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noteでは日々思うことなど書いてます。みんなのフォトギャラリーに少ないですが写真を登録してます。文章を読んで下さったり、写真を使って下さったりする方々、ありがとうございます☺️

マガジン

  • 旅する日本語 2018

    旅する日本語2018に応募したnoteを集めました。

最近の記事

4月1日に想う

4月、桜の季節、新しいスタートでみんなが明るい気持ちでいることを前提とした報道や広告があふれている。 私にとって、この季節は良い思い出ばかりではない。周りが楽しそうにしているのに、自分だけ取り残されたような気持ちになった年も多かった気がする。 今年はというと、季節のイメージに合うような明るい気持ちで4月1日を迎えることができた。だからといって、来年も同じ気持ちでいられるとは思っていない。毎年、状況は変わるのだから。 今年の春を憂鬱な気持ちで迎えなくてはならなかった人へ、

    • 光と影

      日の当たるキラキラした部分だけを見せながら生きていくことができたら、周りに集まってくる人もキラキラな人ばかりで、それはそれでいいのかもしれない。 でも、私は影の部分もあることを認めて生きていたいと思う。知られたくない気持ちと知ってほしい気持ちで揺れ動く、影の部分。それを何のためらいもなく受け入れてくれる人は貴重だし、それを見せてくれる人も貴重だ。 光が強すぎて影が見えないことが優れているように思う人もいるのだろうけど、私は柔らかい光と柔らかい影を持ち合わせた人でありたい。

      • Twitterが使えなくなったり、使いにくくなったら、みんな別々のところに行くのかな。mixiのときみたいに。

        • ふくしまのこと

          国連科学委員会が福島第一原発の事故について「放射線被曝を原因とする健康被害は認められない」という発表をした。(私は読売新聞の記事がツイッターで話題になっていて知った。) これは、適切は時期に適切な場所に避難したから、健康被害はないと考えられるということですよね?放射性物質の健康影響はたいしたことないという意味ではないと思うのだけど…。 あと、廃炉作業に関わっている現場作業員についてはどうなのだろう?被爆線量の限度までしか働くことができないそうだから、正確に計測されていれば

        4月1日に想う

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        • 旅する日本語 2018
          6本

        記事

          冬のおいしいもの

          12月の繁忙期に頑張れるように、自分で楽しみを用意していたことを今更ながら、振り返り。 季節限定のおいしいもの。 ひとつめは、まどんな。 JAを通ったもの以外は紅まどんなと呼べないそうで、私が買ったのは「まどんな」という名前。食べチョクで買った。皮に傷があっても、中身には全く問題なくて、農家さんの検品の正確さを知る。 カットしたものは、おいしいだけじゃなく、見た目もとてもきれい。 ふたつめは、シュトレン。 初めての「うぐいすと穀雨」のものと、リピートの「ダンディゾン」

          冬のおいしいもの

          不満も不安もあります

          J-WAVEのトモラボを聞いていて、特に不満がなく暮らしている若者が少なくないのではという話があり驚いた。実際に「不満がない。」と思っている人がどのくらいいるのかはわからないけど、番組内の話の流れでは、ごく一部の富裕層だけの話ではないようだ。 私は生まれてからずっと不満があると言ってもいいくらいなのに。死にたいほどつらいわけではないけれど、納得いかないことが常にある。 私が不満がない人のことを想像できなかったように、不満がないひとは不満がある人を想像できないのかもしれない

          不満も不安もあります

          相手が嫌なことはしない

          20年近く前、筑紫哲也さんがおっしゃっていた言葉で、今でも覚えていることがある。(私の記憶にあるだけなので、細かい点は違っているかもしれない。)ニュース23で靖国参拝について取り上げていたとき、「参拝してほしくないという人がいるのであれば、しないほうがよいのではないか。相手が嫌がっていることは、しないほうがいい。」とおっしゃっていた。 国際問題でも、こういう考え方をすることに驚いた記憶がある。このことによって、靖国参拝についての意見が固まることはなかったけど、身近な問題を考

          相手が嫌なことはしない

          意味があること

          今していることに意味があるのかないのかは、人それぞれの価値観によって決まるのだから、他人がやっていることに意見するつもりはない。自分が行うことの一つひとつについて、意味があることの比率を増やしていきたいと思う。 会社員なので、仕事では意味がないと思うことをしなくてはならないのは仕方ないと思っていたので、それをストレスに思わないことにしようと思ってきた。 しかし、意味がないことをストレスに感じているのは会社員に限らないということがわかってきて、どれだけの「これって意味あるの?

          意味があること

          大きな声は伝わるのか

          選挙運動で、大きな声で候補者名を叫んでいる光景は私の子供の頃から変わらない。選挙期間中に名前を多く聞いた候補者に投票するという考えの人はどのくらいいるのだろう。そういう人が多いから、この方法が長く用いられているのか。それとも惰性なのか。 私は名前だけを叫んでいることに意味を感じない。その人がどんな仕事をしてきたのか、これからしてくれるのかについて全くわからないからだ。本当は、選挙期間以外でも選挙区の議員や次回立候補予定者がどんな人なのかを知っておく必要があるのだろう。これは

          大きな声は伝わるのか

          経済は成長したほうがいいのかわからない

          根拠となる事実が違うから意見が違うんじゃないかと思うことがある。その場合、お互いの事実を共有した上で、改めて考えたほうがいいのではないか。 経済成長という大きなテーマについても、私の見えている世界だけで意見を決めてはいけないなぁと最近思う。そのあたりついて、今思うことを書いてみる。 社会人になったときにはバブルが崩壊していた世代なので、実感としての経済成長がどんなものなのかを知らない。成長しないことのデメリットと言われることは多く体験してきたので、経済成長しないとだめなん

          経済は成長したほうがいいのかわからない

          ベーシックインカムで不安は消えるのか

          初めてベーシックインカムという言葉を聞いたのがいつのことだったのか、はっきりとは覚えていない。ただ、この考え方を知ったときに強く興味を持ち、その後も関連ニュースには注目している。 今のところ、ベーシックインカムのみで生活できる金額の支給は、日本では難しいのかなと、提案されている案を見ていると感じる。地方だったら、月に6万円で暮らせるという人もいるが、私には現実的なこととしてイメージできない。 つまり、支給された6万円以外にも収入を得ることが必要で、資産運用などで所得がある

          ベーシックインカムで不安は消えるのか

          10YCの服

          服に興味があるなんて、恥ずかしくていえないと思っていた。いや、今も思っているかもしれない。 常にトレンドを追いかけて、たくさんの服を持っていて、周りからおしゃれだと思われる人でないと服に興味があるなんて言えない気がするから。 私が興味があるのは、着心地がよいとか、長く着られるとか、環境に配慮した商品であるとか、服のそういう部分。食の分野での地産地消やオーガニックに注目するのと同じような感覚。 ファストファッションの商品を全く買わないという選択は経済的に難しいけど、少しずつ

          10YCの服

          捨てられてしまうかもしれないもの

          印度カリー子さんのツイートで知った行き先がない不揃いマッシュルームを買ってみた。 届いたものを見ると、想像していたよりきれいで、大きさもそろっていた。スーパーで売っているものとの一番の違いは軸部分に土がついていることとかさ部分も土のふき取りが必要な部分があること。 実際に料理をするときに、かさ部分に土の粒がうまってしまっているのを取り除くのに意外と手間がかかった。取り除いてもスーパーにある表面がつるつるで真っ白な状態にはできなさそうで、だから通常品として出荷できないのかな

          捨てられてしまうかもしれないもの

          はるのひかり

          あたたかくて、日差しも春らしく感じる日。 もう冬に逆戻りのような寒い日は来ないかな、いや来るかもしれないなどと思いながら歩く。 自然光がきれいに当たった草花は、カメラ初心者の私が撮っても、キラキラしてとても美しい。お日さま、すごい。 つぼみもたくさんあって、これからどんどん咲いていくんだよね。 花が満開のときや紅葉がピークのときのように、その植物が誰からも注目されているときだけじゃなくて、一年を通してどんな姿をしているのかに興味を持つようになった。 花が咲いていても咲

          はるのひかり

          元日さんぽ

          近所のいつもは行かない道を歩いてみるというのが、ここ数年の私の元日の過ごし方になっている。 桜(ソメイヨシノではない)の木に、木の芽を発見。正確には木の芽と言っていいのかわからないけど、これから成長する部分であることは間違いなさそう。 前を歩いていた4歳位の子が「松ぼっくりみつけたー。松ぼっくりあるかなー。」と言っていたので、私も探してみた。子どもの目線、すごいな。大人が歩いているだけでは、気づかなかった。 初詣に行く予定はなかったけど、通り道にあった神社が混んでなかっ

          元日さんぽ

          ある晴れた日のこと

          天気がよく暖かい、予定のない休日。 とにかく、日の当たる場所にいたいと思った。本も読みたかったので、公園のベンチで読書をすることにした。 暑すぎず寒すぎず、太陽光も強すぎない。 聞こえる音は木の葉の音と鳥の声くらい。 冷暖房もライトもヒーリングミュージックも、快適な読書環境が自然に用意されているのがすごい。 途中で葉っぱが一枚、落ちてきた。 こういうのも楽しい。 読書を終えて本を閉じると、手の上に薄茶色のてんとう虫がいた。写真を撮ろうとしたのだけど、意外と動きが速く、カ

          ある晴れた日のこと