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私のペルソナはフランス人 / Fashion Creator vol.42

私の分身のような
ペルソナ モデル

彼女の生き方を伝えたくて
私は、服のデザインします。

モデリストを志す若者へ
私が 最初に伝えていることは

あなた自身が 理想とする
パルソナモデルを描いてみは
どうですか・・・。

あなたの想像を膨らませて
生い立ちから人生観まで描きます。

すると・・・
まるで、命が宿ったように
モデルが 鮮明に見えてきます。

私は ペルソナを描くことで
コンセプトのブレない
服作りができています。

今回は、私の育んでいる
ペルソナモデルをご紹介します。

Mizutani Katsunori.

名前は、
エリ シモーヌ モンタナリと申します。
Eri  Shimone  Montanari.

1993年5月30日生. 女性. 血液型 O.
国籍 フランス
出生地 フランス ボルドー  Bodeaux.

職業 ファッション モデリスト
職歴 Creapole France デザイン学科終了後、
            中国上海工場にて勤務します。

居住地 フランス、イタリア、ミャンマー、
趣味 ヨガ、座禅、
好きな本  The Book of Tea.
    ( 茶の本 / Tenshin Okakura )
好きな国 日本.

 
<エリ シモーヌ の人物像>

フランス ボルドーの田舎で、
縫製の内職を営む両親に育てられ
ファッションの道に夢を抱きました。

18歳の時、Paris collectionに
心が燃え上がる感覚を覚え、
パリのアパートにて服作りを始める。

しかし 現実は厳しく挫折の毎日
それでも 服作りができることに
生きがいを感じていました。

ある日、友人の紹介で
中国の縫製工場で勉強してみないか
と話があり一大決心にて中国へ渡る。

しかし、そこは労働環境も厳しく
毎夜ホームシックの日々を過ごす。

しかし、この異国での体験が
人生観を大きく変えた。

2007年パリで「不都合な真実」という
映画を観たが、地球温暖化の問題は
なぜか想像もできなかった。

多くの企業は消費市場の拡大に
大きな恩恵を受けてきましたが

地球の自然環境が崩れても
市場を拡大するビジネス思考は
この先も変わらないと思う。

もし、変わるとしたら
それは消費者が 変わった時だと思う。

2013年バングラデシュ「ラナ・プラザ」
この崩落の事故が、私の心に火を付けた。

パリに戻り、自分は何をすべきか
立ち止まり考える・・・

あの日から ファッションに求める
モノが 変わった気がする。

私のファッションは
すべてシンプルな服ですが
少な枚数をアレンジするのが現実です。

それでも幸せを感じるのは、
自分の生き方を見つけたからだと思う。

私の定番はコートジャケットにTシャツ、
スキニーパンツにバレエシューズです。

少ないアイテムですが、美しく魅せる
シンプルなシルエットは拘っています。

みんなは、ミニマリスト・・・と
言うけれど、そんなんじゃない

私は、服に想いが宿る
そんな生き方が好きなだけです・・・
人の生き方に 流行なんてない。

<エリ シモンヌのボディー体型>

身長168cm/B86. W66. H89.
両肩幅37cm/背幅32cm/胸幅33cm

袖丈56cm/上腕25cm/首回り33cm
股上28.5cm/頭周囲54cm/靴24.5cm

<エリ シモーヌの人生観>

私の人生観を一言で表現するなら、
一度の人生を大切に生きること。

大切とは・・・
謙虚に学び続けることだと思う。

私を育ててくれた恩師や両親が、
この世からいなくなった今
初めて考えることがある。

それは、技術を体得すれば
幸せになれると教えてくれたけど、
それを私は活かし・・・
継承していけるのだろうか。

ミャンマーで子供の笑顔に出会い、
溢れる幸せ感が伝わってきたのは
・・・ 何故だろう。

ウルグアイの元大統領
ホセ アルベルト ムヒカさんの価値観は、
「富を求めるより人生には
大切なことがある」 と言われる。

私たちは、子供の笑顔を失わない
そんな社会にすることが 大切だと思う。

私自身は、ファッションを通じ
人とつながることを大切に生きたい。
・・・ Eri  Shimone  Montanari.

これが 私のペルソナモデルです。

このモデルの想像は、
私の若い頃の体験と・・・
共に歩んできたモデリストたち
彼女らの生き方を 綴っています。

ですから想像といえど、
現実に向き合い描ける気がします。

多分、私自身が シモーヌのような
生き方がしたいのだと思います。

いまは 彼女が、私の憧れであり
エリ・シモーヌ、彼女の生き方が
私の ファッションスタイルです。

私が 若者へ伝えたいことは、
自分の理想を描き育んでいくことです。

私は、それで自分の目的を
見失わない気がしております。

お客さまに寄り添う時も
同じようにペルソナを描きます。

人の生き方を捉えることが
・・・ 創作の源になるからです。

私は、なぜかペルソナの存在が
心の支えになっていることにも驚きます。

ひとりで 創造することも
人に寄り添うこと、私は好きです。

いつも皆様の投稿を読ませて頂き
とっても感謝しております。

休憩時間にちょうど良い息抜き
・・・と言う失礼をお許しください。

やっと春の到来、
皆さまからの美しい自然を
拝見できますこと楽しみにしております。
どうぞ 皆さま、ご自愛くださいませ。
2024年2月23日  水谷勝範

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Webからファッションを創る、それが私たちのプロジェクトです。服作りとはいえ、私たちが大切にしていることは、お互い共存し成長できる社会になることです。皆さまとの出会いを愉しみにしております。水谷勝範