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WEBライター志望をターゲットにした「資格」に気をつけて

WEBライターは、資格がなくても経験がなくてもできるし、比較的はじめやすい副業(複業)です。いつかは本業にできるよう努力している方も多いはず。

でも、実績がなかったり、文章力に自信がなかったり、WEBライティングのこと、SEOのことを知ると、「自分でも仕事がもらえるんだろうか?」と不安になると思うの。

クラウドワークスやランサーズを見ると、良い感じの案件はかなりの応募数で採用される気がしないだろうし、できそうなのは素人目に見てもヤバイ仕事ばかり……。いくつか提案してみても結局不採用で、自分じゃダメなんだなぁ…と思っちゃうかもしれません。

そこで、
そうだ資格だ!
となる人も多いと思うんですが。

私はWEBライター関連の資格は一切持ってないんですが、ツイッターでチラチラ見かける資格はこのあたりかな
・WEBライター検定
・WEBライティング技能検定
・日本化粧品検定(コスメコンシェルジュ)

まったくもってWEBライティングの知識がなくて、とりあえず何か知識をつけたいってことで無料の範囲でやるならアリですが、お金がかかるならこういうのやらなくていい。ましてや、毎年更新料がかかるものはもったいないと思ってます。私はこの手の資格を一切持ってませんが、普通に仕事できてます。

WEBライター検定はクラウドワークスの検定らしい。これ、3級は無料だから初心者がやってみるのはアリだけど、2級以上はお金もかかるし不要です。クラウドワークス以外で意味がない資格だし、クラウドワークス内でも大した武器にはならない。
日本化粧品検定(コスメコンシェルジュ)は、数年前にインフルエンサーへのバラ撒き炎上みたいのがあって印象が悪いのと、安くはない毎年の更新料がもったいないかな、と。だったら別の美容系の専門資格をとった方が武器になる。よほどのコスメオタクでなければ、継続費用込みで考えると、なくてもいいです。やっていけます。

真面目な人ほど陥りやすいパターンなんだけど
・なかなか仕事がとれない
・経験も実績も少ないからだ
・ライティングの資格を取ればいいんだ

ってなってないかな…?

資格を取っても仕事はとれません。
とにかく提案して。営業して。
実績がないなら、書きたい分野のサンプル記事を2~3記事用意して、それを添付して「こういう記事が書けます」ってやればいい。

WEBライティング関連の資格のありなしって、実際全然関係ないですよ。
武器になる資格は国家資格とか、名前を聞けば何となくわかるようなその分野における専門資格だけですよ。ネイルとかアロマとか、あとはジャンル外で詳しくないけど、金融系投資系不動産系もそういうのあるのかな…? まぁとにかく、そのジャンルの記事がほしくて、その仕事をやってる「本業の人」が持ってるような資格じゃないと強い武器になりません。

だって、WEBライターするならWEBライティングできるって当たり前だもん。クライアントはそのうえで、専門性のある良い記事を求めています。

だから、お金かけてまでWEBライティング関連の資格はとらなくていいよ。それでも仕事はできる。案件はたくさんある。これは断言します。

なかなか仕事が通らない原因は提案の仕方がわるいかも

私のnoteを読んでくださっている方はクラウドソーシングを利用している人が多いと思うのですが、まずは提案からはじまりますよね。

仕事が通らない原因って、たぶんこの提案の仕方がわるい。

たとえば。
私はオーガニックコスメが好きなんですけど、美容関連の仕事の経験はあるものの、あくまでもデパコスの販売だったんですね。オーガニックコスメは本当に趣味程度なんですよ。しかも最近ハマったばかりで、すごく詳しいわけじゃない。もともとオーガニックコスメが好きだった人、それ関連の経験がある人とは圧倒的に経験値が違うわけです。

そこで、こういう案件があったとします。
●【美容好き歓迎!】オーガニックコスメに関する記事執筆【継続案件】1000文字~3000文字
みたいな。

こういう記事は女性に人気だし、できそうに見えるジャンルなので応募が殺到するわけです。応募者の中には、オーガニックコスメマニアもいれば、経験者もいることでしょう。

どうやって提案するのか?

もともと美容が好きで、デパートコスメ、プチプラコスメ、色々試してきました。
最近ちょうどオーガニックコスメにハマり、色々と調べて集めてはじめたところです。
今は、ほぼ毎日オーガニックコスメの情報を集めているので、リアルな読者目線で知りたい情報を記事にできます。
「これは知れてよかった!」「この知識は知っておいた方がいいな」そう感じたことがたくさんあるので、キーワードに配慮しつつ、読者視点で記事を書いていきたいです。

めいこ

私ならこんな感じで提案するかな。(これプラス、自己紹介とサンプル記事は必須ね! ご縁があった場合、正式依頼~●日で納品可能です~みたいのも伝えるようにはしてる。)

自分が参入したての分野の場合、小難しいことは言わない。
でも、それに対する熱量と、自分はこういう記事が提供できますというのをしっかり伝えます。あと掲載メディアが分かったらそれを見たときの気持ちの高揚とか感想とかも伝える。

資格や権威性重視のお堅めのメディアだと難しいですが、一般的な女性向けメディアであれば、わりと通ります。というか、私は今までこういう感じでクライアントさんと出会ってきました。

私はお堅い文章は書けないので、この提案で通らないところとは非常に相性が悪く、続かないんですよ。執筆ペースも落ちるし、修正が多くなるので、お互いのためにならない。

提案の時点で無理をすると継続が難しいので、「自分はこういう感じの人間」というのを匂わせつつ、それでも選んでくれるクライアントと出会うのがいいと思います。

はじめての案件って慣れないから時間がかかるけど、継続案件を増やせば慣れて執筆時間も短くなるし、話も早いんですよ。案件とれても1回切りになると、結局苦労するだけになっちゃう。

「継続できる案件・クライアントと出会う」
これを意識して提案すると良いと思います~!

提案するときの熱量も大切だよねぇ…という話でした。

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