川上弘美『水声』読了 10 水木三甫 2024年5月15日 11:21 久しぶりの川上弘美作品。著者はいろいろな恋愛の形を追究しようとしているのだろうか。どことなく瀬尾まいこの小説を思わせる滑り出し。パパ、ママ、わたし、陵の4人家族の不思議な関係は突然変異し始める。しかし、その突然変異は前からそうなると決まっていたかのように見える。段々と透明になって、最後は私には見えなくなってしまった。その透明感に『水声』というタイトルがピッタリと当てはまる。 ダウンロード copy この記事が参加している募集 読書感想文 186,334件 #読書感想文 #読了 #タイトル #透明感 #川上弘美 #水声 10 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート