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老人と海

アーネスト・ヘミングウェイの『老人と海』は、
説明するまでもないほど有名な作品です。
もちろんそのタイトルも知っていましたし、興味もあったのですが読んだことはありませんでした。
年末になって読みたくなり、一気に読み終え、すぐにもう一度読み返しました。
通勤時には自家用車を使用しているため、本を読むことができないので、「青空文庫 朗読」アプリで聞いて、何回も繰り返し楽しんでいます。
読み間違いやイントネーションの違いは気になりますが···
その雰囲気はしっかりと味わうことができます。

ビバリオバトルのように素晴らしい紹介はできませんが、一言で言うならば没入感がとてもあります。
自分が小舟に乗っているような気持ちになり、
ページをめくる手には釣糸が食い込む感触さえも感じられます。
言葉の選び方も見事で、変化する状況の中で表現される感情に深く気持ちが揺さぶられます。
読み終えたとき、言葉にはできないような気持ち。
既に読んだ方も多いと思いますが、
素晴らしい一冊です。


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