文明生活を支えてきた人々にとって
生きていく勇気となったのが
宗教の教えと
宗教の仲間同士の連帯感による支え合い。
人々に
現実の生活の困苦に耐える力と
不正が正されるという希望を
宗教が与えた。
それらが
多くの人々の心の支えとなり
そして
お互いを支え合う仕組みが
都市生活そのものを
保持させる原動力となった。
人間には
生きていく上で
宗教が必要なのだろう。
宗教でなくても
信念というものが必要なのだろう。
互いが支え合うことができるなら
生きていくことが楽になる。
根本的に
人間同士の支え合いが
文明を存続させるのだ。
現実において
困苦や不正をなくしていくことが
重要となるが
その時に
支え合う仕組みがなくならないような
軸を
確立していくことが
必要となる。
そのために必要なことは
教育しかない。
人間力しかない。
その重要性を顧みる時が来ている。