「自分」が嫌い
「自分が嫌い」
こんな風におっしゃりながら、カウンセリングに来られる方は多いモノです。
これを「自己否定感」といいますってこれまでにもお伝えしてきました。
優柔不断な「自分」が嫌い…
自分の事なのに何一つ「自分」で決められないのがいや…
「みんな」から嫌われている「自分」が自分でも嫌い…
「自分」の見た目も「自分」の考えも、自分の何もかもが嫌い…
自分で「自分」を嫌い、否定してしまう。
これって悲しいことだし、つらい事だし、寂しいことです。
この「嫌い」の裏側、その奥にあるモノって実はこんな気持ちだったりすることがカウンセリングの中で分かって来ます。
「私はここに居るよ」
「誰か私を好きになって」
「誰か私を認めて」
「誰か私に気付いて」
「誰か私を助けて」
こんなココロの叫びがそこにはあります。
自分では「自分」が嫌い。
だから周りの誰かに「自分」を認めて欲しい
周りの誰かに愛して欲しい
自分を認めてもらうため、褒めてもらうため、誰かから愛してもらうため、こんな「自分」でも誰かの役に立っていると思いたい、誰かから必要とされていると思いたい…
そのためなら「自分」を犠牲にしてでも、自分の周りにいる相手に尽くす。
これが依存につながる元にもなっています。
だからまずは自分で「自分」を認めることが大切になるんですね。
その意味でも私はカウンセリングの中でまず「出来ている自分」を見つけることから始めていきます。
こういう方は「出来ない自分」「ダメな自分」を見つけるのはうまいんですけど、自分が出来ていること、自分が誰かの役に立てていることには気付けていないんです。
なのでそこを知ってもらうことから始めて、少しづつ「自分」にも出来ていることはあったんだということに気付いてもらって、そこからそういう「自分」がいて、そんな「自分」で良いんだよね、と思えるようになっていけるようサポートしています。
自分が嫌いなあなた。
自分を「好き」になってあげましょう。
頂いたサポートはカウンセリング普及活動などに使わせて頂きます