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リアポ(REAL PORTRAIT NAGOYA2023)開幕!!

昨日 展示搬入をして 他の方々の作品に圧倒されながら
今年は仕事の関係上 週末しか在廊出来ないぞ・・・
って言ってましたが
もう居ても立っていられなくなって
社長に「仕事の進み具合では早めに帰ります!」って言って
何とか1時間くらいは・・・
って上手いことは行かず ダッシュで向かって初日の今日
30分だけ在廊してきました。

何度も見に行く意味

人それぞれ 出展する側にもスタイルや思いや見せ方もあり
見に行く側にも 好みもあるので
1度見に行って 気に入った作品を眺め
お話しできる人が居ればそれも聞ければ・・・
一般的には何でしょうけど

私の場合 やっぱりその作品を見て感じた思いも
作者側の思いも直に聞きたいし伝えたいので
なるべく多くの作者やモデルさんなど制作に関わった方の声を聞きたくて
行けるだけ行ってお会いできる人は会いたいと思ってます。

自分も出展者側で感想ノート出してるのに
あまり他の方の感想ノートに書ける事が少ないもの
その理由です。
形として文章が残るのは私だって嬉しいですけど
やっぱり声に出して伝えたいし
あれだけ多くの展示があれば
ノートに書く時間は十分に見たい作品が見終わったあとにしたいなと
自分は思って
限られた時間で出来るだけ多くの作品の背景も聞いてみたい事が先行してます。

今日の30分在廊で他の在廊者との会話で感じた事

これはあくまで今日の在廊の中でカメラマン同士で話題として話した内容の一部ですが。

同じモデルを多く撮る事と 色んなモデルさんを撮ること

やはりポートレートカメラマンとして撮ってると
色んな意味で撮りやすいモデルさんって居ます。
もちろん人気のモデルさんは 色んな意味でそれに長けてる人が多く
カメラマンの求める事に的確なかえしが出来たり、
表情が多彩だったり、人柄が良く色んな意味で接しやすかったり
性格を含めた相性もあったりします。

自分自身もやはりそうで このモデルさんとは撮りやすいし
色んなパターンの撮影を試してみたい
そう思えるモデルさんは撮る回数が多くなります。

ただ このモデルさんを自分が撮った写真が好きって言われるのは
もちろん嬉しい事ですが
色んなカメラマンさんに撮ってもらい
自分自身も色んなモデルさんを撮ってこそ
またその後に よく撮ってたモデルさんを撮る時の成長が大きいかな
っと思います。
だからこそ モデルさんには溺愛?しても独占はしない
いい意味で 浮気はしないと・・って思います。

同じモデルさんを似たようなシチュエーションで
凄く良い写真を撮られると
嫉妬みたいに悔しい気持ちはやはり人間ですからあります。

そこはやはり相手カメラマンさんの信頼感や技術的にも感性にしても
自分より高かったから出来た写真なので
ただ嫉妬 キィー!じゃなくて
冷静に自分に何が足りないか考えないとですね。

もちろん色んな方を撮影してても
決まったモデルさんとは定期的に長く撮ってる方は
そのモデルさんの人として成長も見て記録して作品として残せる
って醍醐味もありますよね。
最初に撮った時の初々しさが今はこんなに成長して・・・
ってのは 子を持たない自分でも嬉しいものです。

撮る、レタッチ、加工

写真をただの記録では無く 作品とするポトレにおいて
撮って出し(レタッチや加工をしてない)撮影時そのままの写真
で完成するのが理想
って考え方もあります。

私自身そのモデルさんが撮りたくてオファーしての撮影なので
そのモデルさんじゃない程のレタッチや加工は
したくないし
リアルな肌質も表現として大事だし
とは言えモデルさんの体調などにも左右される
実際にそこにあっても違和感が出るなら
消すのもありだし
逆に無いの物を足すのもありではある。

私自身 今まで2回程度しか発表写真に使った事は無いが
フォトショップでの「ゆがみツール」での加工もある。
これを使えば モデルさんのプロポーションも変えれるが
私が使う場合はモデルさんの姿勢などで違和感感じる
体勢に見える時に違和感を消す程度。

それに最近はLightroomでも
マスク機能で 被写体やその一部分や背景や空を個別に色調などの調節が出来る
十分な機材を持たない自分にとって
やはり被写体と背景との見え方の差を調節などは当たり前のレタッチになってきた。

それに今回のリアポ作品で自分は2本の単焦点レンズのみで撮影してる。
それも余程その辺りの知識深い人でも分かりずらい使い方で撮影してる。
背景を意識した写真なのに 実は中望遠の85mmで撮影してたり
50mm程度の標準レンズでの撮影なのに意外と広く写ってたり。
そんな高価なレンズを多くは所有してない自分なりの工夫だけど
実は 最近Photoshopに追加された AI生成拡張で背景を足してる写真もある。
これに関しては 自分自身でも
そこに実際にあった訳でない背景を足すのは・・と悩んだけど
こう撮りたかった・・を表現する一部として使ってる。

実際に展示してる写真で自分が在廊時には話しますが
実はこの写真こんな事して出来上がった・・・
なんてのも話し合うのも
展示会場での楽しみではないかなと 自分は思う。

それこそ今ではイメージを伝えるだけで
AIが考えた画が出来上がってしまう世の中
作者がAIなのか自分なのか そこの匙加減は
自身として大事な事だと思う。

まだまだ 未熟な部分も多い私ですが サポート頂けると 今後の記事投稿に活かせるように利用させて頂きます。