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#231 旅ログ 〜初めてだらけの香港〜

いつまで続くかわからないけれど、旅の日記のようなコラムのようなものを書ける時に少しずつ残してみようと思う。

今回乗ったキャセイ(Cathey Pacific)航空は香港の会社だけあって、ヨーロッパの航空会社と比べたら格段に食事が美味しかった。(もっとお高い日系の国際線に乗れる機会が少ないゆえの…💦)

こんなメニュー


香港では絶対美味しい中華がいただけると思うので、普段なら飛びつくはずのお米を選ばず、チキンとタリアテッレパスタの方にして、正解。赤ワインと合う!美味しい〜。食後のハーゲンダッツがちょうどいいサイズと溶け具合で満足。
朝食で選んだお粥 (congee) も良かった。

同じ会社の飛行機でも、食事はそれぞれ出航国のキッチンで作られている。イギリスで作られたものがこのくらい美味しかったら、日本で用意されたものはもっと自分の口に合うはず。となると帰りも期待できそう、とそんなことまで考え始める… どこまで食い意地が張っている…

香港の税関の列の長さには閉口したけれど、ちょうど他の便が着いた直後というタイミングの悪さだったともいえる。時間がかかったおかげでスーツケースはすでにターンテーブルで回っていたので、何が不幸で何が幸いという話じゃないなぁ、とちょっと達観できたようだ。

いつもは全部自分でやる旅だが、人生初の『お出迎え』を受ける。出迎える人の波の中に私の名前を持った人を見つけた時の嬉しさよ!
まずは外に出て29℃の熱波に打たれ、ほどなく快適な車へ。車窓から見る初めての香港に圧倒される。ビルディングが高い。商業ビルじゃない、アパートメント。このものすごい人口を抱えている感。

ひとつひとつの戸から人の営みが滲み出ていた

くっついているように見えるが、一棟ずつ独立していて、違う角度からはちゃんと隙間が見えていた。それにしても、他の住人から見られている感がすごいのではないか、と思う。
上の写真のようなまとまりが次々と幾つも現れては視界から消えていく。

そして港の規模。ここに世界中からどれだけのものが到着し、出荷されるのか、その上げ下ろしの設備に圧倒された。(こんな言い方しかできない語彙がもどかしい)

港じゅうが見渡す限りこんなもので埋め尽くされている

確かに香の『港』という名の通りだと納得だ。
『世界』じゅうと繋がっている規模が半端ないのだ。

言ってみれば私だって『港町』に住んでいる。
なのにこの規模の違いはなんなんだ⁉︎
初日から「すごいところに来ちゃったぞ」と心拍数が上がる。

来てみなければわからないことだらけだと実感する。


香港時刻17:00 現在、私はどうしようもない疲れと眠気と戦っている。イギリスから12時間かけて香港に到着した。着いた時点で時差7時間分何処かにすっ飛んだ営みがされている。お昼過ぎに着いたが、圧倒的に睡眠が足りてない。
香港のファミリーの邸宅で信じられないほど豪華な部屋のベッドに寝そべっている。
我が家はダブルベッドを夫婦で使っている。まあ十分なサイズだ。それを今、私はクイーンサイズベッドを独り占めしているのだ。至福!
だけど眠ってはいけない。ここでは眠らずに夜までは起きていた方が体は時間の方に慣れていくのだから…


香港時刻21:00、美味しい食事をいただいた。食後のフルーツの中に、今まで食べたことも見たことさえない果物が。
カスタードアップルともシュガーアップルとも呼ばれるその白っぽい物体はこれ。

https://edis.ifas.ufl.edu/publication/MG330


スイカのように口から吐き出すことしかできないような種が入っている。まさに南国。見た目とは違ったカラフルでクリーミィな味、美味しすぎる!


香港時刻7:20、3時半に目覚めてから眠れなくなってしまった。そのくせ頭を上げるとクラクラする。時差ボケ(jet lag) がやってきたようだ…

キリがないのでここでいったん投稿します。今日はこの街で暮らす長男とデート。
長男といえばコミュ力の高いあの子です。


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