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コロナが呼んだリモートハラスメント

新型コロナウイルスの影響により、多くの学校や企業ではリモート授業、リモートワークというオンライン上で講義や仕事を進めていく新しいスタイルが生まれた。それと同時に生まれたのが「リモートハラスメント」である。 移動時間がなく、自宅や自分だけのスペースで講義や仕事に取り組めることは交通費削減にもなり、環境的な安心感を得られることができる。しかしその反面、リモートワークに慣れていないために、どこか過剰に反応してしまったり、リラックスしすぎてしまうことで、リモートハラスメントという問

    • 森会長の発言で分かる新たな価値観

      東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が12日、女性蔑視発言の責任を取って辞任を表明した。今回の森会長の失言で取り上げられたのは「女性がたくさん入っている会議は時間がかかる」、「女性は競争意識が高い」、「わきまえない」という女性に対する苦言である。しかし13日のgooニュースでは森会長の”別の”失言が取り上げられていた。 ニュースの題名は「森喜朗会長 昨年12月にも大失言「コロナっていいですね」 そのココロは…」である。内容は、昨年12月、都内の高級ホテルで

      • オリンピックが持つ、LGBT等への可能性

        東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、今日本政府にはLGBT等の人々やアスリート達への差別から守る法律の制定が求められている。今大会のコンセプトは「全ての人が自己ベストを目指し(全員が自己ベスト)」、「一人ひとりが互いに認め合い(多様性と調和)」、「そして、未来につなげよう(未来への継承)」である。アスリートを含む日本のLGBT等の人びとを差別から守ることは「多様性と調和」、「未来への継承」に当てはまるだろう。 現在日本の法律には性的指向や性自認を理由とした差別を

        • 森会長の女性蔑視発言で分かった、考え方アップデートの必要性

          2月3日に行われた日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議委員会での森会長の女性蔑視発言が今、日本だけでなく、海外でも物議を醸している。 森会長の発言の内容は、女性がいる理事会は時間がかかる、女性は競争意識が高いといったものだ。これらの発言は逆から言えば、女性がいなければ物事は円滑に進み、社会も豊かになるという風に聞こえる。 現在、女性の社会的差別を見直すため、また女性の活躍を促進するためにさまざまな国や企業ではD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)やSDGsに関す

        コロナが呼んだリモートハラスメント

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