ため息俳句 更衣
年をとったればこそ身なりは小綺麗にしなさいというのが、日頃からの妻の自分への注意である。
ともすると、野良仕事の姿で外出しようとしたりして叱られる。とにかく普段着でどこでもでかけてしまうのが、彼女には気になるらしい。
いよいよ夏めいた日が続くに及んで、いつの間にか夏物の衣服に替えられていた。まあ、そういうことについては、小言のうるさい古女房であるが、ありがたことだ。
外しませうクリーニング屋のタグ更衣 空茶
タグをつけたまま、徘徊もしばしばなので。自分への注意喚起である。