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「何もしない」をするって楽しい

久しぶりに、何もしない土日を過ごしました。
正確には、実家の親と外食をしたり、弟とゲームはしましたが、自発的には何も予定を入れず流れるままの時間を過ごしました。

それが楽しかったことに驚いています。

今までは、目の前に何か楽しく過ごせる可能性があるなら絶対にそれを逃したくないという気持ちがあり、何も予定のない日が空虚な日のように感じていました。

仕事の疲れが蓄積し続けていたこともあり、先々週には仕事を夕方に切り上げ心療内科を受診しました。先生からは、「その働き方してたら無理もないですよ」と言われましたが、「自分は全然仕事できていないのに」と疲れ過ぎている事実を客観視できていませんでした。

話が脱線しますが、数ヶ月前に地上波で「プーと大人になった僕」を観ました。映画館でも観たので二回目でしたが、まさに今自分が気づくべきことが沢山セリフになっていた気がします。

大人になって仕事に追われるクリストファーロビンが、ボーッとしているプーさんに「何をしているんだ」と聞くと、「"何もしない"をしているんだよ」と当然のように答えます。

自分もいつの間にか"何もしない"を楽しめなくなっていたんだなと気づきました。

無理をして形にしようとしなくても、ちゃんと今自分はここに生きていて、目の前の現実と向き合っている。それだけでも案外、楽しいことに巡り会えるのかもと感じるだけの余裕ができました。

"何もしない"は、最高の何かに繋がる。

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