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水谷梨明日流、「受けの美学」

「受けの美学」とは「攻め」に精一杯の感謝の気持ちを伝えるために私が心がけている習慣群です。
「受け」や「攻め」はエッチをする時の役割です。
様々な行為の主格となるのが、攻め。
目的格となるのが、受け。
ただ、その行為を「受ける」中でも、良い受けは良い反応を示し、恥じらいながらも「攻め」の気持ちをより昂らせ、行為の満足度を高める働きかけをしています。
「受け」だからといって、何も反応を示さなかったり、ただ寝てるだけじゃダメなんですね。
それは、マグロです。お寿司にして食べてしまいましょう。
というのは冗談ではなくて、反応の薄い「受け」やマグロさんには、特殊なプレイや驚きのあるプレイとかがオススメです。
お布団でぐるぐる巻きにして、身動き取れない状態で、足の指をかじってみたら、きっと反応してくれることでしょう。
ちなみに恥ずかしくてあまり反応を見せられない人は「攻め」になるのがオススメです。
なぜなら「攻め」は行為の流れの手綱をつかみ、「受け」の身も心も裸にしてあげることに専念する必要があるので、それ以外の優先順位は落とさないといけないのです。
なので、そもそも自分の反応を見せられない恥ずかしがり屋さんは、自分主体で相手に施す行為を進めていく「攻め」としての役割を通じた、間接的な自己開示をオススメします。
間接的ですが攻めも自己表現はしているので、受けは攻めのプライドと自己開示欲の葛藤に打ち勝って行為をしてくれていること、そして自分に快楽を齎してくれていることへの感謝の気持ちを、一挙手一投足、喘ぎ声、くぐもった声、発する言葉、表情の一つ一つなどで表す必要があります。と私は思っています。

サービスのS、マスターのMとは良く言ったもので、攻めは常に受けの快楽を第一に考えて、受けはプレイの範囲を決めることで裏の指導者となるのです。それが私の考える、裏のSMや攻めと受けの役割です。

では、普段のわたしはどんな習慣を「受けの美学」として実践しているのでしょうか。3つほどこのノートでは紹介します!

一つ、攻めの意図を汲み取り、行為の流れが中断しないよう自分と相手の身体の動かし方や声の出し方、発言内容に注意を光らせること。

一つ、恥ずかしがったり、痛がったり、気持ちよくてよがったり、焦らされて爆発してもいい。素直な反応を隠さないこと。

一つ、やって欲しくないことや改善して欲しいことは、行為前、行為中、行為後のうちどれでもいいから攻めに伝えること。あくまで自分が楽しむためのプレイであることを忘れないこと。

ひとつずつ解説します。

①プレイの潤滑油としての受け
どんなに経験豊富な攻めも、受けの気持ちを汲み取りながらプレイの進行をするのは大変なことです。
それを少しでも楽にするために受け手は、プレイの潤滑油になることが大事だと思っています。
例えば、ムチを使ったプレイにおいて、私は痛みの許容範囲ギリギリまで攻められるのが好きです。
しかし、痛みの許容範囲というのは、その日の気分や体調、どれくらい前に最後ムチプレイをしたかなどにより、変わるものです。
なので、私はまず始める前に、今日はどれくらい頑張れそうか伝えます。

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