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グレート・リセット、サステナビリティの次へ。

2021年の世界経済フォーラム(ダボス会議)でテーマとなった、「グレート・リセット」。社会・経済の仕組みを刷新するという考え方です。
変化が目まぐるしい時代となり、従来のやり方では地球上の生活の継続が難しいことから考えられています。一旦リセットして、地球環境の維持を図るのは確かに大切なことですね。

ところで、大学院では企業の統合レポートを読み込む授業があり、話題の企業の一つかオムロングループでした。注目される点は、1970年に発表したSINIC理論を基盤にした価値創造ストーリーが制定されている点です。
理論で考えられた未来によると、現在は【最適化時代】です。変化が大きく、大変なことが続く時代も、もしかすると地球環境の継続のための最適化か行われているのかもしれません。

リセットの時代、と考えると社会で起こっている出来事の見え方が変わってきますね。

時には、外部環境について、未来の洞察、現在や過去の意味づけにじっくり取り組んでみても良いですね。

ワークショップやキャリア相談でもお伝えしています。

参考図書:「SINIC理論 過去半世紀を言い当て、来たる半世紀を予測するオムロンの未来学 」中間 真一 著