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寒川神社に行ってきました 3

相模の国一宮
国内随一の八方除け
古墳時代から信仰される神社
レイライン上にあるパワースポット

そんな寒川神社でも、特に素晴らしいと思うのが、神社の裏手にある神嶽山神苑。

前回も書きましたが、本殿でお祓いをした人しか入場できません。
お祓いは3,000円からなので、高い入場料と思う方もいるかもしれません。

しかし、このお庭は、入場料を払って見るようなお庭ではないと思っています。

前回も書きましたが、元は禁足地。
神様のいらっしゃる場所です。

お祓いで身を清めた人のみが、立ち入ることができて、ここで、清められた心身に美しい水が流れ込むような…ここにきてようやくお祓いが終了するような、そんな気がします。

神嶽山神苑へは、寒川神社の手水鉢の裏から行きます。

寒川神社の手水鉢

この後ろ、陽が当たっているところが、道になっています。

こちらは、お祓いした人だけということもあり、人が少ないです。

少し歩くと、出入りはできないのですが、境内に入る入り口がありました。
どんな時に使われるのでしょう…?

そしてその先に神嶽山神苑の入り口があります。

ここを入っていくと、外門があります。

大明神の鎮まる厳格なる世界へ誘う…

ここで、お祓いの時にいただいた入園券を出します。
入っていくと、すぐ前にあるのが手水鉢です。

この手水鉢は、旧三の鳥居の基礎石から掘られたものだそうです。

この手水鉢の右奥。本殿の真後ろにあるのが、難波の小池

正面奥です。

撮影禁止なので、看板だけ撮りました。

古来より御本殿の真裏に位置し、寒川神社の起源に深く関わりある神聖な泉として伝えられているとのことです。
小さな池ですが、水が湧き出ているのが見えました。

庭園の方に歩くと、裏参拝所があります。

この小さな山は、神嶽山。
この山を通して大明神を裏から拝する場所です。

こちらでは、人もいないので、静かに穏やかな気持ちで手を合わせることができました。

緑の中を進むと、その先に内門が見えます。

あたりは紅葉がいっぱいで、秋にはさぞ美しい紅葉の風景を見せてくれることだろうと思います。

内門

趣のあるをくぐると、その先は池泉回遊式庭園となっています。

まず目の前に現れるのは、八氣の泉

手水鉢と同じく旧三の鳥居の基礎石を用いており、ここから湧き水が流れ出てきます。

ここ、気持ちいい!
初めてこの場所に立った時、そう感じました。

後から調べると、その様相は陰陽の関係を現していて、辺りには八方除の精氣が漂っていると書いてありました。
だからなのか…
今回も、この場所に来るのが一番楽しみでした。

ここでしばし、八方除の精氣を浴びて、先に進みます。

木陰が気持ちいい

苔がびっしりと着いた木の橋をわたると、左手に茶室があります。

茶室の門

門が閉まっていて近くに行けないので、門の隙間から奥の茶室を撮影しました。

この茶室 直心庵は、梅見門と腰掛待合を配した本格的な茶室です。
毎月一日のみ利用することができますそうですが、今は感染対策のためしばらくは利用を中止しているそうです。

庭園奥には、宮山在住の御祖講の講員の祖先が祀られている末社御祖神社が鎮座しています。

こちらにお参りしてから、茶屋 和楽亭へ。

ここで、お抹茶とお菓子をいただくことができます。
前回来れなかったので、今日こそは!

美しい庭園を眺めながら、しばし休憩。
左側に見えるのは、石舞台。

日本三大花崗岩と名高い、四国産の庵治石が敷き詰められた舞台だそうです。
ここでは神楽の舞や雅楽の演奏が行われることがあるそうで、その様子は茶屋 和楽亭から眺めることができるようです。
見てみたいなあ…

お抹茶が来ました。
お菓子は何種類か選べますが、私は生落雁にしました。
ほろ苦い抹茶とよく合って、美味しかったです。
普通の固い落雁と違って、しっとりして中の餡子が美味しかったです。

一休みした後は、袁内にある、方徳資料館へ。

まだもう少し続くので、途中ですが今回はここまでにいたします。

今回がなんと言ってもメインです。
写真でどこまで伝わったかわかりませんが、行けばわかる!
そんなところです。
次(最終回)はオマケ的な感じになりますが、次回までお読みくださると嬉しいです。

寒川神社1の記事はこちら⤵︎

寒川神社2の記事はこちら⤵︎

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