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(静物1)「煮干し」

はがきサイズ
私は鉛筆淡彩で細密画を描くのが好きです。
鉛筆は下書きというのではなく、鉛筆でかっちり描いてから淡彩をかけ、その後また鉛筆で描き起こしています。

 使う鉛筆は2HからFまでのものをを多く使いますが、特に細部を描く時は5Hなど、濃くしたいときはBを使うこともあります。
鉛筆の種類はメーカーによって濃さが違うため、主には三菱鉛筆のHI-UNIをよく使っています。

 デッサンするときに複雑なものは一旦トレッシングペーパーなどに描いて形をとってから、それを水彩紙に写して描き進めています。
何度も水彩紙の上で修正すると紙が痛んでしまうためこのような描き方をしています。 


 できれば紙は硬めの方が描きやすく、アルシュ紙の極細目が使いやすいですね。
色をほとんど付けないような描き方の際はケント紙を使うことも多いです。
ハッチングで描いたり、擦筆やティシュペーパーを使ってこすったりして調子を整えますが、水彩絵具をかけるので鉛筆を濃く使うと色が濁ったりはじいたりすることがあるので注意が必要です。

とにかく時間をかけることが大事だと思っています。