8月のある日。東京に戻って荷ほどきをしていると、猫の毛がどの荷物にもくっついている。昨年末に実家にやって来た飼い猫の毛だと気づく。 先月の帰省で、どうしたものか自分の旅行カバンがお気に入りの場所になり、開いた状態のカバンの中に鎮座し、荷物の匂いを嗅いだりかじったり、爪でガリガリ爪研ぎしたり、くつ下を丸めて作ったボールをコロンコロンと転がして遊んだり、脱いだ裏返しの片方のくつ下を嗅いだり、でこぼこした旅行バックの中で気持ちよさそうに寝ていた。 寝室にし
ハッピーハロウィン🧡と可愛いLINEが届く。2日前が誕生日だったので、遅れたお詫びとお祝いのメッセージを贈ってくれたのは1歳の頃から知っている女の子。小学生の頃に、全校生徒の前で「最初の記憶」という作文でたくさんの絵本を私とみんなで楽しんだことを話してくれたそう。受験がんばれ。
絵本や民話に触れて育ったことが、今の活動に繋がったと感じる。小さなこどもたちと毎日一緒に過ごすようになって、心の底から偉大だと納得させられる存在がいた。ぐりとぐら、ねないこだれだのおばけ、アンパンマンなどがパッと浮かんだ。せなけいこさんの絵本はこどもを全肯定してくれる。感謝合掌。
noteを始めてから丸4年が経ったことをバッジが届いて気づきました。いつも読んでくださる皆さま、フォローをしてくださった皆さま、スキを押してくださり、忘れずに訪れてくださる皆さま、本当にありがとうございます。たいへんうれしく思っております。5年目もどうぞよろしくお願いいたします!
夕方、郵便局の本局へ郵便を出しに行く。手紙やはがき、小さな贈りものなどは郵便で出すことが多い。“今日は何ですか?”と郵便局員さんが顔を覚えてくれていて声をかけてくれる。この春に新発売された1円切手がかわいい。1シートが30枚ぐらいかと思ったら、ドーンと50枚あった。
ラグビーボールみたいな形と大きさのかぼちゃを夏に料理した。育てた母に種類を聞くと知らないと言う。“すごく甘くて美味しいかぼちゃ”と種の袋に書いていて選んだらしい。調べると“ロロン”という名前。特徴は栗のような甘さと味とある。マロンと一字違い。あしたのおやつ用にかぼちゃ餅を作った。
きのう南極観測船の「しらせ」が青森港に入港した写真がXから流れてきて、へぇと思って1時間もしないで、港の近くに住む友人から「しらせ」の写真が届く。来年が開港400年だそうで、19年ぶりに着岸した船内も公開したそう。白瀬隊員の名前が付いた船も立派だが、青空と浜風の匂いを思い出した。
寒くなるとコーヒーのお供に板チョコを割って豆皿に用意してほぼ毎日のように食べる。すぐに溶けちゃう夏とはちがって、寒くなりチョコが固いまま口に出来るのがうれしい。しかし悲しくなるほど、またチョコレートが値上がりした。わずかでも手頃で見つけたくて、お菓子専門店へ寄り道する日暮れどき。
ギンガムチェックと水玉柄が昔から好きで、大きさとバランスが丁度よい服や何かを見つけると惹かれる。雪の降る冬場になると、母はこぎん刺しという刺し子を始める。そのそばで、幼い頃は端切れをもらって縫いかたを教えてもらい、好きなようにちくちく縫って何かを作っていた。ひさしぶりに布を選ぶ。
先月、母の誕生日があった。探したが見つからなくて遅れて贈った防水ラジオ。亡き父が選んでくれた丈夫なラジオを長く愛用したらしい。さっそくラジオを腰にぶら下げて、庭で作業しているよと母が言った。週末、野菜の宅急便が届いたお礼でかけた電話で、一番ほしかったものが届いたと聞けてうれしい。
きょうの東京は気温29度。10月でこの暑さはどうかしてる。秋に着ようとネルシャツを新調したが、なかなか袖を通せない。寒い季節の楽しむことや食べものが、雪国生まれの影響か好きだ。昨晩、タンクトップで過ごしていたら3回くしゃみして秋を感じる。新しいニベア青缶を薬局で見つけて冬の準備。
“にっこり”という名前の和梨をきのう食べた。二十世紀梨の倍近くの大きさで、大味かなと思ったが甘みも水分もたっぷりでおいしかった。去年も書いたが和梨が好きで水を飲むように食べたい。物価高騰のなか、小ぶりで傷が一つ二つはあるが味は十分の梨を置く八百屋を見つけてから、梨を目当てに通う。
旧盆の7月13日になると、東京では玄関先で家族が集まって迎え火をしている光景に出会う。ふだんは離れて暮らす家族も集まって、大勢で楽しそうに迎え火を囲んでいる。老夫婦が静かに迎え火をしている光景も見かけた。 故郷のお盆の入りは翌月だから、お店にお盆の飾りなどが並ぶのをお店で見ていると、帰省が叶わない夏もお墓参りがしたいなと思っていた。 この夏に義理の妹の一周忌を終えた。たった一年間の月日で甥と姪はかなり背が伸びた。少しずつ縮んでいる叔母と肩を並べたり、追い越されたりした。
おととい、空いている植木鉢にまんまるな葉っぱがかわいい植物を植えた。パンケーキプランツという別名らしい。花ことばは幸福、救われる人々など。初夏に観葉植物を大きな鉢に植え替えたのがよかったのか、厳しい暑さにも負けず青々と皆元気だ。水やりで若葉や双葉を見つけたときは、いつもときめく。
十五夜が目の前で、お月見団子やうさぎ饅頭が店先に並んでいる。素通り出来ず、うさぎ饅頭を一つ手にする。水出しの緑茶をコップに注ぎ、さっそくお饅頭を割って食べた。こどもの頃、大きな紅白饅頭や葬式饅頭を大人が持ち帰るとうれしくて、何等分かにして食べた。素朴な甘さに懐かしい記憶が浮かぶ。
この夏、実家の猫の変化に気づいた。いままでは近くで香箱座りしていたが、今回は手を✕と重ねて座るようになった。お世話をしてくれる人に感謝しつつ、たいへん満足して幸せだと思っているときに猫が見せてくれる姿勢らしい🐾撮ろうとすると止めちゃうが、手を重ねてくつろぐ姿にこちらも満足する。