三つ峠山×ほうとう
食いしん坊が登山すると、山に登りながらも下山後の食べ物のことを考えています。山とごはんのログです。
about 三ツ峠山
みつとうげやま
〒401-0304 山梨県南都留郡富士河口湖町河口
河口湖の近くです。登山口へのアクセスはいい方だと思います。
三ツ峠といえば富士山を一望できる山頂からの眺望。物理的に近いので多少曇っていようがもう綺麗にドーンと見えます。
また、クライミングの岩場としても有名で私が今回行ったルートでも岩場を通過しました。
三ツ峠というわりには峠はなく、もっというと「三ツ峠」はグループ名で開運山・御巣鷹山・木無山の総称です※。立山みたいな?
ドッケ(尖ったところ)が三つだから「みつドッケ」とか。名前の由来諸説あるみたいです。
※一番高い開運山を三ツ峠としていることもあります
また、信仰の山としても有名です。
今回のルート
スタート三つ峠駅 07:40
→ 三ツ峠グリーンセンター →山祇神社 → 神鈴の滝 - → 憩いの森公園 → 達磨石 → 大曲り →股覗き → 馬返し → 八十八大師 → 白雲荘跡 → 屏風岩 → 三ッ峠山 → 四季楽園 → 三つ峠山荘 → 木無山 → 三角点峰「木山」 → 送電鉄塔 → 霜山 → 湖畔分岐 → 天上山 → 天上山展望台 → カチカチ山ロープウェイ富士見台駅 → ナカバ平展望広場
ゴール→ 天上山公園入口
14時にはゴールできました。
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三つ峠から三ツ峠グリーンセンター〜憩いの森公園辺りは完全に舗装された道路です。そこがまず1時間くらい歩くのでこれはタクシーで一気に憩いの森公園に行ってもいいかもです。
序盤のゆるふわにだいぶナメた気分になり、高尾山レベルじゃん1号路か?ん?ん?とか思っていると、中盤からつづら折りで徐々に急登ってほどでもないけどまあまあの登りが続きます。なかなか登りごたえ。
ナンチャラ岩(奇岩)は途中にたくさんあり、看板がついていますが、特に変わった形をしているとかすごく大きいとかではなく印象に残らず華麗にスルー。
ただ、八十八大師にだけはビックリしました。地蔵多!
ほどなくしてNHKの電波塔が全力で自然の景観を台無しにしてきます。
そのちょっと先が開運山の山頂です。
噂に違わぬ絶景でした。富士山ドーン!です。
開運山の山頂からはその周辺の山荘2つ、四季楽園 三つ峠山荘を通過。もし山頂で食事するならこの周辺と三つ峠山荘から歩けるちょっと先にもベンチあります。
今回はほうとうという目的のためにそのままスルー。
ここからは下山なのですがなかなか下山もしないというかゆるーーーい尾根下りが続きます。ちょっとした登りや、うっかりしたら落ちる程度のトラバース(?)も。
粛々と降りること数時間、突如現れるファンシー。それが「カチカチ山ロープウェイ富士見台駅」の中、ブランコ周辺です。
こんなのも。
このパネルを見ようと陣屋に入ろうとすると、人感センサーが作動し「殿が帰られたぞ〜!(どんどこどんどこ!!)」みたいなセリフがスピーカーからまあまあの音量で流れる仕組。完全に罠。あぶねぇ…
そこからはもうカチカチ山あり、ヤマノススメあり、ゆるキャン△あり、温泉むすめありの商業エリア。
そこからはロープウェイに乗っても全然いいのですが、下山とルートが微妙に違って面倒くさがり的にはロープウェイに乗って河口湖に降りるより、ほうとう屋さんに近づきたいので考えた末に足で下山。あとはもう消化試合のようなものです。木の隙間から道路が見えてるし。
14時にはゴール。おつかれさま。私。
about ほうとう
山梨といえばほうとう!何度か食べてみたことはあるのですがつほうとう専門店のガチほうとうを食べてみようと「ほうとう不動 河口湖駅前店」へ。
ほうとう不動のほうとうの種類は1つだけ。サイズもなし。これ一択。
(そばとかもつ煮とかはあります。)
これがほうとう!
まず、ほうとう、めちゃくちゃ量があります。ラーメンくらいの量じゃないです。この鉄鍋、4人家族用では…?くらいの大きさです。
そして具沢山!数えた限り、野菜は8種類+三角油揚げ。でこの中で特に重要な任務を与えられているのが南瓜。季節のコンディションにもよるのかもしれませんがほぼ完全にみそに溶けてます。そして味噌と甘い南瓜の溶けた汁最高。
野菜のたくさん入った出汁のきいた味噌汁にグツグツの甲府スタイルうどん、ほうとう。これと言って個性があるわけではないのですが、誰が想像してもほっとする日本の味。思いのほかコシがあって最後までシッカリしてました。
うどんと違うのかというとかなり近いです。平たいうどん(コシあり)かな。いやそれきしめんですやんw ってなりそうですが、そことはかなり違います。きしめんはもっとピラピラであっさり。ほうとうはもっと田舎っぽい。粉を固めました感あって歯応えも見た目もガッチリしてます。
どうも塩の有無がこのテクスチャの違いを生んでいるよう。
なんてことないおいしさ。それがほうとう。
ほうとういいね。このほうとうがきっかけで興味わきました。冬になったら作ってみようと思います。(夏はちょっと)
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