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月モカ!!vol.274「土曜だけど月モカ、そして”ラジオ深夜便”」

皆様。2024年の中島桃果子がなんだか「キテいる!」んだが色んなことが一気に動き出して時々「間に合わない」問題で今週月モカが月曜にあげられずあろうことが土曜になってしまい申し訳ありません。2023年のモカコでしたら今週は飛ばして来週の月曜にあげてたところですが2024年の中島桃果子はそうはいきません!ということで土曜だが書く。しかし土曜というのは酒場女主人は時間という怪獣に追いかけられているので、
先日インスタライブで宣言したような内容は時間の怪獣に追われている中では難しいのでーーー内容は「魔女と金魚」の読書感想文を著者が自らかくというものだが、ここで伝えたいことの深度が深いため言葉にして取り出すのにどれくらい時間を要すかわからないーー今日はそのエッセイ(おそらく二日後に書くでしょう)でうまくまとめたかった「自身の小説はとても示唆的だ」ということ別の形で示唆したい。笑。

ところでまず大きな告知がございます!わたしの短編小説「はじまりのものがたり」が来たる2月17日土曜の丑三つ時(AM:2:00)にNHKのラジオで朗読されることになりました!!番組はラジオ深夜便の中の「かんさいストーリー」です!

ラジオ深夜便放送予定表


実はこのお話は昨年末にNHKから幻冬舎宛に打診をいただいたのですが告知できるのが今になったというわけです。そしてわたしは「はじまりのものがたり」がラジオ深夜便の「かんさいストーリー」で朗読されるとわかった時から、これ非常に示唆的「おまえ来年は来るからな、来た時に準備始めてたら遅い”キタ!!”時には全部が準備万端になってるように!」という亡くなった祖母およびひいおばあちゃんからのメッセージだと思ったわけ。
なぜならこの短編は2009年、まだデビューしてまもない頃にいただいたお仕事で原稿用紙9枚の始まりをモチーフにした短編で、この物語というのが、当時存命だった祖母にわたしが会ったことなかった祖母の母についての「ものがたり」を聞いてその実話をもとに書いた短編だから。
だからこの仕事が祖母および祖母の母による計らいであることは間違いなく、肝心なことはこの「計らい」をわたしがどれだけモノにできるかであるかなのだ。

(この本、売れっ子作家さんたちがこぞって執筆されたアンソロジーなので絶版になってない笑 興味ある方は放送前にどうぞ読んでみてくださいな♩)

そしてわたしは去年末から猛然と準備を整えていった。
ほとんどか思いつき&閃きで「こうした方が良さげ!」ということをまずやってみることから。できなくなったらやめて違う案をやってみればいい。
かくしてわたしは「月モカ」を再開し「#宵っぱりのモカ」をはじめ、それに加えて「#小説家のモカ」を始め、うちの栞は自家焙煎珈琲だけでなく自身で捌いた魚を出し始めた🐟笑

それに合わせてぐちゃぐちゃだった生活のルーティーンが少しずつ定まって来る。コロナの時は全部の流れが出たとこ勝負でそれにストレスなく対応できる柔軟性が必要だったため何曜日にこれをするとかはあまり決めない方が良かった。ようやく今年それらから解放され暮らしに基盤が生まれ始めてる。


日曜/ 小説家ライブ配信
月曜/ それの振り返りインスタライブおよび月モカ&栞定食様子見。
(ここの循環で月モカを落としたので来週から「振り返り」をおそらく曜日変更します)
火曜/ 21時よりイーディ女主人(これが20時になっていく計画)
水曜/ 完全オフ。だがここにお客さんやプライベートの外出が入るともうパニックに。
木曜/ 21時よりイーディ女主人(これが20時になっていく計画)
※ここに振り返りインスタライブが入ってくルカ!?
金曜&土曜/ とりあえず女主人業に邁進(20時入りをトライしている…)
(合間に今エッセイを書いている)


2月に入ってから週末が忙しい。混んでいる、という話というより自分に会いに来てくれるお客様が増えた。しかも女主人のわたしにではなく小説家のわたしに。ほら。示唆的なことの根拠を探すことはいつでもできないが、
示唆されたことが現実化されないことはこの長い作家人生では一つもなかったのである。

そしてこの最新のユニティタロットでこれを引いたわたしはもう示唆以外のものが見えない。

大野百合子さんという方がこのカードの著者であるが大野さんは「神様カード」で有名な方で我が近作「宵巴里」には登場人物がカードを引くシーンが多々あるため先日、大野百合子さんに「宵巴里」を謹呈させていただいた。
そしたら直接リプライをすぐいただき、そこから2週間もしないうちに百合子さんのYoutubeを編集されている方兼ご友人という方が「宵巴里」を買いに先週2名で来店くださった。
(これについてはまた今度ゆっくり)
そしてそこからもまた何か新しいことが広がろうとしている。

このユニティタロットカードは、完全に百合子さんのオリジナルで、そしてこのタロットこそ古代エジプトの叡智、幻の「エティヤ」を研究してきたわたしにとって待ち望んだデッキであった。
タロットの本来の意味を古神道と紐付け、日本人にとって馴染みやすく励まされる伝言に翻訳すること。このカードはそれが完全に体現されており「ユニティ」の言葉に大きな説得力がある。

なんかこのカードのようなことがわたしの人生にも今起きている。
わたしがずっと追求してきたいくつかの要素。
一つに魔法や占いやスピリチュアルや古代日本人の叡智というものがあって、一つに酒場をはじめとする飲食店におけるサービスというものがあって、一つに生まれた時から傍にある「メッセージ」「伝言」「言葉」そうつまり「物語」があって。けれど物語を「文学」と呼び、古代のメッセージを「スピリチュアル」と呼ぶと、文学とスピリチュアルはどこか両極の場所にあり、私小説作家の自分が取り上げるには難しく、
作家業と女主人業というものも「なんでどっちかに絞らないの?」っていうような水と油の世界でり職種に見えた。酒場や飲み屋であまりスピリチュアル的なことをするとそれは「いかがわしく」感じるし、文壇BARと呼ばれると人は堅苦しくて足が遠のく。それらの(うーむ、こっちを立てたらこっちが立たないなあ)という、各々三角形の点のようだったものが、今一気に真ん中に集まって一つの座標になっている気がする。
それが冥王星水瓶座時代の本格化か!?それはわからない。

なのでわたしは「マダム・ララ」に化けて魔法やカードの研究についてはそちらに投稿をしてきた。「魔女と金魚」の著者だからここでやっても良かったんだろうけどそれは「私小説作家」のもつ昭和初期的な赤裸々かつふしだらで直情的な雰囲気と合わない。

だけどなんかフォルダわけしてコツコツ進めてきたことを一気に同じテーブルにばっ、と広げてもフラットに受け止めてもらえるような時代になってきたように感じる。わたしの近刊「宵巴里👁️」は酒場日記なのに表紙はこうだし、なんかそういったことに「論理」や「なぜ」とかは必要なく、
魔女金の文庫の解説で志磨さんが書いてくれた言葉を引用するなら、
「だってだってなんだもん」
ということば(呪文)だけあればなんとか行ける時代になってきたようなような気がする。わたしが推し進めている全てのプロジェクトに根拠は理由はない。だってだって、なんかそんな気がするんだもん。
そんな示唆的な何かに突き動かされて。
土曜だけど月モカは書いとけよ、そんな言葉がどこかから聞こえ、
時間の怪獣が背後に迫る19時28分、筆をおき風呂に入り我は出勤する。

「宵巴里」はこちらから☝️購入していただけます!!!
ではみなさま明日の「#日曜TUBE📚」であいましょう!!

<月モカvol.274「土曜だけど月モカ」>
※月モカは「月曜モカ子の私的モチーフ」の略です。


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☆モチーフとは動機、理由、主題という意味のフランス語の単語です。☆このページを通じて繋がってくださっているあなた! あなたの「いいね!」はわたしの励みになっています、いつもありがとう。

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