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「生きづらさ」を手放そう

生きづらさを抱えているアダルトチルドレンはなぜ、その生きづらさを抱えてしまうのか。
それはその生きづらさを「抱え続けていたい」と思っているからなんです。

もちろん、頭でそう思っているわけではありません。
意識的にそうしているわけではない、ということです。

そこには一番初めに学んだ人間関係(主に親子関係)の築き方と、これまでその生き方を続けて来てしまった積み重ねがあり、その「つらい生き方」に慣れてしまうためそれをいつまでも手放せない、手放そうとしない自分が出来上がってしまうからです。
これは潜在意識と関連していますから、言い換えるなら「生きづらい自分」を引き寄せている、とも言えるでしょうか。

そんなバカな話は無いんですけど、けれどいくら変わろうとしても、いつも変われずに生きづらさをそのまま抱え続けていることを考えたら、バカな話では終わらないんです。

変わろうとしても変われないのは、その意思が長続きしないから。
上記の通り、常に「生きづらさ」を引き寄せているわけですから「変わろう」と思っても無意識が「いつも通りで良いじゃん」という「慣れた生き方」に引き戻し、またいつも通りの生き方に戻る。
これがココロの仕組みです。

少し厳しい言い回しをすれば、その原因は自分には無いけれど、今のつらく苦しい生き方を続けるのを「自分が(無意識に)選択」しているとも言えます。
ですがこれは「自分の選択」を変えれば「生きづらさを手放す」ことも可能だということです。

本当に変わろうと思うならまず、その生きづらさの元を知り、何故そうなったのかを知って、そこから抜け出すために「変わろう」とする意思を継続して持ちながら、変わっている自分を客観的に観てくれる人と共に、変化するために行動する自分を実感し続けることが大切です。

独りでは難しいことですが、そこに協力者がいてくれたら確実にその生き方を変えられます。
その協力者は友達でも良いし、カウンセラーやセラピストでも良いわけです。
独りで抱え込まず、協力してくれる誰かと共に変わる努力を続けられたら、確実にその「生きづらさ」は解消出来ます。

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