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【おしゃべり】子供の学校選びで考えること


皆さん、こんにちは。家の中は湿気がひどくてじめじめ梅雨の季節ですね。床もなんだかベタベタして掃除しづらいし。夏が来るのが待ち遠しいです!さて、今回、マカロンとモンブランで子供の学校選びについて思うことを話してみました。昨今は学校教育が多様化していてぜひ子供に受けさせてみたい、自分が受けてみたかった!と思う魅力的な学校が増えているように思います。マカロンの長女ちゃんの塾のオープンテストから話が始まりました。

オープンテストを受けてみた


マカロン(以下マ):先週と昨日、長女が週末に中学塾でやってるオープンテストみたいなやつを2つの塾に受けに行ったよ。

:本人の感想はどうだった?

:テストは、そんなに難しくつくられていないから、「楽しかった。」と言っていたよ。解答をもらったけど、記述式タイプの方の塾は娘の回答を見直すと、間違いが多くて受験をするなら塾に行かないとどこも受からないだろうなと思った。

:うんうん、楽しかったっていうのはすごいね。小学校でやるテストとは全然違うもんね。小学校のテストでは満点でも進学塾では下のクラスとかよくあるもんね。

通学時間、子供の意見と夫の意見

:子どもが小さな頃は、家から近い学校に通うメリットは多いと思う。

:そうだね。電車に乗ったりするのも大変だよね。習い事もあまりできなくなるだろうし。

:それでね、塾でも我が家から通学可能圏内の私学のパンフレットが置いてあったから、色々見てみたよ。塾にもいっぱい体験記とか実際に入学して良かったところとか、塾生OBOGの手記がいっぱい貼られていて、親も子も「受験って、こういう場所へ行くための道」なんだと感じた。私学のパンフレットを見る限りは、はっきり言ってどこも楽しそうだよね。校舎もきれいで、カリキュラムも高等科だとちょっと違うけど、中学は義務教育だからわりと同じ感じだし、パンフレットはどこも似てる。

:女子校と共学だったらどちらがいいかとある?

:ここは、共学の私学はすごく少なくて、男子校が多いんだよね

:そうなんだね。地域によって違うもんだね。

:女子校もあるけど、小学校から大学まである一貫教育のところばかりかな。そういうところでも、芸術系が充実してる学校か理系に強いところかとか、国立大学への進学が強いとか、キリスト教系の私学の大学の推薦がもらえるところから、そういう部分も見てる人はいるだろうね。本人は、男の子たちと遊ぶのがけっこう好きで、でもうちから通うとなると女子校だし、共学が良ければ、公立に進む?みたいになっている。だけど、私学だとオーケストラや百人一首の部活があるから、そういうのはすごく興味あって、それだったら女子だけでも楽しめそうと言っているよ。

:そうなんだね。マカロンと旦那さんはどう考えてるの?

:夫は、電車通学に魅力を感じていて、私学も良いと言っている。というのは、娘の通う公立中学がたまたまものすごく遠いんだよね。うちの市は、関東のように住所別ではなくて、小学校で中学も決まる。同じ小学校の子たちと別の2,3つの小学校の子たちと同じ中学に行くんだけど、うちのように小学校の学区がはじっこの方だった子は、家のそばに隣の学区の中学があるんだけど、決まっているものすごく遠い中学に坂をめちゃくちゃ上って、2駅分くらい歩いて通わないといけないの。それで、私学で、そこまで偏差値は高くないけど、うちの近くの駅からその学校へスクールバスが出ている学校があって、夫は娘が体力ないし、今も夏は熱中症にすぐなるから小学校へも車で送り迎えしてるくらいだから、そのスクールバスの学校の通わせたいと言っているよ。やっぱり安全と健康が第一だもんね。

:そうなんだ。旦那さんはとても合理的な考えだね。子供だけでなく親も送り迎えしやすい環境を選ぶところが。

:偏差値の高くない学校でも、よっぽど変な学校でなければ、勉強が好きであれば頑張るだろうし、 という夫の考え。


受験しなくても進学塾に行く意味、習い事とのバランス

:マカロンはどうなの?

:関西や関東のように学校がいっぱいないから、その中で志望校選ぶっていうのが、私はなんか気がのらない。でも、中学受験のための勉強をするのは賛成。別に受験しなくても、塾に行きたいんだったら行ってもいいよ、って思う。

:学校の勉強を助ける塾じゃ物足りないから進学塾にいくという感じか。

:でもね、目標があった方が良いし、そうなるとカリキュラムをこなすために忙しくなるよね。ピアノとかの習い事は整理していかないとと思う。

:受験勉強のため習い事をやめる子が多いよね。スズキメソード でもこの前、四年生のバイオリンのすごい演奏を見せてもらったけど中学受験で辞めたって言ってた。コンクール入賞しそうな感じだったのにもったいないと思っちゃうけど本人がいいならいいのかな。

:そうだね、学校だけでは子どもの苦手なことや得意なことを親も気付けなくて、だから家で見てあげられれば良かったんだけど、祖父母とかが一緒に住んでいなくて、共働き夫婦で、毎日バタバタで、自分ではやりたくてもできないと思った。

:受験勉強は親が見れないよね。塾講師の親しか無理な気がする。

:音楽続けたいって子もいると思うけど、「辞める」といいつつ、それを第1優先にしないだけで音楽は細く続けられる反面、受験となると期間が決まっているからそれを第1優先にしないといけないもんね。

:そうか。もしかするとお休みしてまた合格したら再開するかもしれないもんね。

:子どもは「受験したら良い学校に行けるかもしれない。どうする?」と訊かれたら、興味はみんなあると思う。それでゲームはダメとか、色々面倒なことになったら、考えると思うけど、「できるなら、やりたい」って思うのは自然なことのような気がする。どれくらいお金や時間がかかるとか、子どもはまだ分からないしね。


小学校受験について                 

:うちはまだ一歳だからずいぶん先になるけれど小学校受験も考えているよ。関西は近年、関関同立にも初等部ができはじめて小学校受験が増加しているらしい。旦那さんの取引先の方が関西大学と関西学院の初等部に入れている人が多くて旦那さんが影響を受けたみたいで勧めてきたよ。はじめ、わたしはそこまで考えてなかったけど色々検索するようになっていいかもしれないと思いはじめている。

:小学校受験も昔より身近になったよね。近所にそういう学校があれば、通いやすいし、良いと思うな。

:そうそう、学費もそんなに高くないし中学受験するなら同じくらいかかるから後か先かの話だよね。

:何にお金をかけるかって、家庭によって違うしね。

:関西大学の附属は大学受験で他を受けて落ちてやっぱり関西大学には入りたいっていっても許してくれるらしい。つまり併願可能らしい。関西学院は関学一本じゃないと入れてくれないんだって。

:そうだね、中学受験でもそういうところある。でも、そういうのも大事だよね。滑り止めみたいに受けられるより、本当に来たい子に来て欲しいよね。

:今の中学受験は1科目試験とかもあるみたいだね。

:そうそう、習い事とか勉強以外の部分を評価してくれる入試もあるみたい。と言っても、そこまで本気に何か取り組むより、勉強する子の方が一般的に多いよね。


結局、どんな学校がいいの?


:どんな学校だと子どもを入れたいって思う?
:難しい質問だね。わたしは環境が恵まれているところがいいと思う。建築や図書館の蔵書が充実しているところや情報リテラシー教育もしっかりしているところがいいな。
:そうだね、色々な新しいことを取り入れて実践している前向きな学校が良いよね先生は昔からいる優しいおじいさんおばあさんみたいな先生で良いんだけど事務や経営、運営側のスタッフがそういうことに敏腕な学校だと先生達もやりやすいと思う。
:時代遅れにならないように、それでも本質を見失わない教育をしてほしいな。
:あとは、子どもの将来の夢を叶える時に制度やカリキュラム的にも踏み台になってくれる学校が良いと思う。
進路指導がきちんとできるのも重要。親は分からないから、教育現場の先生達の助言をあてにしているんだよね
でも、「家庭に任せます」みたいな感じになってる学校も多いと思う。だったら、入学する時に書面で大きくそのことは注意事項として書いておいた方が良いと思う。
:親はネットで調べるか友達のツテしかなくて情報ないもんね。


海外の魅力的な高校


:わたしは女子校がいいと思っててもちろん本人の希望も聞いて考えるけど青春時代を女子校、男子校で過ごした人って1人で生きていけるようになると思うんだ。もちろん結婚してもいいししなくてもいいんだけど死ぬときは1人だから強くなって欲しい。
:私は共学良いなって思うよ。
:共学の魅力を教えて欲しい。わたしは男子に気を遣ってしまうので男子がいると伸び伸びできないところが自分にはあったと思う。
:留学先だった高校は進学校で共学だった。その中で理系、数学、文系でけっこう授業は分かれていて、ホームルームとかはみんな一緒で、「あなたは将来獣医になるんでしょ?」とか「あの子は歌手になるんだよ。」って、クラスの中でそれぞれの夢をみんなが応援していて、すごくそういうのが良いと思った。
:うんうん、そういうのいいね。アメリカの高校🇺🇸ってそんなイメージ。(注:マカロンの留学先は南米)
:得意なことを教えてあげたり、法学に興味のある男の子は演説が上手だから生徒会長に推薦されたり、みんな、それぞれ大人になった今も活躍していて、そういう学校に子どもを通わせてあげたいって気持ちはある。
:通っていた学校が進学校という点も大きかったかもね。
:そうだね、幼稚園からの一貫校で、親同士仲も良かった。同じ街にさらにエリートのための学校があって、そっちはもっとすごかった。スペイン語と英語はネイティブ並みに話せて、子ども達は、ドイツ語の授業についていけないといけなくて、親達の年収もはんぱなく高くないと通えないっぽかった。私の学校の保護者達も医者や弁護士、教師とか有名なソーセージ会社の社長さんとか色々いたけど、その比ではないみたい。
:階級で分かれているんだ。
:階級では分かれてはいない。その辺の人達は、そこの2つの学校をわりと自由にどちらも入れるんだけど、たまたま入れる人達とかその学校に魅力を感じている人達がそういう人達が多かったのかも。学費を払って、授業についていければ「ダメ」とは言われないよ。
:そうなんだ。その学校に入りたいと言う人たちの集合がたまたまその人たちの集まりだったんだね。
:私のクラスメイトも途中までそっちの学校に行ってたけど、ドイツ語の授業ついていけなくて、こっちに来たって言ってる子もいた。私の街に国立の大学があって、その大学のあるきれいな島があるんだけど、そこにそのドイツ学校はあって、さらにその島は高級住宅地としておそらく開発されていて、めちゃくちゃかわいい家がいっぱいあった。
:いいな〜留学が一番楽しそう〜私が行きたかった〜

まとめ


 今回のおしゃべりは二人の女の子を育てているマカロンに1歳の娘を持つモンブランが学校教育についての考え方を教えてもらうような内容になりました。英語教育についても少し話したのですが今回は長くなるので割愛しました。子供の学校選びに親が関わっていくのは一体どこまでなのか、という点も気になりますし、今後の課題にしてみたいと思います。なんといってもマカロンの高校時代の留学先はとっても楽しそうですね。子供にとって一番良い選択を考えていきたいものです。

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