人間関係のススメ#4:相手を変えようとしない
人は自分ができることは相手にも同様にそれを行うことを求めがちである
昔の私は部活動でチームを率いるポジションを任された際、
いかにチーム全員を同じくらいやる気にさせ、引っ張っていくかに重きを置いていた
しかし、チームの中にはやる気がある人もいれば、
そうではなくいかにサボるかに焦点を当てている人もいる
そんな中で「なぜきちんとやらないのか」と相手に腹を立てることがよくあった
しかし、これは間違いである
なぜならば、相手がちゃんとやるか否かはその人の自由であり意思であり人生であるからだ
それを他人である自分が相手に強制することは間違っている
では、考えるべきことは何なのか
どうすればいいのか
私は2つの方法があると考える
①どうしても相手を変えたい場合
これには、「どう自分が行動し、どのような言い方で伝えれば相手はやる気になるだろうか」と自責思考で考えることである。
それによって、相手が変わるも変わらないも自分の責任であり、
変わらなかった場合は自分の振る舞いや伝え方が不十分であったと結論付けるのだ。
人生において自分が影響を及ぼすことができる範囲は、自分の世界や人生、他人に対する行動の意思決定のみである
だからこそ、「相手がやる気になる確率」を最大限高めるに
自分を変えるといったロジックである
②割り切る
もう一つの対処方法は割り切ることだ。
というのも、ちゃんとやらずに損をするのは相手であり
その負債は相手の人生に重くのしかかることであろう
だからこそ
「ま、やる気のある人もそうじゃない人もいるよね~。
全部自己責任なんだから、みんな好きに生きな☆」
と相手と自分の人生に線引きを行い、必要以上に干渉しないのも正解であり一つの手であると私は考える
どちらの手段を選ぶかは、自分次第だ。
しかし、相手を変えようとする場合
それが自分のためなのか、相手のためなのかは常に意識するべきである
基本的に、他人を変えることはできないのだから
もし相手が変わったのならば、それは相手の意思によるものである
それ以外の変化は見せかけであり、その場しのぎで長続きはしない
1人でも多くの人が毎日ご機嫌に暮らせる世界を祈って
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