伸びてくるのだ。

(周知の事実……(笑))

寒暖差が、まだ少しあるこの季節。

それでも、植えた小ネギは少しずつ、少しずつ伸びて成長していく。
温かい日には一気にグーン!

もっとみる
煮崩れが、私は好き。(エッセイ)

煮崩れが、私は好き。(エッセイ)

肉じゃがやカレー、煮っ転がし。

皆さんは、その中に入っている『じゃがいもの煮崩れ』好きですか?嫌いですか?

私は煮崩れ大好きなのだが、テレビでのインタビューを前に見ていた時、思った以上に煮崩れ否定派の方が多くて驚いた。

『えっ……。煮崩れって、苦手な人多いんだ……』

私は中々の衝撃を受けた。

私が、肉じゃがやカレー、じゃがいもの煮物を作る時は、わざと煮崩れを起こさせるし、なかなか煮崩れが

もっとみる
憧れて、食べた日(エッセイ)

憧れて、食べた日(エッセイ)

益田ミリさん作『僕の姉ちゃん』

ドラマ化もされた作品だ。

私はこのドラマの中で、「姉ちゃん」こと「ちはる」さんが作中で食べていたお菓子。

『ホワイトロリータ』に目が行った。

原作の中では登場しない、ドラマオリジナルで、よく登場するお菓子なのだが、私は、姉ちゃんが食べていたこの『ホワイトロリータ』に物凄く惹かれた。

『ホワイトロリータ』と同じ種類のお菓子は食べたことがあったが、『ホワイトロ

もっとみる
好きになる。じゃなくて、もはや惚れる(エッセイ)

好きになる。じゃなくて、もはや惚れる(エッセイ)

温かくも風が少し強い日に訪れたイベントで、列をなしている出店屋さんがあった。

あまり列が長いと、諦めて購入しない事が多い私と、一緒に来ていた父母だが、この時販売されていた食品がどら焼きであった為、並んで購入してみることに。

列になっているといっても何百人並んでいる訳ではなく、20人弱の列。

それでも周りのお店に比べ、人の列は多かった。

どら焼きはどれも珍しいメニューのどら焼きばかり!

もっとみる