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お金の流れで探る現代権力史 大村大次郎著

権力はお金で買えるらしいわぁ。 
お金好きな人は権力も好きやろうから
2つは兄弟みたいなもんかなぁ。

世界はええ人ばっかりちゃうで~
ほとんど自国のことしか考えてへん、
世界平和とかないわ、悪いやつらばっかりや!

そやけど、自国が良くなるように考えてるのは、
自国が繁栄するためやったり、強くなるためやったり、
「悪」ばっかりとはちゃうな。

ちょっと待って!!
日本の政府は自国の事も考えてへんのんちゃう?
大丈夫か???どうなんねん?

イギリスは海運国だけと、
最初は海賊から始まったんやて。
スペインやポルトガル、オランダがやってる
貿易や植民地経営がうらやましくて、
貿易船を海賊に襲わせて、
金、銀、絹、香料などを奪っていたらしい、
戦利品でお金を儲けて、
植民地を奪ったりしたらしい ←むちゃくちゃやなぁ

その海賊のおっちゃんはその後、イギリスの海軍提督になったらしい
7つの海を支配する大英帝国は、
凶悪な海賊船団からはじまったんや ←あぁ~怖っ

それから産業革命が起こって
イギリスは、よそから奪い取った植民地から原料を取り寄せて、
近代化した工場で工業製品を大量生産して
それを世界中に売りさばいて
19世紀には世界の超大国になるわけ。
まぁ工業化はイギリスが考えたんやろうけど、
かなりズルい感あるわなぁ

そやけど、第一次世界大戦で危うくなってくる。
第一次世界大戦は勝ったけど、
ヨーロッパ諸国はボロボロの状態、イギリスもな。

今度は、アメリカはヨーロッパ諸国諸国からの軍事物資の戦争特需と
戦地から遠くて、戦争被害をうけなかったので、
大量の債権を手に入れるねん ←ラッキーやね。

それから、当時アメリカは資源もたくさんあたので、
輸出するものも多くあって
貿易黒字で金の保有量がどんどん増えてきたのにも関わらず、
インフレになりたくないから、
ドルの量を増やせへんかってんて←自分勝手やなぁ
で、めっちゃ金持ちになるねん。
*ほんまは、金の保有量が増えたら自国の通貨を増やして、
海外の通貨のバランスとらなあかんねんて*
そして、だんだんアメリカが強くなっていくのだ ←ズルい感大有りや

第二次世界大戦中に連合国側は
ソ連には宣戦布告せえへんかったんは、
ドイツとソ連を相手に英仏では勝てないと思ったからやて、
英仏はポーランドを守るという建前で戦ってたんやけど、
ほんまはドイツの勢力拡大が許せなかっただけ ←プライドあるわな
そして戦いに勝つために相手を選んでいた ←まぁ負けるわけにはいかないからね プライドあるし

それから、イギリスはユダヤ人のお金が欲しくて、
パレスチナをユダヤ人にあげるという、約束をしてんて ←イギリス悪るぅ
その後パレスチナのアラブ人とユダヤ人が
どうしようもなくなって、
イギリスは国連に面倒みてよ〜、
とお願いするねんけど、
第一次中東戦争になるねんて ←ホンマもうぐちゃぐちゃやで。

イギリスさんもうええ加減にしてよ。
と思ってたら
タックスヘイブンを作ったのはイギリスらしいわ。
世界の基軸通貨がポンドからドルに変わって、
イギリスのシティの力も落ちてきた、
それを取り戻すために
タックスヘイブンを創設したんやて
タックスヘイブンは大企業と富裕層の税金を安くさせ、
大企業と中小企業の差、貧富の差を
更に広げる原因になったんやって ←なにをやってくれてんねん!

消費税が上がるのもタックスヘイブンのせいやねんて!
しかも、タックスヘイブンによって
イギリスの経済が好転したわけではないんやて←なにやってんの?

世界の国は色々な思惑があって、
時には仲良くなったり、
時には戦争になったり、
だましたりしてるわけやね。
上手くいくこともあれば、
失敗することも、負けることもある。

予測できそうで、できないで。
人間も国も生きてるからね、複雑やね。

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