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子育て本を何冊か読んで感じた、プレママが考える子育てのコツ

現在妊娠10か月。もうすぐ子どもが生まれるので、子育てに備えるべく、子育て本を何冊か読んでみた。その結果、子育て本に共通して書いてあることがいくつかあるように感じたので、noteにまとめてみる。


子育てのコツ①:子供は小さな大人ではない

頭では理解している人が多いと思うが、大人に丁寧に接するように子供に接しても、子供とはうまく意思疎通ができない可能性が高い。

例えば、小学校に入るくらいまでの子供は、否定語を理解できないのだそうだ。そのため、「走っちゃダメ!」と言われると、「走ること」が頭に入ってしまい、走るのを止めないのだそうだ。そのため、「走っちゃダメ」ではなく、「歩いてね」と、否定語を使わずに声掛けすることが大事と知った。

また、小学校に入るくらいまでの子供は、まだ複数語を理解できないとも知った。例えば、仕事で誰かに業務をお願いするときには、「議事録を来週の火曜日までに仕上げて、チームメンバーに回覧してください」と言えば通じるが、これでは子供には伝わらない。
子供には、「パパ/ママは〇〇ちゃんにお願いしたいことがあるんだけど」と、まず頼みごとがあると伝え、次に「あそこにあるコップを取ってきてほしいな」と、具体的な頼みごとを伝え、最後に「できるかな?」と本人の意思確認をするなど、ステップを踏んで会話する必要があると知った。やってくれた後は「ありがとう、パパ/ママ助かったよ、嬉しい!」と親が気持ちを表現することを忘れずに。

子育てのコツ②:子供の感情を受け止める

小学校に入るまで位の子供にとっては、「何で?」という問いに回答するのは難しいのだそうだ。そのため、例えば子供が泣いていたら、「何で泣いてるの?」ではなく、「何があったの?」と聞いてみるのが良いそうだ。そうすれば、子供は自分の感情を吐き出しやすくなる。そして、子供が言ったことをおうむ返しして、"パパ/ママは〇〇ちゃんの気持ちに気づいているよ"と示すことが大事だそうだ。

例えば、子供から「おやつを食べたい」と言われたら、まずは「おやつが食べたいのね」と、子供の感情を受け止める。
ダメ!と頭ごなしに否定してしまうと、子供は自分の感情が無視されたと思って、癇癪を起こしてしまうらしい。
と言っても、容易におやつをあげてしまうとご飯を食べなくなってしまうので、「今日は1個までね、残りは明日食べようね、約束できるかな?」とたしなめると良いらしい。
それでももっと子供がおやつを欲しがったら、「約束したよね?パパ/ママは約束守ってくれないと悲しいな」と言ってみるのも手らしい。

子育てのコツ③:子供が満足するまで待つ

子どもが遊びに集中しているときは、子供が才能を発揮しているときで、色々なものに好奇心が出る時期であることを考えると、"集中する"というのは子供が力を発揮しているときなのだそうだ。
そのため、子どもの遊びを中断しないで見守ることが大事と知った。

ただ、親側にも家事をしなきゃとか、宅配を受け取らなきゃとか、都合があると思うので、「5時になったら終わりにできるかな?」と子供と約束して、満足させることがコツと知った。

このコツから発展して、"子供の行動を先回りしないで、見守る"ことも大事だと知ることができた。例えば、お外で遊んでいて転びそうなときや、お手伝いをしていてお皿を落としそうなとき。「転んじゃうよ!」とか「落とすよ!」と先回りせず、ぐっと我慢して、子供が失敗から学ぶ機会を奪わないことも大事だと知れた。大人でも、いきなり物事を完璧にこなせないでしょう?
もし失敗してしまったら、次はどうすればよいと思う?と聞いてみる。ほら言ったでしょ!だなんて言わない。あえて失敗させるのは、親側の時間的・精神的余裕が必要だと思うので、親が無理のない範囲で出来ればよいのかな、と思う。

子育てのコツ④:子供に何かしてほしかったら、自分がその背中を見せる

子供に本を読んでほしい?親が本を読んでいる姿を見せましょう。
子供に勉強してほしい?親が勉強している姿を見せましょう。
子供に挨拶できるようになってほしい?親が挨拶している姿を見せましょう。
子供は親の背中を見ています。

例えば、幼稚園の先生に挨拶して欲しかったら、まずは親が挨拶しよう。
次に、幼稚園に行くときに、「先生に会ったら何て言うんだっけ?」と子供に聞いてみて、「挨拶する!」と言われたら、「じゃあ門に入って先生に会ったら言おうね」と約束する。約束を守ってくれたら、「約束を守ってくれて嬉しいな」と、自分自身の気持ちを子供に伝えることを忘れずに。

子育てのコツ⑤:能動的な遊びを!

公園で遊ぶ、草花を観察する、動物園や水族館に出かける、家でおもちゃで遊ぶなど、子供には能動的な体験をさせよう。
ゲームやテレビは受動的になって、子供の能力を伸ばす助けにはならないのだそうだ。もちろん0には出来ないと思うから、親の余裕にもよるけど、無理ない範囲で、子供には生身の体験をさせたい。

子育てのコツ⑥:叱るときは「短く、1つだけ、低音で」

子供を叱るタイミングは意外と少ないのだそうだ。子供は褒めて伸ばそう!
子供を叱るタイミングは、子供自身が危ないとき(交通事故を起こしそうとか)、子供が周りの人を傷つける行動(悪口、いじめ、友達を叩いてしまうなど)をしたときなど、限られているそう。

コツ①にも書いたように、子供は複数語を理解できないので、その時に叱るべきこと1つに絞って、低音で、簡潔に叱ろう。女性にありがちなのが、過去の嫌なことを掘り出して、ぐちぐち怒ってしまうパターンなのだが、これでは子供は理解できないし、ママが怒っているなという感情を抱くだけになってしまう。

また、子供が周りの人を傷つける行動をしたときは、自分がされたらどう思う?と聞いても、子供(小学校低学年くらいまで)は想像できないので、「パパやママがいじめられたらどう思う?」と聞いてみて、子供から回答を引き出すようにすると効果的らしい。

子育てのコツ⑦:子供に「大好きだよ」伝える

毎日10分でも30分でも、テレビやスマホに邪魔されず、子供とだけの時間を設ける。子供が何人かいるときは、それぞれと時間を取る。子供を抱きしめる。大好きだよ、幸せに生きてくれればいいんだよと言葉で、親の感情を素直に伝えることが大事。パパ/ママに愛されている、と子供が感じれば、子供はどんどん自信をつけて、成長していくのだそうだ。

さいごに

まとめ逃したコツもあるかもしれないけれど、完璧を目指さず、楽しく育児したいと思った。
身近なものとして、子供と料理を一緒にやりたいと思った。この記事を書いていて、台所育児は理に適っているのかもと感じた。

参考文献

他にも読んだ本は何冊かあるのですが、主に参考になった本のAmazonのリンクを貼っておきます。気になる方は是非手に取ってみてください。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
スキ、コメントなどお待ちしております。

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