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新生MILLENNIUM PARADEの新曲”GOLDEN WEEK”最速感想(追記あり)

本日、King gnu(キングヌー)常田大希率いる新生ミレニアムパレード(ミレパ)の第一弾シングルとなる「ゴールデンウィーク」が公開された

そもそも周知の通りゴールデンウィークというのは5月の連休(これも日本だけ)に映画の興収が跳ね上がることから映画業界によって名付けられ、一般化された和製英語なので英語圏では全く通じない言葉なのだけど、

これを世界デビューの曲において使うのは皮肉やユーモアが効いてていい

さて肝心の楽曲だけど、うん、格好いい
というか正直「誰?」という感じでこれまでのと印象が違う

ボーカルもいつものermhoiでもないし、常田でもなくマジ誰?って感じで。
世界狙うためにermhoi外すなら違う気がするが。

今までの常田音楽はどこか内省的でシリアスかつ暴力的、と言う感じだったのが、単純になんか「明るい」

サウンドの印象としては南米とかラテンミュージック系の印象で、それを洗練化しているという点でAVICII(アヴィーチー)とかのダンスミュージックを彷彿させる。

そしてどうやら共作とのこと。
追記:どうやらグラミー賞受賞アーティストにも携わる、多方面で活躍するBelievveというアーティストとのコラボらしく
...…やっぱそうだよね)

なるほど、やはりこのビートなりは海外寄りだし、そこら辺は作曲に海外の作曲家を取り入れて一気にメジャーになったワンオクロック的だと思った。

彼らも共作でるろ剣主題歌の”THE BEGINNING “を書いて大ブレイクを果たしたのは記憶に新しい。
それ以降も作曲は確か全て共作で海外でも活動し、日本ではドームクラスのバンドであり続けている。
そして僕は共作とは書きつつ

これほぼ海外の人が書いてるよな?

と思ってる。
それまでと音楽性全然違うから。

確かに曲はカッコいいんだけど、ワンオクにしろ正直「ズルくない?」と僕は思ったし、それで売れても嬉しいのかな?という気はしているので、常田がどう思っているのかは気になる。

これまでと違ってビートも効いてて、よりダンサブルで何より明るい陽性の音楽。
ノリはいいしウケもよさそうだけど、これまでの常田音楽とは結構違うのでファンとしては戸惑いも勿論ある。

常田印が薄めなので、これが常田大希の音楽だと言われると「違う」と思っちゃうんだよな。
何より共作だしね。

新生ミレパは別人になったくらいの印象で、世界デビューにあたってそれもあってか少し改名したのも頷けるけど、なんだか曲自体にもやはり微妙な気持ちも正直ある。
薄味というかさ。

ただ、僕が最近書いた記事

と違って、明らかに世界を狙えるサウンドにはなってるんじゃないかとは思う。(何様だよ

とはいえ、”GOLDEN WEEK”みたいなダンスサウンドって、日本のポップミュージック界では珍しくとも、上記のAviciiをはじめとして欧米ではDua LipaBeyoncéあたりのメジャーアーティスト、なんならK-POPも取り入れてて

「物真似じゃん!よくあるやつじゃん!日本人っぽくないじゃん!」

とか言われてしまう気もするので、海外の反応が気になる。

そしてこの共作路線は続くのか。
ワンオクと同じになってしまうのか!?
(ならないで欲しい)

とりあえずまだ一曲。今後にもやはり要注目だ。


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