大塩 謙

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大塩 謙

〜セブンからシンブンへ〜 「セブンイレブン社員から新聞販売店社長へ」 地域課題解決のために走り回ってます。 斜陽産業の新聞販売業でのチャレンジや過疎地域での小売店経営など通じて ビジネス情報を中心に発信していきます。 経営者、経営コンサル、FP、 読書好き、旅好き、サウナ好き

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    新聞販売店に関連する記事をまとめています。

最近の記事

日本水準原点と電子基準点

皆さんは日本水準点というものを知っているだろうか? 富士山の高さが3776メートルであることも、日本の高さの基準が決まっているからわかることである。 つまり、日本の国土の標高の基準になる点が日本水準原点である。 場所は、永田町1丁目1番地に存在する。 国会議事堂の目の前の憲政記念館公園の中である。 日本水準原点は、日本における高さを決めるための基準となる点であり、測量法施行令(昭和24年政令第322号)第2条第2項において、その数値が定められているものである。 さて、なぜ

    • 岸田総理の良いところ

      政治的な話題はあまり書きたくないが、少し気になったので書いてみる。 それは岸田総理の良いところだ。 ニュースでは最新の内閣支持率は18.7%だそうだ。 今の政治が良いとは思わない。 しかし、悪いのかと言われると具体的な政策の優劣まではわからない。 なので実に的外れな話かもしれないがご容赦願いたい。 一般的には低評価なような岸田総理であるが、アメリカ連邦議会でのスピーチはなかなかのものだと思った。 YouTubeにNBCニュースの演説映像があがっているので見て欲しい。 私的

      • アウトプットのスポンジ効果

        スポンジ効果 noteでアウトプットし続けると実感する効果がある。 それを私はスポンジ効果と呼んでいる。 読み手を意識してアウトプットすることにより、自分が今までインプットしてきた知識や経験を吐き出すことになるのだが、それはまるで水を含んだスポンジを絞るようなものである。 スポンジに含んだ水はいつかは枯れてしまう。 絞り続けても水が出ない・・・最後の一滴で終わりという局面がくる。 そう、記事が書けない、記事を書くネタに困る局面である。 そうなると、ネタを探す感度が上が

        • 新入社員の気持ちで

          新卒入社式は一生に一度がほとんどだ。 入社式がない会社も多くある。 私は入社式があったが、社長の挨拶など覚えていない。 覚えていない人は多いのではないだろうか? だが、ユニクロの柳井さんの入社式での新入社員メッセージは痺れる。 社会人としての基本、仕事の基本がぎっしり詰まっている。 知っている事と、出来ることは違う(挨拶での柳井さんの言葉要約) 大学生でそこそこ出来るやつは、自分は優秀だと思ってるかもしれない。 でも、社会ではそんなお勉強は通用しない。 社会人として歴を

        日本水準原点と電子基準点

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          14本

        記事

          5000ビューありがとうございます

          2023年12月3日からnoteを始めて5ヶ月目。 皆様のおかげで5000ビュー達成しました。 記事が増えればビュー数も増えるので、継続することによりビュー数も比例して伸びてきました。 ビュー数を伸ばした記事 ビュー数が目に見えて伸びた記事がありました。 それは、本屋さんについて書いた記事でした。 やはりnoteという読むメディアの性質上、 読むことが好きな人=本が好きな人=本屋さんが好きな人 が多いというだと思います。 ビュー数が伸びた仕組み ビュー数が伸びるno

          5000ビューありがとうございます

          モネ展でフランスの風を感じた

          5月6日まで大阪中之島美術館で開催されていた「モネ 連作の情景」に2回足を運んだ。 日本人はモネ好き。 連日、入場待ちの大行列。 老若男女、美術館に足を運ぶ姿は悪い気はしない。 特に今までの美術館では、子連れは外国人ばっかり。 日本人の美術無関心具合に寂しくなっていただけに、子連れ日本人を大量に見て安心した。 日本人も美術に対する関心はまだまだ高いようである。 子供との対話型鑑賞 今回のモネ展には子供を連れていった。 子供とモネ作品を見る際に意識したのは、 ①場所 ②季節

          モネ展でフランスの風を感じた

          憂鬱でなければ、仕事じゃない

          さて、今日も自宅の本棚漁りである。 このところ毎日2時間はインプットの時間に充てることができている。 今日は懐かしい本である。 幻冬舎の見城徹さんと、サイバーエージェントの藤田晋さんの本である。 2011年の本だ。 Amazonで見たところ現在は文庫化で買いやすくなっている。 さて、この本は見城さんの本当に憂鬱そうな表紙にいつも痺れる(笑) ライトの当て方が確信犯的なのである。 そして、タイトルの「憂鬱でなければ、仕事じゃない」にも痺れる。 仕事は憂鬱なものなのだ。

          憂鬱でなければ、仕事じゃない

          答えは必ずある

          最近、自宅にうず高く積まれた1000冊ほどの蔵書の中から、2回目に読む本を探している。 ちょっと本が増えすぎて悩んでいるのだ。 1軍、2軍、3軍、戦力外に分けて整理を使用と目論んでいる。 たまに初見の積読も発見されるのだが・・・。 この取り組みだが、全く前に進まない。 理由は簡単だ。 おーこの本懐かしい!が始まるのだ。 整理できるのは1時間に2冊が良いところだ。 さて、本日は現在の悩みにぴったりの本を手に取った。 2015年と少し前の本であるがマツダ株式会社の人見光夫さん

          答えは必ずある

          岡本太郎と燕子花図屏風

          国宝である尾形光琳の「燕子花図屏風」を見たことはあるだろうか? 教科書では馴染みのある尾形光琳の有名な作品は日本国内にある。 紅白梅図屏風(国宝)は、静岡県熱海市のMOA美術館。 燕子花図屏風(国宝)は、港区青山の根津美術館。 それぞれ公開時期は面白く、紅白梅図屏風は梅の花が咲く毎年2月に、燕子花図屏風は燕子花の花が咲く4月〜5月にそれぞれ公開されている。 岡本太郎「日本の伝統」 さて、私が燕子花図屏風を強烈に見たい衝動に駆られたのは、岡本太郎「日本の伝統」を読んだからで

          岡本太郎と燕子花図屏風

          熊本地震から8年

          熊本地震から今日で8年経つ。 2016年4月14日21時半、8年前のちょうど今の時間に震度7の地震が熊本を襲った。 熊本の実家が被災 実家が熊本市東区にあるため被災した。 地震発生直後は携帯が繋がったので実家に電話をすると、ケガは無いようだが家の中はぐちゃぐちゃとのこと。 大丈夫とのことであったが心配だったので、兵庫に住んでいる私は週末の土曜日で実家の手伝いに行くことにした。 しかし、行くというと心配すると思ったので、両親には何も言わずに食料品やブルーシートなどの品物を兵

          熊本地震から8年

          第五福竜丸から感じる新聞の重要性

          皆さんはJR新木場駅で降りたことはあるだろうか? 東京都江東区にある京葉線の駅である。 元々、木場から移転してきた木材の集積場であり、今も駅を降りると多数の木材関連の会社がある。 その駅の北側にあるのが「都立夢の島公園」である。 夢の島とは、ゴミの埋め立てによって作られた埋立地である。 目の前に東京スカイツリーも見え、散歩をするには最適の場所である。 この夢の島に、夢という名前とは似つかない、広島・長崎に続く、第三の被ばく事件と言われた「第五福竜丸」が保存されていることを

          第五福竜丸から感じる新聞の重要性

          ダーウィンの名著から学ぶ、他人からの批判を恐れないこと

          「他人からの目線は気になるし、評価は気になる。」 30代までの私は確かにそうであった。 特に新社会人の時は悩むことはたくさんあった。 しかし、30代後半になると他人の評価も批判もほとんど気にしなくなった。全くと言ったら嘘になる。多少は気にする。 ダーウィンの「種の起源」には名言が書かれていない さて、どうして他人からの批判を恐れなくなったのか。 それは進化論で有名なダーウィンの「種の起源」を読んだからである。 ダーウィンの「種の起源」は非常に重要な本である。 その本の

          ダーウィンの名著から学ぶ、他人からの批判を恐れないこと

          組織におけるバッファの重要性

          新聞記事を眺めると、好調な企業ある一方で、人員整理を行って固定費を下げる動きの記事が目につく。 私のいる新聞業界も年々売り上げが下がる一方なので、固定費削減は必須である。 しかし、人員整理だけは避けたい。 人を軽視する企業は絶対にうまく行かないと考えている。 強い店に人的バッファあり 新聞販売店、コンビニと様々な店を見てきたが、強い店に共通することは人に投資をするか否かということである。 また、突発的なトラブルに対処できる店の特徴は、比較的ゆるく人的管理をやっているお店で

          組織におけるバッファの重要性

          note連続投稿は辞めるべきでは無い理由

          noteの連続投稿を辞めてから気付いたことがある。 それは、アウトプットの習慣化は非常に重要であるということである。 どういうことかと言うと・・・。 note連続投稿は内容の品質が下がるのか? note連続投稿をやっていると、記事を書くネタに悩む。 毎回、絞り出すような感じになる。 これを私はスポンジ効果と呼んでいる。 このスポンジ効果は強制的にアウトプットし続けることで、自分のインプットの量が非常に上がっていくこということである。 note連続投稿は結構面倒なので、

          note連続投稿は辞めるべきでは無い理由

          新NISAのデメリット

          日経平均株価が過去最高値を付けてから、雑誌はどれも投資の話題で持ちきりである。 私もまだまだ初心者よりではあるが、新NISAのメリットばかり書かれているので、敢えてデメリットについて書いてみたい。 新NISAの概要 新NISAのデメリットを論じる前に、新NISAのおさらいをしておきたい。 株式には、 株価が安い時に買って、高い時に売った時に得られる売却益 株式を取得し、基準日の時点で株主名簿に載っている株主に対して支払われる配当収入 の2種類の収益がある。 この2つの

          新NISAのデメリット

          特殊な本屋さん「TOTO編」

          本屋さんが好きになると、お気に入りの本屋さんが出来る。 と同時に、本屋さんの新規開拓をしたくなるものだ。 特に特殊な場所にある本屋さんは大好きである。 今日はTOTOが運営している本屋さんを紹介したい。 TOTOとは、そう、トイレで有名な、あのTOTOである。 TOTO株式会社は、福岡県北九州市に本社を置く、水周りの住宅設備メーカーである。 そのTOTOが運営する本屋さんは、東京の乃木坂にある。 東京都港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル 東京メトロの乃木坂駅にあり

          特殊な本屋さん「TOTO編」