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マネジメント

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PDCAのその後にやるべき大事なこと

施策を立案してPDCAを何度も回して改善して施策結果をまとめ終わって報告も完了しました。 さて、その後にやるべきことは何でしょうか? 「報告までやったのならもうやることはない」というのは不正解です。マジメな人は「次の施策にシフトする」と答えるでしょうけれど、それは大事なステップを飛ばしてます。 答えです。 PDCAの後にやるべきことは、施策立案から検証結果をまとめて報告するまでのこの一連のプロセスに問題がなかったのかの振り返りを行うことです。 施策進行の振り返りがな

社内広告チェックの厳しさはビジネス成長を阻害する

法令遵守や社内のデザインガイドライン準拠をしているかの確認・審査を目的として、社内で広告チェックを実施している会社は多いです。特に、医薬系や金融系など国が広告掲載基準を設けている業界の場合は通常のチェックに加えて厳しいチェックが行われます。 厳格な広告チェックがもたらす弊害この広告チェックの厳しさは、しばしばマーケティング担当者の頭を悩ませます。マーケティング活動を円滑に進める上での深刻な弊害があることにはもっと目が向けられるべきです。 広告掲載基準を守っていても攻めた表

部下に期待効果の試算をさせたマネージャーがやってはいけない10個のこと

予算執行や社内工数を少なからず伴う企画を通す際には期待効果の試算もセットにして提案をつくるのが一般的です。事前に上司であるマネージャーと部下とが試算の基本要件をすり合わせたり、トップダウンで部下に要件を伝えたりして試算に着手していくと思います。 しかし、多くの人にとって試算はあまり気が乗らない業務のためか、マネージャーの試算業務へのかかわり方次第で部下のモチベーションや生産性が著しく低下しやすいのも事実です。 今回は、部下に試算依頼したマネージャーがやってはいけないことを

決断力は意思決定の速さを意味しない

マネジメントの立場にいると、決断を迫られる場面に多く出くわします。中間管理職ともなれば上からも下からも決断の挟み撃ちに会い、時には正しい決断をしているのか自分でも分からなくなることがあります。 従業員のエンゲージメントサーベイが多くの会社で行われるようになりましたが、部下からマネージャーの決断力がないと思われていれば上長評価は悪くなってしまいます。自分では決断力があると思っていたとしても、部下から見たらそうではないということは普通に起きえます。 決断力に関する誤解「意思決