「また行ってみたい場所」がない
先週金曜からこの週末は、モンタナに大寒波が押し寄せ、最高気温がマイナス20度台!
そんな中、noteの「#この街が好き」というお題に投稿されている記事を楽しく読み漁ってます。
他の人の、「好き」って、読んだり聞いたりしてると、ワクワクしますねー。
さて、そもそもは、年末に、3月に日本帰国の予定を立てていて、「どこか行ってみたい場所あるかな」とふと思ったのがきっかけです。
これが、まったく思いつかず!!でして。
両親ともに旅好きだったので、幼い頃からいろいろな所に連れていってもらっていました。
学生になってからは、家族旅行だけでなく、1人旅、友達たちともたくさん旅してきました。
が、いまは、「また行ってみたい街」がない。
むしろ、「二度と行きたくない」、という嫌悪感を覚えるレベルで。
例えば、幼少期を過ごした昭和50年代に住んでた新興住宅地の集合住宅。
わたしの父親を含め、幼なじみのご両親の少なくない方たちがすでに亡くなっている。
母が時々つぶやく、「あの頃が一番楽しかったわねー。」というのも、また、なんとも切ない気分になる。
懐かしいという感情は浮かばず、もう絶対に体験することができない、母やその周りの皆さんにとっての古き良き時代に、わたしは、近寄りたくないという感じがする。
神奈川県の田舎村の、父方の祖父母の家も、祖母が生きていたころは毎年お正月を過ごしてすごい楽しかったけど、今じゃもう行きたくない。
他、楽しく旅した場所も、似たような感じで、景色や食べた物、というより、一緒に行った人たちのことを思い出してしまう。
例えば、父主導で毎年行ってた奈良、器好きだった母と巡った有名な器の産地たち、学生時代の友達とレンタカーでまわったスペインと南仏、1人暮らししてた都内のいくつかの町、結婚してから住んだ千葉県と都内のいくつかの町、などなど。
いつの日か、「また行ってみたい」という心境に至ることがあるのだろうか。そうあって欲しいのだけれど。
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