FA宣言(Free agent declaration)
FA宣言について
私事ではございますが、2024年度をもって戸田市との契約が満了することに伴い、この度、FA宣言*1したいと考えています。
私は常々、自治体のDX人材におけるいわゆる「やりがいの搾取」を問題視しておりまして、民間に行けば今より有利な条件で働けるにも関わらず、給料は通常の公務員と同じであることはもちろんのこと、せっかく業務に熱心に打ち込んでも、人事異動により全く異なった業務を担当することもあります。そうしたことから、近年では公務員から民間へ転職される方が多いのではないかと感じています。
民間に転職せす、自治体でDX関連の業務を続けられる方法として、川口市から戸田市に移るという、自治体への移籍の道もあることを実際に示してきましたが、幸いにして今年度は他の自治体等から2名、戸田市にDX専門人材として移籍してきたところです。
次のステップとしては、FA宣言することにより、自治体DX人材の地位の向上を目指したいと考えております。具体的には、金額等の条件を提示していただき、こちらで総合的に判断して移籍先を決定させていただく方法となります。たぶん、「たかが地方公務員が何を言っているのだ」とのご意見もおありでしょうが、このようなことが出来るのはある程度限られた者しか難しいと考えていますので、ご理解いだければ幸いです。
ご興味のある方は、下記フォームよりお問合せいただければと思います。
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昨年度の活動実績
昨年度の活動実績は下記を参照ください。
条件について
1.必須条件
業務時間外において一般社団法人デジタル広域推進機構の取り組みを制限されないこと。
業務時間外において地域情報化アドバイザー及び経営・財務マネジメント強化事業の取り組みを制限されないこと。
2.推奨条件
自治体におけるCIO業務やCDO業務等で自治体の立場を継続できること。
DXアドバイザー等でも可。
3.マイナス条件
単に民間企業の社員としての位置づけであり、自治体と全く関わりのないSEやPMOとしての業務であること。
※条件によっては、2023年度中もあり得ます。
*1 FA宣言(Free agent declaration)とは、移籍の自由を与えるための制度。主にプロ野球において、選手がその所属している球団から離れて、他の球団に移籍したいという意思表示をすること。ここでは自由に契約できる立場であることを宣言すること。
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