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オシロスコープを使いたくて工業技術センターに申し込む

ダイソンモータのモータコイルのスイッチング波形を測定したくて、地域の工業技術センターに問い合わせてみた。回路の動作は、オシロスコープや電流プローブで波形を測定すると確証が得られる。

工業技術センターは各都道府県に地域の中小企業の技術支援を目的とした公共施設で、低料金でいろいろな試験設備を利用することができる。工業技術センターによっては、電流プローブも利用できるところがあるので、これはありがたい。
オシロスコープの場合は、1時間あたり1,000円くらいが相場のようだ。

下は工業技術センターの一覧(国立研究開発法人産業技術総合研究所サイトより)


オシロスコープは、安い物はAmazonやメルカリで3万円くらいで販売されているので、個人でも購入することができる。しかし、電流プローブは安くない。中古品でもほとんど流通していない。個人の趣味で購入するのは難しい。

測定したい当日の朝に工業技術センターに電話をして、試験設備を利用したい旨を伝えると、当日の申し込みは不可で、1日以上前に予約が必要と言われた。理由を聞くと、事前の準備が必要だからと言うことだった。

事前の準備とは?
オシロスコープなので、本体とプローブと電源コードがあれば使えるだろう。
申し込み書類は当日記入することになっている。何の準備が必要なんだ?
心の準備か?
確かに心の準備は大事だ。
会社ではなく、個人で申し込んできた。
個人で申し込んでくるなんて普通じゃない。
どうしようこんな奴が窓口に来たら、、
という風に思われているのかもしれない。

「普通じゃない」と言えば、ユアン・マクレガー主演の映画を思い出す。
上リンクは、ユアン・マクレガー主演の「トレインスポッティング」

個人というのは信用が全くないというのを思い知らされる。
Youtuberのイチケンさんや、ものづくり太郎さんくらい知名度があると個人でも信用度が高いのだろうけれども、普通は会社名を使わないと個人というのは全く信用されない。

結局、日程が合わず、工業技術センターへの申し込みはできないままだが、近いうちにダイソンモータの各種波形を測定することを計画している。

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