【詩】蜃気楼だけ 68 文子 2024年3月20日 18:49 輪郭のない春が来てその薄い影にぬるい風が吹きつけている曖昧な季節いつもいつも君を探していた次の季節次の季節と思ううちに一年が過ぎて心の中に蜃気楼だけ揺れている思うより短い春に酔い君にかける言葉を探しているそれとももう手を振った方がいいかしら君が遠いこと今だけ忘れて ダウンロード copy この記事が参加している募集 スキしてみて 519,053件 #スキしてみて #自由詩 #わたしの作品紹介 68 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート