着物好きな私。実はひそかに 応援しまくっている人がいる
もはや隠してもいないですが、私は着物や和装が好きです。
着物のコーディネートを考えているだけで、ご飯三杯食べられると思うくらい好きです。
普段はユニクロ・GU・ワークマンプラス(汚れる、汚される前提のチョイス)を着用している田舎の主婦ですが、どこかにお出かけするときは、できるだけ着物や浴衣で行くようにしています。だって着たいし。
そんな私ですが「着物が好きだ」と言えなかった時期がだいぶ長くありました。20年とは言わないが、まぁ、10数年は言えなかったです。
そんな私が「着物が好き」と言えるきっかけをくれた人がいます。
着物スタイリストのうさこまさんです。
今日は私が「着物好き」を封印してから、また「着物好き」と言えるようになるまでのお話をしようと思います。
雑誌「KIMONO姫」との出会い
私は子供のころから着物に興味がありました。サザエさんのフネさんみたく、いつか着物を毎日着るお母さんになりたいな、なんて思っていました。
でも、なかなか着物を着る機会がないまま大人になっていきました。
そんなある日「KIMONO姫」という雑誌が発売されて、ガーーーンと衝撃を受けました。こんな着方があるんだ。カッコいい。私もやってみたいと思いました。当時20歳前後だったかな。
「KIMONO姫」の記事を見つけたので貼っておきます。とにかく、着物にあこがれる女子のバイブルでした。
とにかく可愛い着物の可愛い着方がいっぱい載っていて、20歳前後の私はとにかくウキウキしてこの雑誌を読んでしました。
「着物が好き」を封印
着物が好き。やっぱり、着物を着てみたい。
でも着方も分からないし、どうしようかな、と思っていたら、ある日「上下に分かれた二部式の着物がある」と友人に教えてもらいました。
それなら、着方が分からなくても簡単に着物が着られるよ、と。
「二部式着物、着てみたい」
ウキウキしていた私は、周りの大人にそう言いました。
でも、返ってきた言葉は否定の嵐でした。
「着物を上下に切るなんて、着物に失礼だ」
「そんなふざけた着方があるか」
「着物なんて高価なものを、普段から着るなんて贅沢だ」
そんなに否定されると思っていなかった私は、当時は今よりも豆腐メンタルでしたので、「私が悪いのか」と思ってしまいました。
それ以来「着物を着てみたい」と言う事が怖くなってしまい、ずっと心の奥に閉じ込めたままで過ごしてきました。
着物から遠ざかっていた日々に うさこまさんがやってきた
その後、結婚して、子ども達を授かり、バタバタした日々を過ごしていたら、あっという間に何年も何もしないまま過ぎてましたね。
私が子育てに没頭している間に、世の中はだんだんSNSが発達してきて、私も遅ればせながらFacebookやらMixiをちょいちょいやるようになりました。
スマホを持つようになって、子育ての間にYouTubeを見るようになったんですが、そしたらある日、うさこまさんのチャンネルに出会いました。
あの「KIMONO姫」に出てた子だ‼と思って嬉しくなりました。
洋服の小物とかも上手に使って、とにかくおしゃれで、「この子かわいいなあ」と思っていたうさこまさん。
彼女のYouTubeをチェックするようになって、いろいろ思いを巡らせるようになりました。
好きなことを「好き」って言い続けるには勇気がいる(私にとっては)
好きなことを「好き」って言い続けるって、大事だけど、意外と難しいことなんじゃないかな。私には凄く勇気がいる事でした。皆さんはどうですか?
私は、言い続けることが出来なくて、一度諦めてしまいました。
周りの否定的な言葉に心が折れて「自分がいけないんだ」と思ってしまった。
その後、子育てで忙しいとか、仕事が忙しいとか、いろんなことを言い訳に、ひたすら「着物を着なくていい理由」を探して毎日を送っていました。
でも、私が「KIMONO姫」から遠ざかっていた日々も、うさこまさんはずっと着物を着続けてきたんだな。
しかも子育てされながら。
私よりずっと年下で、こんなに可愛くて、でも、いろんな事を跳ね返して「着物が好き」を体現してきたんだろうな。
凄いな。
だって、私には出来なかったもん。
「着物を着てみたい」という気持ちが出てくると、あの日の大人たちの言葉がよみがえって、ずっと私にブレーキをかける。
着物、着てみる!だって好きだし‼
でも、冷静になって考えれば、あの日私の周りにいた大人たちはもう居ないし、SNSを見れば、いろんな年代、いろんな国の着物好きな人たちが、自由に着物を着ているじゃないか。
「KIMONO姫」で着物の楽しさを知って
うさこまさんのYouTubeやインスタを見るようになって
「やっぱり着物着たい」という気持ちがまた湧いてきて
30代後半になって、少しずつ着物を着るようになりました。時々ですが。
まだ着物歴数年。上手く着れない事もいっぱい。分からないことだらけ。
「こういう時はどういう着物を着ればいいのかな」とか
「帯の結び方が分からん」とか
そのたびに雑誌やYouTubeなどで調べて、こうやって着るんだ、と少しずつ自分の知識を更新。
その後、すなおさん、シーラさん、松永ビリーさん、マドモアゼル・ユリアさん、くまみきさん、シロップさんなど、大好きな着付け講師・着物愛好家の方が増えていき、
「着物楽しい」と、もっと思えるようになりました。
また私に着物の世界を見せてくれるきっかけになった うさこまさん。
めっちゃかわいい。応援しています。
さすがに年齢的に、うさこまさんの真似を100%するのは痛すぎる気がするので自粛していますが、ホントにいつも応援しています。
うさこまさんのラフォーレ原宿等のイベント、いつか行ってみたい✨
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