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競技のレベルが上がってきているお話

中秋の名月ご覧になりましたか?
めちゃくちゃ綺麗でした。

「月が綺麗ですね」と嫁に言ってみたのですが、無視されたので「夏目漱石知ってる?」と聞いたら

「知ってる上で無視してる」

ということでした。

まぁこれは置いときましょう。

最近学生の大会を見てて、本当にレベルが上がってきているなぁ。というお話です。

大学生のコーチもしています

レスリングを色々な方に教えさせていただいてますが、基本的には有元は近畿大学のコーチをしています。
学生に舐められることも多いですが、その分若さを頂いています。
あとは壊れないおもちゃ感覚で全力でタックルさせて頂いています。後輩の胸、借りとります。

何度も言ってますが、学生のレベルはかなり高いと思います。
技術的にも僕より緻密で、技のキレも半端ないです。毎回、有元は怪我をするかしないかの瀬戸際を走っています。
技もどんどん進化していて、有元は浦島太郎か、波紋で戦っていたジョジョさながらのポジションとなっております。

それに僕は今の学生の雰囲気も大好きです。大半がレスリングが好きそうなので。
前にも言いましたが、その競技が好きなのが強くなりやすい重要な要因だと思っています。

学生の時のお話

自分の話するのはかなりキモいのであまりしたくないですが、僕が鼻水垂らしていた学生の時は、そこまで皆んながレスリングや練習が好きではなかったみたいです。
僕もそこまで好きではなかったですが、それより負けず嫌いやったので、練習はしてました。

朝練もしてましたが、そこまでチームが精力的ではなかったです。雨が降ったら行きの電車で突然オフになった連絡が来たりして、1人で練習して帰ったりしてました。
夜は練習終わったらだいたい打ち込みか、走るか、筋トレをしてました。

高校の時は朝練前に毎日6時半から1人で走ってから朝練するのを習慣にしてたので、そこまで1人で練習するのに抵抗はなかったです。
今は絶対出来ないけど。

練習相手も、同期が強くてスパーリングしてくれるから良かったですが、全国で上位入賞する選手が同じ大学にいたわけじゃなかったので、手探りで練習して、定期的に関東に行って試す、ようなサイクルを取ってました。

1人で練習をしてることが多かったので、それなりにキモかったと思います。
今もキモいけど。

しんどかったですけど、そこまで苦しくはなかったです。推薦で入学してたので、それをするのが当たり前やと思ってました。
あとはそれで結果がついてくるのが途中からわかったのでしんどいけど、嫌ではなかったという印象です。

そして負け続けてきました。
世の中甘くなかった。
あァァァんまりだァァアァ

今は今で競技レベルが上がって大変そうです

少し前の雰囲気に比べると、今の学生は羨ましいと思います。
レスリング好きな人が多いから、打ち込みを頼めばしてくれる人がいます。
いや、当時僕が嫌われてたのもあるのか。まぁそれは置いといて。

僕は近年、他の競技の例に違わず、レスリングの競技レベルが上がってきていると思っています
高校生が全日本選手権を優勝したり、中学生で世界で大活躍して帰ってくるような、卓球や水泳で起きていることがレスリング界でも起こっています。
時を止めるディオ系の選手が現れるのも時間の問題です。時間の問題と言うのはたまたま出てきただけで、掛けたわけじゃないです。

僕みたいな工夫のない練習をしてても勝てないレベルかもしれないです。
でも練習はしやすいチームになってると思います。学生ならディオぐらい時間と体力もいっぱいあるので、いっぱい練習してほしいです。

それのためにサポートも出来る限りいっぱいします。
皆んながレスリングガシガシ出来る環境を作ります。一緒に頑張りましょう。

と言うコーチのぼやきの回でした。
自分の話ばっかりですみません。
次は経済の話とかします。

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