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新社会人の君へ、夢の道はつながる

10代、夢を何度も描いた
いつも 上手くいかず
やっぱり、夢かと思う・・・

何年 経っても
諦めらめてない 自分がいる

再び、夢に 挑むが
ふと・・・
私は、何がしたいんだろう

夢の価値すら問うようになる
今更だけど・・・
心が動いた 原点を思い出す

10代で 観たパリコレクション
美しすぎる、夢の世界だった

あんな 生き方がしたい
単純に、それだけだったが

あの日から46年・・・
挫折した道は、つながっていた

私が、新社会人の若者へ
偉そうに言えることは 何もない

ただ、がむしゃらに
一生懸命 働く・・・

その経験が、後の人生を
変えていくと 思える

私の20代は・・・
毎日が、お金の心配でした

すがる想いで 手紙を書き
人と会うことで・・・
心は 強くなっていきました

夢と現実は 違う・・・
そう割り切っていました

30代・・・微かに
生きる希望を感じたのは

自分の生きている世界に
働く喜びを 感じた時でした

それは、ファッションでなく
人と 生きることに 喜びがある

そう考えることで・・・
暗黒の現実を脱け出た気がした

悩み、苦しむことは
とっても 辛いことですが

その経験は、優しさという
エネルギーに 変わるものです

いろんな 経験をするから
人とつながりあえる

それが モノ作りに
欠かせない 技術です


新社会人の君に
怒る 先輩もいるでしょう

そりゃ、人間
みんな 必死ですから・・・

自分は、正しいと思っています

私は、相手が 理不尽でも
受け入れて 生きていました

私が 敬語を使う理由は
正直、自分を防衛するためです

今振り返れば・・・
心の内をあかさない言動でした

恩師の口癖は・・・
お前は 勉強ができなくとも
恥ずかしい事ではない

素直な 心が 身につけば
世界中どこへ行っても通用する
いつも、そう言われました

”勉強ができない”その言葉には
毎回、カチンときましたが
事実でしたから 頷いていました

ただ・・・
この歳になっても思うことは

礼儀正しい所作のおかげで
謙虚な 心が 育めました

私が、心を 開かないこと
恩師は、見抜いていました


ミャンマーで 欧米スタッフと
いろんな 語らいをいたしました
「あなたは礼儀正しくない
仲間を受け入れますか?」
そんな 問いになりました・・・

欧米勢は、問題ない
悩んだのは、日本人の私だけ
無論、差別意識はありません

私が つまづいたのは
長年の心の習慣でした

自分を防衛する敬語が
相手を受け入れる・・・
その基準となっていました

彼らとの議論で、私が 長年
閉ざしていた 心に気づきました

人間は、常に礼儀正しく
あるべきでしょうか・・・

その問いに
私たちの 辿り着いた結論は
・・・ NO でした

確かに、礼儀と敬語は
互いの仲を潤滑にしてくれます

これから 私の課題は
すべての人に 心を開く言動です
この歳からの 挑戦ですね


私のビジネス感は・・・
この人と生きることで
私も成長できるだろうか
そこから 心が 動き始めます

仕事ができる 優秀な人材を
選別するわけではありません

お互いに 前を向く力を
育めるか・・それだけです

私が 努力したいのは
心を 明るくする 行動です

そこから人は、つながり始めます

人間のチームワークは
想像を遥かに超えていくものです

心がつながり始めると
夢の方から・・・
近づいてくるものです

私は いつもそう思っています


夢に辿り着く道は・・・
厄介なことに 何本もありますが

すべて道は、つながるものです

それを
私は 信じることができます

働く喜びを、自分でみつける
それが 一番の近道です

いつも心を明るくし
楽しい人生を
創造してみてください

新たなチャンスは
そこから 芽生えはじめます

新社会人の君に
心から Yellを贈ります

2024年4月20日 夢想月 水谷勝範


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