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Japan Sales Collectionに出場したら、めちゃくちゃ振り返りできた。

こんにちは、LayerXの松本 (@MJ_LayerX)です。同社でインサイドセールス(以降IS)のマネージャーを担当していました。
今年からマーケティング部(以降MK)に異動しました。

一出場者の備忘録です。

さて、今回は記憶に新しいJapan Sales Collection 2024について、イベント内のコンテスト出場者としての備忘録的なものを書きたいと思います。
「非常に良い経験になった」とういヌルい感想ではなく、本気で打ち込みすぎた私の話です。来年出場される方(特にLayerX社員)に向けて、こんなことやっとけばよかったというシェアも含め、筆を取った次第です。

まずは、主催社の皆様、協力会社の皆様、審査員の皆様、貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。悔しいので、来年も出ます。

こんな発表をしました。

(アーカイブが出たらこちらにリンクを貼ります。まだないのに本noteをご覧いただいた方、ありがとうございます、お待ちください)

当日の発表スライド。本番用だと分かりにくいので、💬コメントを入れています。76頁もある大作です。

自分で言うのもなんですが、結構ちゃんとできていたと思います。もともと配布するつもりで作っていましたが、もっと数字を大きくしたりしてもよかったかもしれません。

展示会時の正装で参加。法被は衣装。緩めのスボンは、運営担当で屈んだり荷物運んだりで可動域を上げるため。スニーカーじゃないと、3日間の立ち仕事は乗り切れません。

応募〜決勝まではざっくり4ヶ月くらいかかる。

最初の募集開始から、うまく進んで決勝まで残った場合、都合4ヶ月くらいかかります。結構持っていかれます。
「9~10月 フォームから応募→11月 エントリー面談→12月 予選→1月 主催者様との壁打ち面談→2月 決勝」という流れです。特に予選通過後の追い込みでは期末・年度末を挟む企業も多く、「時間足りない!」と思う方もいらっしゃることでしょう。

コンセプトの作り方

私の過去noteをご覧いただいている方はご存知かもしれませんが、私の嗜好は展示会に傾倒しています。MKとしてもISとしても展示会に関わった経験をもち、しかも100回以上も運営を経験しています。どう考えても強みです
展示会の中でも特に実績の出た「情報連携の話」がぴったりだろうと思い、これで出ることにしました。
当社のFact Baseな部分を活かし、過去の実績推移から事実を俯瞰し、かつ定性的なデザインや概念を持ち込んで形にしていきました。

データやコンテンツを作っていたシート。上から順番に作っていった。

定点的にnote化していたこともあり、大枠のコンテンツ自体は意外とスラスラ作れました。(と言ってもエントリー面談以降です)
また、過去実績を執拗なまでに確認したおかげで、新しいアイディアを得ることもでき、改めて振り返ってよかったなと思いました。

めちゃくちゃやりこんでいるので、厳しいと言う噂の質疑応答も、意外といけるんじゃないかしらと思っていました。(実際はたじたじだったので、しっかり準備しましょう)

また、「エントリー面談→予選→主催者様との壁打ち面談」と3回もFBの機会をいただきました。
エントリー面談ではまだ固まり切っていないストーリをレビューしていただき、「特にもっとここを聞きたい」と視聴者目線を教えていただきました。
今井さんとの面談(予選)では、微に入り細に入りお聞きいただいたおかげで、自分自身が言語化できていなかった行動や狙い、そして大切な想いの部分を振り返ることができました。30分の質問攻めは手汗が異常に出るほどきつかったのは事実ですが、学びだらけの時間でした。

ストーリーや資料の作り方

普段は社内資料しか作らないため、筆者は外行きの資料作成がめちゃくちゃ苦手です(そういう意識を持っています)。
そこで、本イベントの関係者様や登壇者様の資料作りに関する姿勢から学ぼうと思いました。営業のプロ・プレゼンのプロの皆さんが登壇されるイベントなので、学ぶにはうってつけですね。実際に参考にしたものをいくつか下に貼ります。

結果的にいい感じのプレゼンになったか自己評価が難しいですが、練習はめちゃくちゃして、15分のスライドを何も見ずに全て話せるようになったことだけは褒めても良いと思います。
私の練習にお付き合いいただいた皆様、ありがとございました。

今井さんの資料から抜粋。

Japan Sales Collectionのここがよかった3選

出場者として本イベントに関わる中での「ここがよかったよ!」をおまけ的に残しておきます。

  1. 自分の取り組みを振り返る機会がめちゃくちゃ増える

    1. これだけの方に見てもらうとなると、自然と力も入ります。

    2. 予想していませんでしたが、新しいアイディアもたくさん増えました。

    3. また、審査員や主催の皆さまからのフィードバックでも具体的な振り返りをすることになりました。これが一番よかったです。

    4. 本noteをご覧の皆さん、来年は挑戦してください。

  2. 登壇される方、コンテスト出場者、関係者の皆様との繋がりができる

    1. 実は決勝の控え室に3時間ほどおりました。ファイナリスト3人では自然と会話もします。

    2. 自分たちの取り組みを見せあったり、今回のテーマではない取り組みも紹介しあったりと、かなり濃密な時間でした。毎年そうなのかは分かりませんが、励まし合う空間はとても心地のよいものでした。

    3. 審査員の皆さまには具体的なフィードバックをいただきましたし、「次はこんなコンテストに出てみたら?」とおススメも教えていただきました。

    4. 西崎さん、社食に行きたいです。

  3. メンバーに背中を見せれる、メンバーの背中を押せる

    1. 実は応募の主目的です。(優勝まで見せたかったが)

    2. 私見でありますが「人の強さは一歩踏み出せるかどうか」だと思っています。当社の行動指針にある「Be Animal」というものがこれに当たります。

    3. 自分たちの掲げた信念・根幹をトップやマネージャーが見せるから、メンバーもそれに倣って活動できるのではないかな、と手前味噌ではありますが、振り返った次第であります。

    4. 特にマネージャーの方、でましょう。

    5. 背中を見せるのはマネージャーに限った話ではありません。みんなでましょう。

Japan Sales Collectionの来年はここに期待したい1選

ひとつだけ、カンペが見れない仕様はとてもきつかったです笑。
ぜひ、ご検討ください・・・。

私自身はイベント関連の業務につくことも多く、裏方を見ることができたという点でも非常に学びの多いイベントでした。

和風。奇跡的に半被と相性の良いステージ。

あー、悔しいなあ。来年は何で応募しようか。


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