見出し画像

組み手の勝ちパターンを模索するお話

11月5日、弾丸名古屋セミナーツアーが無事に終了いたしました。
ツアーのしおりはセミナーの前の日から始まっており、

11月4日
25時:ミルク
28時:ミルク
11月5日
7時:起床&子供と遊びつつ身支度
11時:名古屋へ出発
14時:大人セミナー
16時:キッズセミナー
18時:アマゾンさんとYouTube撮影
18時30分:教則撮影
23時:帰阪
25時:ミルク
28時:子供急に歌い出す&ミルク

5日28時の、子供が急に歌い出すという領域展開により、必中で起床し、その後一時間ほど寝かしつけ試みましたが嫁にパスしたところで力尽きたことを覚えています。特級幼児の実力をマジマジと感じさせられました。

それにしても名古屋セミナーは大盛況でしたし、地方でもレスリングセミナーを受けたいと言ってくださる方が増えていると実感できると、感動の無量空処、感無量です。本当にありがとうございました。
定期的に地方でセミナーも開催させてください。3級レスラーの僕がどこでも飛んでいきます。

キッズのうちからレスリングの領域展開教えます。

今回は久しぶりの変態回ならぬ技術考察回となります。
立ち技の1ページ目、組み手からタックルに繋げるパターンを簡単に説明します。
変態の皆様、良ければ実践してみてください。

組み手の基本的なポジション

まず前提として、組み手のパターンは無限にあるので、真髄に近づけば近づくほど、遠くなる立ち技界の五条悟です。真髄に触れることは至難の業となります。
今回は僕なりに考えた組み手の簡易領域の話です。組み手は沼なのでとりあえず簡単なパターンをお伝えします。

基本的に組み手は内側を取っていると強いと言われています。僕が小さい時に竜宮城で教わった話なので、今はわかりませんが、恐らく内側が強いという基本は変わっていないと思います。
理由としては、内側から相手の腕をこじ開けることができるからです。自分の腕で相手の肘を持ち上げれば自動的に相手の懐が開くような形を作ることができます。
後は内側を取っていれば、基本的に相手の肩に触れるようになるので、タックルに入られにくく、相手をコントロールしやすいからだと思います。

タックルしやすいタイミング

意外と知られていない便利なタイミングで、相手が組み替えした瞬間にタックルに入るとかなりスムーズに入ることができます。

少し瞬間的な描写の説明になるのですが、
自分が内側を組んでいて、相手が外側から内側に組み替えようと腕を内側に入れてきた時(相手の両手はまだこちらの肩に到達していない瞬間)にタックルに入ると、とても上手にタックルをすることができます。タックルのフェイントも同様です。かなり効きます。

僕はクラス中や、大学生とスパーリングしてる時は、このタイミングでタックルしてることが多いです。術式を開示してもタックルできます。
また教えて欲しい方はいつでも聞いてください。いつでも術式を開示します。

相手に腕を置き直させるタイミング

相手が組み手をしようと腕を置いてくる時に、合わせてタックルをするといい感じの両足タックルが決まります。
ここで大事なのは「相手が腕を置いてくるタイミングをこちらから誘導してあげる」ことになります。

またわかりにくい描写の説明になるのですが、
組み手をしていて、こちらの肩を触っている相手の腕を右手で下に弾きます。
そうすると、相手が下に弾かれた左腕でもう一度こちらの右肩を上から触ろうとしてくるので、
肩を触ってきた瞬間、下から右手のひらで相手の肘を押し上げると、相手の左腕がバンザイをするので押し上げながらタックルをします。
僕は右側に頭出すタックルをするので右腕で説明しましたが、反対の人は左右が反対になります。

前にガツガツ出てくる人にタックルしやすい組み手です。便利。
それにしてもわかりにくい説明で申し訳ないです。言うてくださればいつでも直接説明します。

組み手も初めは得意なパターンを探してください

あくまで一例を上げただけなので、一番大事なのが自分のしたい展開に合わせてパターンを作ることです。
逆算するといいかもしれません。ガブリがしたいのであれば、相手の頭の位置を下げる必要があるので、そのためにはどう崩したらいいかなど。
パターンを見つけたら体に染み込むまで打ち込みですね。

結局打ち込みだと思います。より洗練された領域展開を目指して、3級レスラーの僕は組み手の沼を引き続き泳ぎます。臭そうな沼ですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?