見出し画像

会社を去った日。

2020/4/15、人生初めての最終出社日を迎えた。
感情がジェットコースターみたいだった。
印象に残ることだらけだったので、記録を残しておきたいと思う。
※転職活動記は、今週少しずつ投稿していく予定!

最終出社日までの流れ

・2022/3/2:次の会社から内定、オファーレターにサイン
・2022/3/7:上長に退職の旨伝え、了承される。最終出社日を4/15とする
~退職届を出してから、2週間ほど仕事のやる気が出ず~
・2022/3/21~:慌てて引き継ぎ書を作り始める
・2022/3/28~:引継ぎ会議
・2022/4/5~:引継ぎ会議で出てきた、自分のやることリストの消化
・2022/4/11~:やることリストの消化&担当交代メール

文章にすると大したことないのだが、とにかく引継ぎ会議、やることリストの消化が大変だった。やってもやっても終わらない。最後の最後まで仕事に追われていた。

10:15_最終出社

雨は降ってるわ、交通機関は遅れているわで散々の出社。
会議が迫っているので、電子署名や後任からの問い合わせ対応など、急ぎのものの対応。

10:30_上長との面談

退職に際し実施することの確認と、上長からのお言葉。
まだまだ足りないところがあるので、そこは失敗から学ぶように。
次の会社でも石の上にも3年で、頑張りなさい、と。
頑張るのは良いことだけど、頑張りすぎるのは良くない。周りの人に頼ることも大事。人に譲ることも大事。譲られたら、その人は仕事を任された、頑張ろうと思ってくれて、自分がもっと頼ってもらえるようになる、と。
色々こみ上げてきてしまって、涙が止まらなかった。

午後も仕事が終わらない

文書の電子署名、文書移管、報告書の作成、郵送物の対応、引継ぎメール等々…最後の最後まで仕事に追われていた。
果たしてこれで退職できるのか?!と焦った。

まさかの電話

窓口交代メールを送ったところ、ある人から電話が。
このプロジェクトを担当してくれてありがとう、今時こんなにまっすぐで真面目で、頑張ってくれる子いないよ!と言われ、会社のデスクで号泣笑。
色々あったと思うけど、経験を糧に、これからももっと頑張ってね、と言われて、頑張ってよかったなぁと思ったのでした。
お忙しい中お電話もくださるなんて、なんて優しくてありがたいんだろう。優しい人に恵まれて、自分は運がいいなぁと思った。

16:00_送別会

送別の品を頂き、挨拶させていただき、写真を撮って。
あぁ組織を離れるのかー、って何となく思ったけど、先述の号泣の件で頭回らず。目は腫れているし疲れ切ってるし、また泣くし、満身創痍。

17:00_機器・備品返却

メールの移管など終わらなかったこともあったのだけど、マネージャーさんに後はどうにかなるよ!と背中を押され、機器・備品の返却へ。
PCとスマホを返却して、とっても変な感じ。
スマホカバーはフロアのごみ箱に捨てちゃった。プラダを着た悪魔の最後みたいな笑。

退社

PCとスマホを返して、退社して、とっても変な感じ。
3月下旬からの引き継ぎ書の作成からずっとバタバタしていて、例えるなら100m走で疾走していて、最後の5メートルくらいでPCとスマホを放り投げて、そのままゴールした感じ。終わった!!!みたいな解放感というよりも、疾走終わったの?って感じ。

家に帰って、あぁ出社終わったのか、これから社用スマホ持ち歩かなくていいのか、と思って、あぁ仕事辞めたんだ、って思った。ようやく、仕事辞めた!自由な時間だ!というのをひしひし感じつつある。

新卒で入社した会社を辞めた。
人間関係が嫌とか、仕事が嫌とかで辞めたわけではないので、とってもとっても後ろ髪をひかれて。先日の記事にも書いたが、上司に退職を伝えたとき、涙が止まらなかった。
色々なことに挑戦させてくれそう!と思って入社したが、予想通り様々な挑戦の機会を与えていただき、たくさん経験を積ませてくれて、とても成長することができたと思う。社内社外いい人たちに恵まれて、自分はなんて運がよかったんだろうと思う。新卒で会社を選んだ時、その選択は間違ってなかったなと思う。

ここまで自分を支えて来てくれた人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、感謝の気持ちを自分の成長を以て成果に還元していきたいと思った。
そして、自分も会社にいた人たちのように、優しくて仕事ができて尊敬されるような、そういったひとになりたいと思った。

転職というよりも、卒業かな。
次の環境でも頑張ります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?