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営業しなくても依頼がくるのは嬉しいけど…

「営業しなくても依頼がくる状態にするのが理想的です!」
とよく聞くのだけど、これはたしかにそのとおりだけど、必ずしもそうでもないと思っている。

ネットではなく対面で出会った人同士での紹介はすごくうまくいくし、そこから仕事が広がるのは本当に強いので、対面で人と関わっている人はそのチャンスを活かすべき。

でも、今は人と会う機会も減った。やや通常に戻りつつあるとは言え、完全に2019年以前のようには戻らないんじゃないかなと思うこともある。

ましてや、主にネットで仕事を取っている人だと、「対面で紹介」「人づてに紹介」の機会はそう多くない。地方住みだったりすると、首都圏にいるのに比べて不利と言えば不利です。

で、私も昔「いつか営業せずにバンバン仕事がくるようなライターになるぞ~~~!」と意気込んでいた時期がありました。

実際、あるクライアントから紹介で別クライアントに出会えたこともあるし、しばらく営業せずに仕事をしてたんです。

しかしそのとき感じたのは、なんとも言えぬマンネリ感。
毎日毎日ず~~~~っと同じことしてない……!? って。

いや、仕事をいただけるのはありがたいし、やりがいがないってわけでもない。むしろ自由な内容で書かせてもらえる案件も増えてすごくやりやすくなったはずなのに、マンネリ感がすごい。

現状維持は後退と同じ……みたいな言葉聞いたことあるけど、今ってソレなんじゃ!? って。困っているわけじゃないのに「このままでいいのかなぁ」って。

で、どうしたらこのマンネリ感から脱却できるか考えたんですよ。

それは、自分にとって「レベル高い…」「無理そう・・」と感じる案件を獲得すること。

営業なしで仕事がくるようになると、必然的に自分のレベルと同じくらいの仕事を依頼されることが多いと思うんです。

そうすると、
・今の自分のレベルより高い仕事
・逆に、今の仕事よりも少し肩の力を抜いてやりやすい仕事
に出会えなくなる。

レベルの高い仕事は自分の成長につながるからチャンスがあるならやりたい人も多いと思うんだけど、個人的には肩の力を抜いてやりやすい仕事ってのが意外と重要だと思ってる。

というのも、全部の仕事を120%でやってるとすっごく疲れる。
肩の力を抜く…というと手を抜いてるみたいに感じるかもしれないけど、そうじゃなくて気楽にやりやすい案件をいくつか抱えておくと精神的に楽だったりする。

私の場合、
商業BL系の案件をひとつ受けているんですが、これが趣味も兼ねているので普通に楽しくできる。他と比べて単価はやや安めなんだけど、楽しく書けて自由度も高く、好きな漫画読んで記事書けるって本当に楽。

この案件は自ら営業して獲得した案件なんだけど、本来の私の実績だと営業なしでは出会えなかった案件だな、と。

私はWEBで記事を書くことが多いので紙媒体の案件も営業なしでは獲得できません。

「まだ営業してんの?」
「営業無しで仕事が来るようにならないと」
という言葉に悩んだこともあったけど、今の自分にはない領域を広げていくためには、やりたいことを確実にやっていくためには、自分から営業すること、挑戦することは続けていきたいな~と思ってる。

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