ベトナムチーム起業日記:#37. 銀行の個人口座開設に向かう
朝、S社長の会社のあるホテルにGrabで向かう。(Grabというのは東南アジアで普及しているUberのようなライドシェアサービス)
早めに到着するとすでにS社長はロビーにいた。ソファに座って近況などを話していると程なくしてVさんもやってきた。
発行された私と、もう一人の役員Iさんの労働許可書を受け取った。
これがあれば銀行で口座開設ができる。
法人の銀行開設に苦戦した思い出があった↓↓↓
今回も何かあると行けないと思い、何度もトライできるように一日目の朝から銀行に行くつもりであった。
そのことを話すと、なんと今回もVさんがついてきてくれることになった。
銀行は法人の銀行開設が成功したY銀行、もうここに法人も個人もお世話になることに決めていた笑
Vさんはホテルからさっそく銀行の担当者にZaloで連絡を始めた。超速のVさんである。
深夜フライトで朝到着した弊社のCOO、Iさんも到着し、3人でY銀行に向かった。
Vさんが守衛になにかベトナム語で短く告げるとすぐに2回の法人フロアに通された。法人口座開設の時にお世話になったMさんが迎えてくれた。
思ったよりも書類を記入する上での選択肢や確認事項などが多く、Vさんが全部翻訳・説明してくれたからうまく言ったものの、Vさんがいなかったら3倍くらい時間がかかっていたのではないか。
VさんとそしてMさんのおかげでお昼前に口座開設が完了した。超速のベトナムである。伸びている国はスピードが本当に違う。
僕はベトナムに住んでいないので作られたのはキャッシュカードがないなどいくつかの制限付きの口座ではある。口座というよりアプリのアカウントといったほうがわかりやすいかもしれない。Y銀行の個人ユーザー向けのアプリにログインできるようになり、そこに残高ゼロが表示されたのを確認して、「おぉ、できた!」となったのである。
通帳=銀行口座という概念が未だ残っている昭和な自分としては新鮮だった。
Y銀行のあるあたりはホーチミン市の一等地、僕たちのオフィスのあるエリアにはないおしゃれなレストランやカフェが密集している。
Viさんにおすすめされたカフェでコーヒーを飲んで、一息つく。
オフィスの周りもガヤガヤしててすきだけど、洗練されたこっちもやっぱりいいなと思った。
ベトナムのカフェや食堂、店舗には2つのパターンがある(と思う)
1つ目は、昔ながらの道から店内が筒抜けになっていて間口が完全に通りに対してオープンになっているお店。フォー屋さんとか昔ながらのコーヒーショップ、雑貨屋さんなどはこのスタイルだ。日本だとアメ横にある洋品店くらいしかこのスタイルは残って以内がホーチミンにはまだこのスタイルの店舗が一杯ある。
2つ目は、日本と同じようにドアがちゃんとしまって店内にエアコンが聞いているお店。大手の飲食チェーン店や高級店などはこちらが多い。
後者のタイプのカフェは、思いっきり冷房が聞いていて長くいると体がかなり冷え冷えになるのだが、今朝入ったこのカフェは後者の店舗でありながらエアコンをあえて使っていなくて天井のファンから風が流れてくる。
ホーチミンに冬はないものの、一応北半球にあるからかこの季節は気温も少しだけ低くて湿気がない。ファンからの風がちょうどよい。
あえてクーラーを効かせないこのスタイルはこのあたりが西洋人も含めて外国人が多いからであろう。
一等地のカフェで第一ミッションをクリアした感慨にふけったあと、オフィスに向かった。
続く。
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