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トキドキ文芸部! (Toki Doki Literature Club!)



誰に強要されたわけでもない、個人的なこだわりのもと、2週間に1回はnoteを更新するようにしているのですが、今丁度いい具合の書けることがなかったので、いつか書きたかったいつでも書けることを今書きます。





時々文芸部

私は高校の頃、文芸部に所属していました。

忘れる前に、そのことをnoteに書くことにします。




高1の春、文芸部に入部。
これからドキワクの高校生活が始まると思っていました。


(具体的なイメージ:

やれやれ……
やれやれやれやれ……
病れ病れ病れ病れ……



しかし、そうはならなかった。




実際3年間活動した結果:

卒アルでしっかり顧問副顧問にサンドされる唯一のコモン市民


迫真の、部員1人





1年生

いや、1年の時には先輩が2人いましたが、御蓋過多とも3年生受験生でございまして、関わることがほとんどないまま卒業されてしまったのですね。

でも先輩の書いた小説は、部誌として残っており、いただいておりました。

暇だから何回も読みました。

部誌
(こういうのってここで公開してもいいと思いますか?)

『死んでもいいわ。』はだいぶ好きですね。
10回は読んだ。
あらすじはこんな感じ:

空中を飛行する機械を個人が所持すること重罪とされる世界。

主人公(不登校JK)は、近くの林を散策していると、ぼろい小屋を見つける。

入ってみると、謎の設計図、そしてそこに住む年上の男がいた。

なんと男は、個人的に飛行装置の制作をしていた!

大罪であると知りながらも、空を飛ぼうとする男

主人公は、半ば強引に、その男の飛行装置設計の協力をさせられるはめになってしまい・・・

ネタバレすると、主人公(不登校JK)といい感じになったこの男が、「今日は月が綺麗だね」って言って、屋上から装置を使って飛ぼうとする。
しかし失敗。
でもその姿に勇気を与えられた主人公(不登校JK)は、男の意志を継ぎ、自分も空を飛ぶ装置を作ることにする。失敗して男と同じように死んでしまうかもしれないが、「あなたのためなら、死んでもいいわ」。

これ「月が綺麗ですね」に対する「死んでもいいわ」の、こすり倒された応酬が元なのは明らかですが、構成がすっきりしていて読みやすいんですよね。王道のガールミーツボーイなのも好き。かなり好き。

できれば、この作品について、ちょっと先輩と話してみたかったな。
まあ当の先輩方とは顔合わせたの2回くらいしかないけど。


「先輩もあんま来ないし、俺も部活参加しなくていいか」と思い、1年はほとんど部活動せず終了。
活動拠点が図書館だったこともあり、行っても本読んだりするだけだった。

キノの旅、おもれー。




部誌を作ろう!

作った!
(令和2年文化祭号は、先輩の小説が載ってるやつ)




2年生

ずっと何もしてなかったが、丁度この頃好きなゲームクリエイター様が小説を書いて、それに影響され自分も久々に小説を書いた。

悲しいかな、先輩方が卒業し、完全なる部員総勢1名状態になっているため、部誌に自分の名前しか載っていない。

両方ともなろうで公開してます。これこれ

前者に至っては、noteでも公開してるっス。忌憚のない意見ってやつっス。




3年生0学期

2年修了春休み」の別名として「3年生0学期」があるタイプの学校だった。

そして大きな出来事があった。

令和4年にして、ようやっと『鬼滅の刃』を読む。(4年くらい読み始めるのが遅い)

面白かったです。
黒死牟が一番好き。
春休みは図書館が開放されていたので、友人とそこで漫画とか読んでたんです。




3年生4月上旬

始業式を1日早くに間違え、なんもない学校に登校する。




3年生(今回書きたかったのはここ)

なんか高3が一番活発に活動しました。

というわけで、新入生向け部活紹介文を作成。
全部活の部長の春一番の仕事です。

辞書の説明風にしました。

センスありたい欲求が隠しきれていない。

「美術部と並ぶ文化部の双璧」←これ大噓だし。文芸部部員1人なのに対して、美術部様は部員十何人はいなかったか。比べ物にならん。

そんで、この紹介文を見て新たに入部した者は、0人だった。

+

それはそれでもう割り切ってましたが。

それより、最後の文化祭なので部誌も出したかった。

だから出すことにした。

そのポスターがこちら。

サークルカット風にしました。

こちとらハナから、陽キャ様は狙ってないのでね。ポスター見て「これコミケのやつじゃんw」ってほくそ笑むキモキショのキモータが興味を持ってくれれば充分。そも無料配布だから、別に手にとってもらえなくても自分は困らないけど。悲しいだけ。

+

こうして、春休み中にこそこそ書いていた小説を、満を持しての部誌掲載!!

前年号と比べて分厚すぎる。

それで、

『うたかたのうた』


という作品を書きました。

相変わらず部員が1人しかいない
100ページ超えちゃった……
また俺なんかやっちゃいました?


これもなろうで公開してます。

うたかたのうた

青臭いけど、書いてて楽しかったです。

物語は、イントロAメロBメロサビ、の7章からなります。

二人の主人公の視点を交互に切り替え、一つの物語が進んでいくのです。

イントロAメロBメロサビを、夜を怖がる少女・小宵が担当します。

を、雨を嫌う少女・飛翠が担当します。

+

50部くらい刷りました。用意したほとんどがなくなって嬉しかったンゴよ。文化祭の帰りで、その部誌を抱えている中学生くらいの子とか見かけてめちゃくちゃ嬉しかったな……素直に……。文化祭来てるくらいだし、高校志望者だったのかな。




大学1回生

で、大学生になりました。

それで秋に、文化祭に顔を出しました。

僕はもう卒業してしまったよ。

今は、文芸部は何人いるのかな?

……

……

……

……

2023年 令和5年時点

◇◇県○○立△△高等学校

文芸部

部員:0人




今年も文化祭行くつもりだけど、今回も部員0人だったらどうしよ……………………廃部……??