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過去は「過去」 今は「今」

生きづらさを感じられているアダルトチルドレンに共通していることに「成育環境」があります。
いわゆる「機能不全家庭」です。

子供の頃に「自分」をしっかり認めてもらえなかった、「自分」を愛してもらえなかった、自分のことを否定ばかりされてきた、或いは無視されてきたなど、本来受け取ってもらうべきものを受け取ってもらえず、受け取っておくべきモノが受け取れていないことから、その後の人間関係などに影響を与える「生きづらさ」を抱えてしまうことになります。

カウンセリングをしているとその「過去」に囚われてしまって、そこから抜け出せないという方に出会うことがままあります。

子供の頃に親が…という想いに囚われてしまい、そこから前に進めないまま生きづらい生き方を続けてしまうとか、一方でそのような想いを持つこと自体に罪悪感を感じてしまうのは、とてももったいないことです。

今の自分の生きづらさは、過去の環境に問題がある。
その頃の自分は何も悪いことはしていない。
ただその環境で「生き延びる」ためだけに、そのような生き方を身に付けざるを得なかっただけ。

けれどオトナになった今、自分の人生を自分の生き方で進むのは「自分」だから、自分の力で変えて行けることは変える努力をしていく。

過去は「過去」のモノとして振り返る一方で、大切なのは今の生き方を変えて、これからを生きやすくすることと、意識を変えていくことが大切になります。

ですが潜在意識はそのような「これまでの慣れた生き方」を変えるような「新しい何か」をすることに反発しようとします。
苦しくてもつらくても、それがこれまでしてきた「生き方」でそれに慣れてしまっているため、その生き方を変えようとする努力を拒みます。

そこをどれだけ「意識的」に行動を継続出来るか。
あなたが変われるかどうかは、ここに掛かっています。

頂いたサポートはカウンセリング普及活動などに使わせて頂きます