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水鳴が小説投稿をはじめて一週間。その感想と、3つの投稿サイトについて(アルファポリス/カクヨム/ノベマ)とnoteでの小説連載についてのメモ



無名の書き手(作家)の初投稿作品は読まれないか?

 2024/3/30から水鳴諒は小説の投稿とnoteの投稿を始めました。一週間前の土曜日なので、丁度本日(4/6)は一週間を迎えました。昨日で7日でした! 先のnoteにも書きましたが、noteの全体ビューだと500PV有難うございます! それはそれとして、小説のために作ったnoteなので、その記録を書きたいと思います。

 よく「無名の初を含む投稿作品は読まれない」と聞きます。
 初めて使うPNで特に誰にも伝えないまま、新しいジャンルを含めて書き、各所初のアカウントなどで投稿しました(複アカ禁止の場所で複アカなどしていません)。その結果。

 アルファポリスとカクヨムとノベマとnoteに投稿した小説は読んで頂くことが出来ました。

 四カ所は少なくとも、読んで頂けます(水鳴は他の小説投稿サイトには投稿していないので分かりません)。とすると、よく言われるのは「読者数が少ない」という意味だったのかなと思いました。なにをもって読んで頂いたと判断したかと言えば、ご反応(★や♡やお気に入り)とPVでした。これは他に判断基準が無かったためです。それらが多ければいい、少なければいい、一人でもいてくださればいい、という話ではありません。その部分ではなく、ここでは、0ではない=「読んでもらえた」としています。とても嬉しかったです。有難うございます!

 それで記念に、投稿してみた感想などを書こうと思います。
 それと最初にですが、「初投稿作品は、初心者へのご祝儀読みとご反応がある」とも耳にしますが、これは特に感じなかった気がしたのは、先に書いておきます。過去に自分が投稿した時の感触とそこまで違いは感じませんでした。勿論お気に入り数や★の数など、全然違うご評価を頂いた場合もありましたが、ジャンルと内容と長さで考えると、「この作品はこのくらいのイメージ」という自分なりに過去に自分の作品投稿時にイメージして大体その通りになる評価と、今回も変動は特にありませんでした。思わぬ高評価や想像以上の低評価(寧ろ評価ゼロPVゼロ)は、勿論あります。ただ、そういった例外を除いて、「まぁこのくらいになるような気がするなぁ」の範囲からずれませんでした。「作者読み」「作者避け」はあるかもしれませんが、「初投稿読み」は、寧ろ昔より減っているのではないかという触感でした。

 さて、感想です。

アルファポリスに投稿した感想

 水鳴が最初にアカウントを作り投稿した小説投稿サイトです。何故アルファポリスを選んだかというと、時代小説にはまっていて、アルファポリスの時代小説に触れたので、私もアルファポリスで時代小説を書きたくなったからです。夢(実現可能な範囲)は、歴史・時代小説大賞への応募です。受賞ではなく、応募が夢です。ちなみにアルファポリスのWebコンテンツ大賞には、そのほかの賞も出す予定です。

 アルファポリスは、時代小説を1作品目として水鳴初投稿しました。結果として、ランキングは全てではないと思いますが、最高で4位にいれて頂きました。自分では快挙です! 有難うございます!

 一番この一週間で評価が高かった作品は、恋愛ジャンルの長編アルファポリスは短編が5万以下、長編が5万以上なので長編設定にした5万字ちょっとの作品です)が、hot30位24h.ポイント15000↑お気に入りが130ほどでした。内容は西洋風の異世界ファンタジー要素のあるお話です。

 初投稿のご祝儀読みは、本当に感じませんでしたが、アルファポリスは「完結ブーストがある」(完結するといっぱい読んでもらえる事)は、感じました。完結にチェックを入れた作品と連載作品では、あきらかに読まれ方が異なった印象です。

 知らなかった事として、アルファポリスは「投稿/更新すると24h.ポイントが200貰える」そうでした。同時に二作品投稿して、200pt以外のポイントだったのも見かけたので、不思議だなぁと思っていたのですが、人力でなくシステムでもあると始めて知りました。こちらは、詳細は検索すると考察エッセイがひっかかりました。昔からお気に入りが500pt(?)だとかは聞いた事がありましたが、真偽は私は知りません。でも200ptは今回、目視しました。

 人気ジャンルとマイナージャンルという言葉があります。読み手(読者様)の母数が大きいジャンルと、少ないジャンルとここでは分けております。そして書き手の数も人気ジャンルは多く、マイナージャンルは少ないとしておきます。

 個人的にアルファポリスは、ファンタジー・恋愛・BLが特に規模が大きいように思っています。そして私が今回投稿した中だと、歴史/時代、SF、キャラ文芸は、投稿数が上述の3つのカテゴリよりは少ないです。この内、ファンタジーだけ試していないのですが、他は投稿しました。その結果として、正直マイナー側はPVが0(200ptのみか、その後ずっと0)も想定していたのですが、そんな事はありませんでした。読んで下さる方はいるのだなと実感しました。

 逆に、人気ジャンルは予想より読まれませんでした。これは私の中身がダメだった、という話ではなく、なんとなく開いてなんとなく閉じるという動作であっても閲覧しようとした方の数、が、もっと多くなるかと思っていた、と言う話です(=24h.ポイントがもう少し増えるかと思った)。

 読み手の数も多いけれど、作品の数も多く、既に面白いこと間違いなしの人気作者様も多数いるから……と、考えると「無名の作家は読まれない」が真にも思えるのですが、それは今回は違うと考えているので、ここでは「無名の作家は読まれないと言われるのは、人気ジャンルを投稿しても予想より読まれないから」だとしておこうと思います。無名ジャンルだからではなく、読まれるのではないかというジャンルへの期待値がそれだけ大きかったのではないかという予想です。

 さらにジャンル内でも「王道(テンプレ)なら読まれる/ジャンル内のマイナーは読まれない」と繋がっていくのかと思います。私は、マイナーは読まれないかは今回は分かりませんが、「王道(テンプレ)なら読まれるという事はない」と感じたことは書いておきたいと思います。

 明らかに24h.ポイントが増えた、と、実感できたのは、hotランキングに入れて頂いた時でした。これはもう、桁が違いました。ランキングに入らなかった作品の最高の24h.ポイントは7500でした。倍くらい違いました。アルファポリスはhotランキングに入ると24h.ポイントとお気に入りが増えるというのは、やはり間違いなかったです。それはそうですね、露出の問題かと思います。

 ただやはりランキングはすべてではないと思いますし、自分が納得のいく作品を楽しく生み出せるのが肝要だと思いますので、あくまで参考程度にお願いします。

 その他の感想としては、「hotの男性向けと女性向けの判断が難しい」と言うのがありました。男性が多く出てくるし、これは男性向けだと思って書いている作品が、私には多いせいなのかもしれません。考えてみると、女性が多く出てくる作品を男性向けとした方がいいのかもしれないようにも思いますが、私の中では男性向けなので、違うとなれば、公式がジャンルを移動してくれるそうなので、それを待とうと思います。同じくらい、感想を書いて頂ける日を待ち望んでいます。

カクヨムに投稿した感想

 正直、文章レビュー0、★0、は、おろかPV0を想定していました。
 結果から言うと、文章つきの★レビューも頂くことが出来て、投稿している全ての作品にPVがつきました。有難うございます! 私個人は、誰にもレビューしたり★をつけたりしていません(俗に言う読みあいご祝儀ではないです)。ならびに、初投稿作品以外での結果かつ、初完結作品以外での結果です。完結ブーストでもなかったです。

 勿論コレは、「運」や「たまたま癖にささってもらえた」という事もあると思いますが、一つとても気になったことがありました。これは私の場合だけかも知れませんが、投稿時間です。

小説投稿サイトの投稿時間(ゴールデンタイム)

 よく、ゴールデンタイムがあると言います。ターゲット層にもよりますが、読んでもらいやすい時間帯です。コロナ禍のリモートにより、多少の変化はありましたが、それを踏まえてもあまり変化はなさそうです。

①5~7時:朝活勢&家事の合間の主婦層ターゲット
②7~8時:通勤通学層
③8~11時:家事終わりの主婦層ターゲット
④11~12時:昼休憩層
⑤16~18時:学校が終わった義務教育層
⑥19~22時:ゴールデンタイム(閲覧者爆増)
⑦0時:某投稿サイトで過去にランキング更新があった時間&予約投稿時に一番上に0時があるので設定しやすい時間
⑧0~2時:深夜組

 この中で特に、

<1>7~8時
<2>11~12時
<3>19~22時

 の三つが、よくオススメされる投稿時間かと思います。

 さて、話を戻すと。
 今回カクヨムでは、<3>=⑥の19~22時のゴールデンタイムのPVが0でした。カクヨムでは読まれないというのは、これを切り取って言うのかもしれないと思ったくらいに0でした。ただ、私の場合、平日の日中(③④⑤)は、以外と閲覧が伸びました。あとは、曜日による変動があるようにも思いました。週末は人が増えるとは言いますが、一週間の感想なのに金土日はやはり感触が違います。またマイナージャンルや人気ジャンルを問わず、カクヨムは「何が読まれるか分からない」という感覚でした。

 フォロー数が分かるので、作者読みされるかも分かりますが、現在0です。作品フォローはしてもらえている作品があります。あと以外と、閲覧履歴から辿る方がいるのではないかなと感じました。作品単位で読まれる雰囲気が色濃く感じます。

 その他の感想としては、コンテストや自主企画が非常に多いなと思いました。ただ別に参加しなくても困ることは全くないと感じます。今回は試しに参加してみた作品もあるのですが、今のところ結果は特に感じていません。これから何か変化があったら、またnoteに記載したいと思います。

 ちなみにホラー作品(ブロマンス)は、ホラージャンルの週間ランキングに入れて頂き、嬉しいです。有難うございます!

ノベマに投稿した感想

 こちらもPV0等を予想していました。
 理由として、書き手(作者)の方が多いサイトだからと聞いた事があります。

 ただ結果として、PV0の作品はなく、また読者数も0ではなくて無事に本棚に追加もして頂きました。嬉しかったです。ランキング恋愛ファンタジージャンルで入れて頂きました

 また、現代と和風あやかしと中華が強い(中でも恋愛)という話も耳にしますが、異世界ファンタジーも読んでもらえました。あとこれは、過去に登録していた時の話ですが、ブロマンスも読んでもらえました(青春)。カテゴリがないBLなどはまた違うと思いますが、存在するジャンルは読んで貰える可能性は0ではないと思います。

 こちらは短編のコンテストがちょこちょこあるのがすごいと思います。

noteに小説を投稿してみた感想

 私は、noteは小説を連載するのにあまり向かないのではないかと正直感じていました。理由は、マガジンを作る以外には、目次・前後リンクなどが、それ1作品の投稿で無い限りバラバラになってしまうか自作する必要があると思っていたからです。ただ、今回試しに投稿した所、ダッシュボードを見る限り、カクヨムやノベマと同じくらいかそれ以上にPVがついた作品(話)があったり(別作品なので純粋な比較ではないですが)、♡を頂いたりし、考えを改めました

 noteで連載しても、読まれると知りました。

小説投稿サイトからデビューはもう古い?

 大昔を振り返ると、携帯小説(笑)や、投稿サイト(笑)という揶揄された時期からの、投稿サイトからの拾い上げデビューラッシュ、こんな流れが、ずっとWebを彷徨っていたらあったように思います。

 ですが、今回見てきた3つの小説投稿サイトとnoteのいずれでも既に、とっくに、小説家デビューやメディアミックス(映像化/コミカライズ)がなされていて、もう珍しい事ではないのが実情です。つまり「ネットで大人気=小説投稿サイトからデビュー」は、珍しくなさすぎて、新しいとはいえないと思います。

 逆に、投稿サイトからのデビューを『あれはプロではない』という趣旨で切り取る発言を見かけると、時代錯誤になってきたように思います。

 これには、歴史ある新人賞でも、Webサイトや投稿サイト経由での応募が可能になったり、『自社の小説作品をサイトで紹介している』という、出版社によるWeb利用、出版社によるWebサイト/投稿サイト運営なども関係があるのかも知れません。また、もうWeb投稿サイトが出来て20年くらいになりますので、人生の半分以上は投稿サイトが存在する世界で生きてきた方が増加し、編集者となったり、出版社や書店で勤務したり、そうでなくとも読者として読書し、書き手として書いている、どちらでなくともアニメや漫画、ドラマや映画(実写含)で親しむなどしているからではないでしょうか。

 昔は、「手書きOKの感熱紙不可」や「ネット公開作品不可」だった募集要項も、「手書き不可」「Web投稿サイト公開作品は未発表と見做す」と変化するなどしています。

 私は、小説とは時代に比較的敏感だと感じていて、それこそ昔は、「すぐに流行物は古くさくなるから出さない」と、指南本に書かれていたような物事も今は、Webに即座に投稿可能になったこともあり、すぐに流行の品が反映されるのを見かけていると、毎朝新聞を読む(これも今やネットニュースのみの方も多いでしょうが)ように、文字情報が受け取りやすい私のような人間には、楽しい娯楽を迅速に摂取できるコンテンツとしての小説とした際、Web投稿サイトは、小説の魅力の最大の側面を鋭利に描き出しているようにも思います。手軽ということでもあります。

 ただ、それでも私は紙の本、商業の本も勿論大好きで、新人賞も紙のみ受付の公募にも出します。印刷は大変(面倒くさい)という方もいるかもしれませんが、理屈ではなく、紙には紙の良さがあると私は思います。

 紙の本が出現して、石板には石板の良さがあると言った人がいたかは知りません(保存がきくなどを考慮すると勿論メリットはあります)。

 勿論内容なのはあると思います。源氏物語が現代語になりさらにはデータになっている現在、Webもまた代わりになるもっといいものが出てきたら廃れると思います。さて話を戻せば、媒体でなく「内容が全て」であると私は思うので、「初掲載場所はどこでもいいと思う」と勝手に感じています。となればやはり、「多くの方に楽しんで頂ける内容」がいいなと思います。ただしこれは決して「だからランキングで1位がよい」という意味ではありません。多くの方=ランキング順位ではない、と、思います。繰り返しますが、ランキング「×手軽さ指数」が入っていると個人的に思うためです。紙の本には、その指数がないと、個人的に思います。

最後に ~ 一週間の振り返り ~

 さて。
 実は投稿サイトの連載小説を、一週間毎日更新したい(いずれにも不定期更新と記載していますが)という目標があったのですが、見事に挫折しました。

 理由は、「風邪」です。見事に風邪を引きました。つまり、したいと思っても、体調を崩すなどすれば、無理なので、小説を毎日更新するには、健康管理をしなければならないと、改めて気がつきました。

 私は毎日更新しなくてもいいと思っています。どころか、人生は有限であり、時間や日数で考えると、生み出せる作品数は限られているので、エタっても問題ない、未完でも問題ないと考えています。完結させると力になると思います。それとは別の話です。それと同様に、毎日更新したいというのも目標設定として、あっていいと、別の話としてあっていいと思います。

 毎日更新、不定期更新、完結させる、完結しない、投稿する、投稿しない、既にこれらもまた、自分で選ばなければならないのが、小説を書くという作業に加わっているのだなと分かります。小説を書き、さらに誰かに読んでもらう場合、昔は商業出版しないとほとんど機会がなかったのが、今はそうではなく読んで頂きやすい環境ができた代わりに、小説執筆以外の部分でやる事が増加していると思います。メリットとデメリットは何にでもあるのですね。

 そんな私ですが、一応投稿サイトへの投稿作品は、全て完結させる予定です。よかったら、読んで頂けたら嬉しいです。

 またnoteの方も、引き続きできる限り更新していこうと思います。ご覧頂けたら嬉しいです!

 ここまでお付き合い頂き、本当に有難うございました。

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