見出し画像

初めてマネージャーになっと時は、ドラッガーの本から色々学んだ。だが、組織をもっと活力のある皆がやる気を出してエクセレントなサービス集団に変えるには、トム・ピーターズの本が一番。今新しく出た「新エクセレント・カンパニー AIに勝てる組織の条件」を読んで、改めてそう感じる。

今日のアクション・ポイント
トム・ピーターズの本を読んでみよう。古い本は図書館で借りられる。WoWっとワクワクするはずである。

組織の長としての基本的な事柄は、ドラッガーが全て教えてくれた。初めてマネージャーとなり、カリスマ性など全くない私に組織を引っ張るリーダーが出来るのか?成果を出さないとすぐクビになる外資系企業だし、とても不安であった。ドラッガーの本に書いてある通り、成果を出すためだけに集中した。

日本企業のような集団課長研修みたいな社内研修はなかったが、マレーシアに研修所があり、世界中から従業員が来てマネージメントからリーダーシップ、管理会計、最新技術などを学ぶ様々なトレーニングを受けられた。そこでのマネージメントの研修内容はドラッガーで学んだこととダブルことが多かった。個人的な生き方に大きな良い影響を与えてくれた「7つの習慣」の研修もあって、この研修は今まで受けた中で、ダントツに一番である。

職位がシニアマネージャーに上がる頃に、夢中になって読んだのがトム・ピーターズの本である。「エクセレントカンパニー」、「自由奔放のマネージメント」、「経営破壊」、「サラリーマン大逆襲作戦」シリーズとか、マネージャーやリーダーをやって組織を変える楽しさが満載の本である。

日本企業や役所に勤務している人が今、古いドラッガーの本を読むときっとあまりにの現実と違い過ぎて絶望するだろう。30年もの長い期間、思考停止で変化を望まない社風に愕然とするだろう。トム・ピーターズの本を読むと、組織ガチャ、上司ガチャなど色々と問題のある日本企業であるが、新入社員であっても組織を変えたい挑戦したくなるだろう。