去年のラマダンのイフタール:KLCCモスクにて
来月の三月に入るとラマダンがやってきますね!
ということで、去年のラマダン中、私の大学の友達が、KLCCモスクのイフタールに連れて行ってくれたので、その時のことを記録しておこうと思います。
ラマダンはイスラム教徒たちが断食する月です。日が出ている間は飲まず食わずで、日が沈んだ時に、みんなで集まってご飯を分け合って、一緒に断食を断ち食事をします。断食後の食事をイフタールと言います。
ラマダンの間は、多くのモスクが無料で、イフタールの食事を配ってくれます。そして、モスクに集まった人たちと一緒に床に座って、食事をします。
マレーシアでは、日の入りの時間はだいたい夜の7時過ぎです。
なので、その時間が近づいてくると、人々がだんだんとモスクに集まってきます。
KLCCモスクは、クアラルンプールのツインタワーの本当にすぐ近くにあります。
綺麗なモスクでした。
マグリブ(イスラム教徒の一日の4回目のお祈りの時間、ちょうど火が沈む時)の時間になると、みんなが一斉に食べ始めます。
その時間になる前に、ご飯を配ってくれます。ありがたい。
マグリブの時間の20分前くらいから、モスクのイマームが、説教をしていました。マレー後で話していたので、何を話しているのかわかりませんでしたが、イスラムに関することを話していたのは確かでしょう。
そして、ご飯と飲み物を受け取ったら、みんなと並んで床に座り、マグリブになるのを待ちます。女性と男性は別々で座ります。それまで、みなさんは自由に過ごしていました。スマホをいじっている人、隣の人とお喋りしている人、イマームのお話を聞いている人、クルアーンを読んでいる人。でもクルアーンを読んでいる人が多かったかな。
マグリブを知らせるアザーンが鳴ると、みんなさんはアラビア語で祈りの言葉を言ってから、ご飯を食べます。
まず、水を飲み、デーツ(ナツメヤシ)を食べててから、ご飯を食べます。その方が、お腹のためにも良いみたいだし、預言者ムハンマドもそうしていたからだそう。(ちょっとここは確かじゃない)
特に、マレー系マレーシア人たちは、ご飯を手で食べるので、こういう時、だいたいスプーンたフォークはありません。私も手で食べました。個人的に、ご飯をより感じられるから、手で食べるのは結構好きです。
ご飯を食べ終わると、みなさんマグリブの礼拝をします。なので、みなさんはウドゥーをして、身を清めるため、その場を颯爽と去っていきました。
私は、ご飯を食べ終わったら、モスク内を見学しました。お友達は、お祈りをするので、私と、お友達はここでお別れしました。
たくさんのマレーシア人の中に、一人イフタールに混ざるのは、なんだか不思議な感覚でしたが、よい経験をさせてもらえました。感謝。
おしまい。
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