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MMORPGガディウスのYouTubeやってたら韓国のゲーム開発者から連絡がきた件について

こんにちは。喪女(もおんな)です。
私はYouTubeでMMORPGのガディウス(GODIUS)というゲーム動画を配信しています。

現在2つのチャンネルを運営しています。
1つはガディウスの現在を広く知ってもらうために最近作ったチャンネル「ガディウスなう」、もう1つは私個人のあれこれを語る雑談チャンネル「喪女,mowoman」です。
今回は「喪女,mowoman」のチャンネルで起きた出来事についてお話ししたいと思います。

ふと思い出してガディウス実況開始

喪女のYouTubeチャンネルのメインコンテンツは「ラジオ」です。大学時代、今から約20年前からネットラジオにはまり、リスナーさんとワクテカする瞬間を共有して過ごしてきました。数ある企画の中の1つが「MMORPGガディウス」でした。
リスナーさんとみんなでギルド作って遊ぼうよ!という呼びかけをして実際にギルド設立、遊んでいたのが2004年ごろの話です。その後社会人になり配信活動がほとんどできず、結婚出産を経て2021年、育児が落ち着いてきた頃にラジオを再開。ラジオ配信中にwikipediaが20周年を迎えることを知り、昔を思い出して色々調べてみるとガディウスも同じく20周年ということを知り、復帰してみることにしました。
その時のラジオhttps://youtu.be/YvFCAbJbLpw?t=333

チャンネル登録者数80人で即ゲーム内インフルエンサー化

【祝20周年】というタイトルをつけて20周年をお祝いしながらゲーム実況動画を配信。チャンネル登録者数は当時80人くらいだったのですがガディウスのゲームのプレイ人口が少なく、声出し実況している人も私しかいなかったので、意図知れずゲーム内の大半の人に知れ渡ってしまいました。

ログインすると誰かが来てアイテムをくれたりレベル上げを手伝ってくれたり、歩いていると「喪女さんですよね?」と声をかけていただいたり、という嬉しい状況でした。20周年という節目をお祝いしに来ていた復帰プレイヤーとも仲良くなり、復帰者ギルド「リターンズ」を設立。冒険に出かける日々がはじまりました。

20年経過したMMORPGの衝撃的な「見えないローカルルール」

MMORPGには公式には書かれていないローカルルールがあることが多いですよね。これは人と人が作り上げるMMORPGならではであり、その中で自分がどんなプレイヤーとして過ごすのかという醍醐味につながる1つの重要な要素であると思っています。

ガディウスにも昔からローカルルールがありますが、20年の時を経て昔とは違うローカルルールが存在していました。放置狩り=BOTという公式ルールで禁じられていることが、ローカルルールではOKになっていたのです。BOTの位置は固定、その位置を取れないプレイヤーはBOTの画面内に入って狩りをすることが禁じられていました。BOT自体が公式に禁止行為のためこのローカルルールが表立って見える化されておらず、狩場に行った現場ではじめて注意を受ける、ひどい場合は暴言、粘着じみたストーカーなどを受けることになります。

この「ガディウスの闇」と言われている状況を動画で公開すると、応援から批判的なものまで、さまざまなご意見をいただきました。
このまま動画を配信すること自体どうなんだろう、と思うこともありましたが、動画を見て懐かしい気持ちで復帰する人がたくさんいたので、今集まった人とどう過ごしたら面白いのか、という考えに集中することに。復帰プレイヤーが昔を懐かしみながら新規プレイヤーを呼び込むことにつながっていく発展的な世界がYouTubeでの発信を通して実現できたらめっちゃ面白そう、これが私のプレイスタイルだと。

そうして復帰プレイヤーのコミュニティでとことん真面目に話し合ってできたのが、アクティブなギルド「Active Party」です。

スローガンは「AP30」

「AP30=Active Player 30」
ガディウスの世界に毎日アクティブ(移動している)に、何かしらの目的を持って過ごしている人が30人いる状態。そんな状態になれば何か変化が訪れるかもしれない。
この30人が新しいスタンダードを築き上げることができれば、ローカルルールも変容していくかもしれない、もしくは、ゲーム内に何か新しいことが起こるかもしれない。そんなことを信じて作ったスローガンです。

過疎MMORPGでアクティブに過ごすために必要なこと

闇のローカルルールとは無関係に、復帰者の誰もが想像するガディウスの世界をもう一度、長く過ごすためにどうすればいいのか。そのためにはギルドのルールにBOT禁止と掲げるだけでは不十分でした。最初は面白そうと感じていても、復帰後1ヶ月たらずで次々に引退していくプレイヤーを見て思ったことは「レベル上げのスピードが早すぎる」ということです。現在のガディウスはプレイヤー人口よりも一人当たりの課金金額の大きさが重要視されている(おそらくせざるを得ない)中で、破壊的に強いアイテムが高額で取引されていたのです。
ならばレベル上げのスピードを遅くしてみたらよいのではないか。そうして始まったのが弱い無課金アイテムを駆使して遊ぶ「クラシックモード」です。

復帰コミュニティがつくる新しい世界線、クラシックモード

クラシックモード参加キャラクターは、クラシックモード以外のキャラクターとのアイテム交換を禁止しています。使用アイテムの制限、独自の相場を設定し、クラシックモードの中だけで遊びます。
この遊び方はキャラクターの装備が弱いので、BOTで独占されたエリアに行くことがありません。大半の人が行くことのないモンスターで溢れたいわゆる「死にマップ」で真剣に戦います。
ソロでは戦えないので自然とPTプレイが増え、和気藹々とした雰囲気が醸成されていきました。


どんどん仲間が増えて、現在はギルドメンバー200人を超える大所帯になりました。

きっかけはライブ配信

ギルドActiveParty設立1年を祝うライブ配信をしていたとのときのこと。
チャット画面に韓国開発者と名乗る方がコメントしてくれました。実際の動画はこちら

1周年のお祝いをしていると韓国開発者を名乗る方からコメントが入った瞬間

私はとっさに「あなたに伝えたいことがたくさんあるのでメールください」と配信で伝え、チャット欄にメールアドレスを入力しました。

それから数ヶ月後、忘れた頃にご連絡をいただいた時は本当にびっくりしました。同窓会の存在を知って、記念になるグッズを送りたいということでした。グッズの中身は以下の動画で開封しています。


韓国ガディウス開発者に聞いた、復活の経緯

ガディウスは韓国発祥のMMORPGです。1999年サービス開始し2007年に終了、2018年に再び復活して今年で6周年になります。

一度終了した韓国のガディウス。なぜ2018年に復活したのでしょうか。

そこには「コミュニティの存在」がありました。

2007年にサービス終了したあと、日本のガディウスをプレイし続けていた一部の韓国人プレイヤー達が日本のガディウスで引き続き遊ぶための独自のコミュニティを作っていたそう。その存在を見つけた開発者が韓国ガディウスコミュニティを試しに立ち上げてみると思いもよらず沢山の人が集まり、開発に踏み切ったそうです。

YouTubeのおすすめ欄に偶然表示された日本のガディウスコミュニティ

たまたまYouTubeのおすすめ欄に表示された私たちのコミュニティは韓国の開発者の心を動かしました。

これは一見偶然のように見えて、必然のように感じています。

YouTubeでのガディウス配信活動はたくさんの人に支えられています。
その支えてくださる視聴さん達に心を動かされた、一人の人間(喪女)がここにいます。

ガディウスは人の心を動かすことができるMMORPGであり他のゲームにはない、ガディウスだけの魅力が、今もなお確かに存在しているということ。

現在のガディウスを楽しむコミュニティをつくり、そこに集まった想いが国境を超えて伝わったこと、とても嬉しく思っています。

この想いがこれからも何かを動かす可能性にかすかな希望を持ちつつ、私は一人の人間としてできる限りのことをこれからも続けていきます。

ガディウス同窓会2024開催します!

ゴールデンウィークの無料期間にガディウス同窓会2024を開催します。無料でプレイできますので、ぜひお集まりください。この記事がきっかけでガディウスに興味をお持ちいただいた方もぜひ参加して現在のMMORPGガディウスの空気を味わっていただけたらと思います。
以下URLで今回韓国開発者の方からいただいた記念品についてご案内していますのでぜひチェックしてください。

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