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ベトナムチーム起業日記:#35. ベトナムチームとの2023年の仕事を振り返る

ベトナムチームができてからしばらくは案件がなくて困っていたが、
そこからなんとか4つのプロジェクトを受注して2023年はこの4つを完了することができた。

1つ目はFlutterを使ったiOS/Androidアプリ開発。
UI・UXデザインとアプリ開発を担当。
ベトナムチームがFlutter側を、日本チームがSwiftとKotlinのネイティブ側で実装が必要な箇所を担当した。
もともとSwiftとKotlinのネイティブで開発する予定だったがクライアントの予算の関係でFlutterでのマルチプラットフォーム開発に切り替えた。Flutterを使うのは今回が初めてでベトナムチームも日本チームもCode with Andreaという以上に進むスピードの早いチュートリアルでFlutterを勉強し、高速で勉強してから開発を始めた。マルチメディア部分で高度な実装が必要でその箇所だけSwift、Kotlinで実装した。この部分は今までのノウハウが活かせた部分である。

2つ目は、RubyOnRailsとReactを使ったプロジェクト。
これはベトナムチームが主軸となって行った。RubyOnRailsは彼らの得意分野。
フロントエンドのReactの方は経験がまだ浅かったが今回は機能追加がメインだったため、必要な箇所を勉強してスムーズにフロントエンドの開発は進んだ。
得意なほうのバックエンドのほうが既存のシステムが複雑で難しかった。

3つ目はGoldrushがデザインからフロントエンド、バックエンド、インフラまで全て設計・開発するプロジェクト
node.js、Vue.jsという得意なスタックを使って実装。要件定義とデザインを任せてもらえるプロジェクトはだいたいスムーズに開発が進み、顧客の満足度が高かった。

4つ目はOpenAIを使ったプロダクト
UXデザインから全体の設計まで行ってPoCを開発した。OpenAI APIや、ベクタデータベースを使ったAI的な部分は日本チーム担当し、ベトナムチームはフロントエンドとDevOpsをメインに担当した。


これら4つのプロジェクトを振り返ってみると、我がチームの現在の傾向として

- フロントエンドが得意な人に負荷がかかる傾向がある

- 逆にバックエンド、インフラの得意な人が時間を持て余すことが多い

ということがわかった。

バックエンドエンジニアのうち1人がフロントエンドも少しできるとちょうどよい感じになるのでこのようにシフトできないか考えたい。

またバックエンド、インフラが時間を持て余す理由として1つ1つのプロジェクトがすこし小規模なのが理由であることもわかった。
バックエンドやインフラというのはプロジェクトが大きいほど考えること・やることが増える。
私達の現在チームにとってはもう少し大きいプロジェクトが向いていると思った。
Goldrush Computing(日本)とGoldrush Studio(ベトナム)で、UX/UIデザイン、スマートフォンアプリ、Webフロントエンド、バックエンド、インフラ・DevOps、全ての設計と開発ができる。
また各スタックで複数の言語・フレームワークに対応できるため、この能力をフルに発揮できるのはもう少し大きなプロジェクトと出会えるようにするのが2024年の僕のミッションだと強く感じているのである。

続く。


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mizutori@goldrushcomputing.com

次回は↓↓↓


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