穂高水月(ほだかみずき)

日々感じたことを「徒然草」をお手本に書いています。

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最近の記事

初めてマネージャーになっと時は、ドラッガーの本から色々学んだ。だが、組織をもっと活力のある皆がやる気を出してエクセレントなサービス集団に変えるには、トム・ピーターズの本が一番。今新しく出た「新エクセレント・カンパニー AIに勝てる組織の条件」を読んで、改めてそう感じる。

今日のアクション・ポイント トム・ピーターズの本を読んでみよう。古い本は図書館で借りられる。WoWっとワクワクするはずである。組織の長としての基本的な事柄は、ドラッガーが全て教えてくれた。初めてマネージャーとなり、カリスマ性など全くない私に組織を引っ張るリーダーが出来るのか?成果を出さないとすぐクビになる外資系企業だし、とても不安であった。ドラッガーの本に書いてある通り、成果を出すためだけに集中した。 日本企業のような集団課長研修みたいな社内研修はなかったが、マレーシアに研

    • ずっと前に読んだ三木清「人生論ノート」の読書メモが出てきた。確かに今、三木が言う「いかに社会を動かすか?変えるか?というような手だてとしての修辞学」がない。

      ノートというだけあって、あまり体系的にまとまっていないけど内容が濃い。何度も読み直してしみじみする。ただ文体は散文集のような本当にメモ書きのような、それでも月刊誌「文学界」に掲載されたのだから、結構な驚きである。 何故今、三木清を読む気になったのか、それは小田実が「彼(三木清)の言う修辞学というのは、つまり社会を分析するんじゃなくて、社会をいかに動かすか、いかに変えるか、というような手だてとしての学です。そういう修辞学がわれわれには欠けているということを三木氏は力説している

      • アメリカのポトマック河畔に日本の桜の移植に尽力したシドモアさんのお墓を訪れるために、横浜外国人墓地で、明治期に活躍した外国人のお墓を見てドラッカーの言葉『何よって覚えられたいか』を思い出した。これは『非営利組織の経営』にある言葉で、上田惇生さんは『ドラッカー時代を越える言葉』で最初に紹介しているほど重要で、私自身もドラッカーにはまるきっかけになった言葉である。

        今日のアクションポイント 家族や友人、知人、または広く後世の人々に『私という人間は、何よって覚えられたいか』を考えてみよう。これは個人のミッション(存在理由)、バリュー(価値観、ありたい自分)、ビジョン(なりたい自分)を考える第一歩となる。横浜市元町の入口にあるシドモア桜が満開である。桜の下に記念碑があり「アメリカのポトマック河畔に日本の桜の移植に尽力した」と彼女の功績が書かれている。外人墓地に彼女のお墓があり、アメリカから里帰りした桜が、今まさに満開である。そこで外人墓地に

        • 「ドラッカー365の金言」の1月19日は「社会の目的 - 位置付けと役割を持たなければ、見捨てられし者、根なし草」である。退職して会社(社会)から離れてしばらくすると、本当に疎外されている気がする。

          今日のアクションポイント 退職して会社、すなわち社会との関係がなくなると本当に疎外された気分になる時がある。その時は、今後自分なりに社会と関わるには、どうしたものか?と自問してみよう。友と言っても後輩であるが、彼は65歳となる今月(2024年4月)を持って会社を退職する。定年退職後の再雇用も終わりやっと会社から解放される。ラグビー観戦友でもあり、3月末に、他の友と四人でラグビー観戦し、その後飲んだ席で「もう、十分です。41年働いてやり切った感もありますし、当分は専業主婦だった

        初めてマネージャーになっと時は、ドラッガーの本から色々学んだ。だが、組織をもっと活力のある皆がやる気を出してエクセレントなサービス集団に変えるには、トム・ピーターズの本が一番。今新しく出た「新エクセレント・カンパニー AIに勝てる組織の条件」を読んで、改めてそう感じる。

        • ずっと前に読んだ三木清「人生論ノート」の読書メモが出てきた。確かに今、三木が言う「いかに社会を動かすか?変えるか?というような手だてとしての修辞学」がない。

        • アメリカのポトマック河畔に日本の桜の移植に尽力したシドモアさんのお墓を訪れるために、横浜外国人墓地で、明治期に活躍した外国人のお墓を見てドラッカーの言葉『何よって覚えられたいか』を思い出した。これは『非営利組織の経営』にある言葉で、上田惇生さんは『ドラッカー時代を越える言葉』で最初に紹介しているほど重要で、私自身もドラッカーにはまるきっかけになった言葉である。

        • 「ドラッカー365の金言」の1月19日は「社会の目的 - 位置付けと役割を持たなければ、見捨てられし者、根なし草」である。退職して会社(社会)から離れてしばらくすると、本当に疎外されている気がする。

          「ドラッカーの365の金言」、1月2日は「重要なことは「すでに起こった未来」を確認することである。定年退職した年金生活者であれば、なおさらこの金言は残りの人生を生きる上で重要である。

          今日のアクションプラン 年金で生活し健康的で文化的な残りの人生を送るために「すでに起こった未来」を、まずは書き出してみよう。アップルのスティーブ・ジョブズやSONYの井深大さんのようないわゆる天才とは違い、私のような凡人が未来を予測し、変化を自ら作り出すのは不可能である。ただ変化を予測し、その先頭に立つための唯一有効な方法は、「すでに起こった未来」を洗い出し、それに対処することである。 このビジネスの世界の黄金律は人生を生きる上でも欠かせない。年金生活となって4年目の今年、

          「ドラッカーの365の金言」、1月2日は「重要なことは「すでに起こった未来」を確認することである。定年退職した年金生活者であれば、なおさらこの金言は残りの人生を生きる上で重要である。

          「ドラッカー365の金言」の最初、1月1日の金言は「リーダーの真摯さ 組織の精神はトップから生まれる」である。腐り切った裏金利権政治の現実を見ると、リーダーの真摯さがとても重要なことが実感できる。

          今日のアクションプラン リーダーにはもちろん真摯さが必須であるが、当然自分も真摯でなければならない。では、その真摯さとは何か?定義して早速、実践しよう。以前Noteに書いた「新入社員に絶対にお勧めの7冊のビジネス本」のベスト6にドラッカーの本をあげた私は、久しぶりに机の隣の小さな本棚にいつも置いている「ドラッカー365の金言」を広げた。1月1日、最初の金言はリーダーに絶対的に必要なのは真摯さであると書かれてある。「範とすることの出来ない者を高い地位につけてはならない」と結んで

          「ドラッカー365の金言」の最初、1月1日の金言は「リーダーの真摯さ 組織の精神はトップから生まれる」である。腐り切った裏金利権政治の現実を見ると、リーダーの真摯さがとても重要なことが実感できる。

          大河ドラマの「光る君へ」にはたくさんの和歌や漢文が出てくるけど、理系で古典をほとんど勉強したことがない私には、さっぱり意味がわからない。4月から1年間短歌を勉強してみようと思う。

          写真を撮ってやっから老いてなお 妻が一番綺麗に見える弘明寺の大岡川沿いで桜まつりが行われたいた。桜はほぼ満開で、平日なので多くの高齢者夫婦が連れだって散歩。爺さんがカメラ片手に婆さんを桜の木の下 に立たせて写真を撮る場面に多数遭遇。 宮使い男の人生顔に出る 花は桜木老木の幹弘明寺の大岡川沿いで桜まつりで多くの花見客で賑わう。平日だけに高齢者が多いが、高齢者それぞれの顔には、それぞれの人生がある。桜の木にも、幹にそれぞれの桜木の木生があるような気がした。 第16 代アメリカ合

          大河ドラマの「光る君へ」にはたくさんの和歌や漢文が出てくるけど、理系で古典をほとんど勉強したことがない私には、さっぱり意味がわからない。4月から1年間短歌を勉強してみようと思う。

          ドラッガー365の金言(ダイヤモンド社)の3月1日はチェンジリーダーの条件「変化をコントロールする最善の方法は、自ら変化をつくりだすことである。」凡人である私はとても変化の自らが変化を生み出し先頭に立つことなどとても出来ない。グローバルのベストプラクティスを導入しようと決めた。

          今日のアクションプラン あなたの仕事関連の世界標準ベストプラクティスを調べてみよう。デジタル化が進みAIに仕事が奪われそうな、もの凄い変化の激しい今の時代以上に30年前だって大きな変化の時代であった。IT化が進みアナログからデジタルに変わった時代である。テープレコーダーがiPodに変わりあっという間にSONYからApplに変わった時代である。 30年前私は外資系企業でITマネージャー職にあった。当時まだITはコストと見なされていた時代で、CEOに直接レポートするCIOの職は

          ドラッガー365の金言(ダイヤモンド社)の3月1日はチェンジリーダーの条件「変化をコントロールする最善の方法は、自ら変化をつくりだすことである。」凡人である私はとても変化の自らが変化を生み出し先頭に立つことなどとても出来ない。グローバルのベストプラクティスを導入しようと決めた。

          いじめ問題への様々な行政的アプローチがあることを知った。こども家庭庁も令和5年度から「学校外からのアプローチによるいじめ解消の仕組みづくりに向けた手法の開発・実証事業について」を始めた。これから少しづつ事例を調べていきたい。

          1. 横浜市のイジメ問題の対応から、2. ChatGPTに行政が取るべき対応について聞いてみた。3. Xで大阪寝屋川市長が行政アプローチについて投稿していた。そこで「いじめ 行政アプローチ」でネット検索したら、4. こども家庭庁の「学校外からのアプローチによるいじめ解消の仕組みづくりに向けた手法の開発・実証事業について」がヒットした。5. プロセス改善の手っ取り早い改善は、ベストプラクティスを導入することである。これから少しづつ各自治体がやっている政策を調査していきたい。

          いじめ問題への様々な行政的アプローチがあることを知った。こども家庭庁も令和5年度から「学校外からのアプローチによるいじめ解消の仕組みづくりに向けた手法の開発・実証事業について」を始めた。これから少しづつ事例を調べていきたい。

          岸田政権の新しい資本主義の目玉の1つはリスキングである。何しろ5年間で税金を1兆円を投じる方針である。これを納税者として有効に活用しない手はない。日本型の職務給の導入、成長分野への円滑な労働移動と合わせ「三位一体の労働市場改革を進める」そうである。

          と言われても個人としても、企業として何をしたらいいのか?わからないのが実態ではないか。そこで役立つのがグローバル標準目標管理ツールのバランストスコアカード(以下BSCと記述)である。一番重要なのがまず何のためにを明確にする目標である。何のために何をやるのか、そこで必要となるプロセスは?個人のスキルは何なのか?を定義するのがBSCである。BSCの簡単な紹介はこちから 自分自身や部下のコンピテンス(スキルとも言う)開発で、私がよく使用したのはExcelを使ったレーダーチャートで

          岸田政権の新しい資本主義の目玉の1つはリスキングである。何しろ5年間で税金を1兆円を投じる方針である。これを納税者として有効に活用しない手はない。日本型の職務給の導入、成長分野への円滑な労働移動と合わせ「三位一体の労働市場改革を進める」そうである。

          なぜバランストスコアカード(以下BSCと記述)を目標管理ツールとして使うのか?大きく次の2つの理由がある。(1)目標達成には多くの場合プロセス変更が欠かせない(2)プロセス変更には人的リソースの教育・訓練が欠かせない

          なぜバランストスコアカード(以下BSCと記述)を目標管理ツールとして使うのか?大きく次の2つの理由がある。目標達成には多くの場合プロセス変更が欠かせない プロセス変更には人的リソースの教育・訓練が欠かせない プロセスの見直し、変更今までと同じ方法で業務を行っていたのでは目標達成は難しい。例えば、ダイエットするにしても運動を日常生活に取り入れたり、食生活を見直すなどの生活改善、すなわち日常習慣、ビジネスで言うならばプロセス変更が必要である。それで初めてContinual I

          なぜバランストスコアカード(以下BSCと記述)を目標管理ツールとして使うのか?大きく次の2つの理由がある。(1)目標達成には多くの場合プロセス変更が欠かせない(2)プロセス変更には人的リソースの教育・訓練が欠かせない

          新入社員に絶対にお勧めの7冊のビジネス本、社会で自主独立して生き残るために、まずはこれらを読んで、さらに自分の専門分野の本を読み進めよう

          完訳 7つの習慣 30周年記念版 単行本 – 2020/10/3 (キングベア出版) ミッションマネジメント: 価値創造企業への変革 単行本 – 1997/12/1 (アンダーセンコンサルティング) キャプランとノートンの戦略バランスト・スコアカード 単行本(ソフトカバー) – 2001/8/30(東洋経済新報社) ISO 9001:2015(JIS Q 9001:2015) 要求事項の解説 (Management System ISO SERIES) 単行本(ソフトカ

          新入社員に絶対にお勧めの7冊のビジネス本、社会で自主独立して生き残るために、まずはこれらを読んで、さらに自分の専門分野の本を読み進めよう

          継続的改善についてミーティングをしている時、欧米人はContinuous ImprovementとContinual Improvementを使い分けていることに気がついた。日本語では継続的改善と一つしかないが英語では2種類ある。

          この2種類の改善を組み合わせて改善していくしかいないが、日本の会社や行政で今一番必要なのはContinual Improvementである。 Continuous Improvement 同じやり方やプロセスで改善を目指す。自ずから達成度は良くても毎年数%の向上しかない。 Continual Improvement 階段を登るように急激的改善を目指すやり方で、それには今までのやり方を一気に変えるプロセス変更や、自動化を伴うデジタル化で改善を目指すやり方である。上手くいけば

          継続的改善についてミーティングをしている時、欧米人はContinuous ImprovementとContinual Improvementを使い分けていることに気がついた。日本語では継続的改善と一つしかないが英語では2種類ある。

          横浜市が4区(西区・保土ケ谷区・金沢区・瀬谷区)をモデルとして市民のアイディアを聞く試みを実施したのでいくつか投稿した。その3防災計画を見直し避難所を増やす。例えば西区の想定避難者数は31,905人だが避難所はわずか12箇所。定員1,000人(ぎゅうぎゅう詰め状態)なので単純計算で2,659人が避難することになる。

          防災計画書&BCP(事業継続計画)の更新現在の西区の防災計画書&BCPは、市役所作成の古く更新されていない防災計画書のコピー&ペーストである。これを実効性のあるものに更新する。 圧倒的に少ない地域防災拠点を増やす西区の大地震などの大災害時の想定避難者数は、31,905人であるのに、地域防災拠点はわずか12箇所である。定員が1,000人のところに単純計算で2,659人が避難することになる。これでは阪神淡路大震災の避難所よりもはるかに酷い避難所生活となるにも、関わらず行政は何年

          横浜市が4区(西区・保土ケ谷区・金沢区・瀬谷区)をモデルとして市民のアイディアを聞く試みを実施したのでいくつか投稿した。その3防災計画を見直し避難所を増やす。例えば西区の想定避難者数は31,905人だが避難所はわずか12箇所。定員1,000人(ぎゅうぎゅう詰め状態)なので単純計算で2,659人が避難することになる。

          横浜市が4区(西区・保土ケ谷区・金沢区・瀬谷区)をモデルとして市民のアイディアを聞く試みを実施したのでいくつか投稿した。その2市民参加を前提とした中期計画の進捗状況の説明会を開催し、市民が計画実施に直接参加する機会の提供を検討してほしい。特に高齢化で自治会や地域のコミュニティは後継者もなくあと5年もしたら壊滅するのではないか?

          市民参加を前提とした横浜市の中期計画の進捗状況の説明会を開催し、市民が計画実施に直接参加する機会の提供を検討してほしい。特に高齢化で自治会や地域のコミュニティは後継者もなくあと5年もしたら壊滅するのではないか? 例えば、中期計画の政策9「地域コミュニティの活性化」の主な施策1「自治会町内会等の運営支援の強化」で 「地域活動の活性化を図るため、地域の要である自治会町内会について各種広報媒体の活用等による加入促進を支援します。また、各区市民活動支援センター等の中間支援組織と連携

          横浜市が4区(西区・保土ケ谷区・金沢区・瀬谷区)をモデルとして市民のアイディアを聞く試みを実施したのでいくつか投稿した。その2市民参加を前提とした中期計画の進捗状況の説明会を開催し、市民が計画実施に直接参加する機会の提供を検討してほしい。特に高齢化で自治会や地域のコミュニティは後継者もなくあと5年もしたら壊滅するのではないか?

          横浜市が4区(西区・保土ケ谷区・金沢区・瀬谷区)をモデルとして市民のアイディアを聞く試みを実施したのでいくつか投稿した。その1現在の横浜市の基本構想(長期ビジョン)は中田宏もと市長時代の平成18年に策定した古臭いものである。これを3年ぐらいかけて多くの市民が参加し議論して決める。

          そもそもこのような市民からのアイディアを今更聞くのは、おかしい。少なくとも中期計画策定時に、一部の区だけではなかく多くの市民から意見を聞くべきものである。所謂ほんの一部の有識者からの意見を取り入れて計画を作成するのは間違っている。計画では「子育てしたい街」などどと言っているが、実際に行政が行なっているのは、花博への巨額の投与など全く真逆のことに税金を使っている。 現在(2023年10月31日時点)の横浜市の基本構想(長期ビジョン)は中田宏もと市長時代の平成18年に策定した古臭

          横浜市が4区(西区・保土ケ谷区・金沢区・瀬谷区)をモデルとして市民のアイディアを聞く試みを実施したのでいくつか投稿した。その1現在の横浜市の基本構想(長期ビジョン)は中田宏もと市長時代の平成18年に策定した古臭いものである。これを3年ぐらいかけて多くの市民が参加し議論して決める。