アメリカ移住して変わったこと 見知らぬ人との関わりを大事にするように
アメリカに移住して、変わったなあと感じるのが、外で出会う見知らぬ人たちとの関わり方。
その場限りでもしかしたら一生もう会わないだろうし、深く付き合う感じにはならないだろうなあ、ってという人達との関わりを大事にするようになりました。
たとえば、バスの運転手さん、英語ESLクラスの先生やクラスメート、コミュニティカレッジの事務所のスタッフ、海で話すサーファーとか、歯医者さん、とか。
人生経験を聞かされて思わず一緒に涙流した歯医者さんとだって、歯に問題がない限り顔を合わせることはないですし。
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日本ではもう一度会いたい人とはまた会ったり飲みに行ったりしていた
日本でだと、1回会って楽しかったりもう一度会いたいと思ったら、わりと気軽に「また会いませんか?」とか「食事でもしてもう少し話しません?」って感じで、深く付き合う機会を作ってました。
たとえば、英語でいろいろ学べるテンプル大学の生涯教育講座での授業のクラスメートとか、1人で参加したワークショップとか、仕事で知り合った人とか、一緒にサーフィンした人とかとか。
アメリカでは・・その場限りかもしれないからこそその場に集中してる
アメリカでは、まあ基本ひきこもっているので、ワークショップ参加したりとかしてないってのもありますが、例えば語学クラスのクラスメートとか、クラス以外では会いません。
みなさんとにかく忙しそうで、クラスが終わるとさっさとそれぞれ教室を出て行くか、夜6時~9時のESLクラスを受講するか、って感じです。
だけど、ちょっとした会話や発言内容にグッと元気もらったり、ふと心温まる対応されたりします。
こんな感じ:
なんというか、つねに、「もう次はない」みたいな、その場限りだという緊張感みたいなものがあって、アンテナ立っています。
(もちろん、治安の心配も、日本でふらふら歩いているときよりはあります)
道やバスやスーパーなどあちらこちらで、見知らぬ人からなんやかんやと声かけられる機会も多いので、ぼーっとしてると、声かけられてるのを思いっきり無視してることになります。
わたしは日本ではまったくもって人に道を聞かれないタイプなんですが(おそらく人生で数回しかないかも)、アメリカのコミュニティカレッジ歩いてると2日に一回は道などを聞かれます。
他に、詳しそうな人たくさんいるのに、なぜこの究極の方向音痴の私を選ぶのか、ほんとにやめて欲しい・・。ぶつぶつ。
“一期一会”というとおおげさですが、アメリカに来て、すごくこの言葉が気になるようになりました。
アメリカ移住して変わったことは?見知らぬ人との関わり方 まとめ
日本ででは、一度会ってまた会いたかったら自分からコンタクトしたりして、“深く”関わる付き合い方をしてました。
逆に言うと、“浅い”つきあいは、ほとんど眼中になかったというか、気にとめていませんでした。
(iPhoneいじったりしてて、その場に気持ちが存在してなかったことが多いかも)
アメリカでは、“一期一会”のように、その場その場を大切にしたい&しなきゃあという風に気持ちが変わりました。
私も、アフリカでボランティアしてきた元ベトナム難民の歯医者さんのように、”見知らぬ人から受けた思いやりを、いつか返したい”って感じるようになりました。
(ちょっとレベルが違い過ぎますけどね・・・。いつかは・・・。)
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